アウトドアの楽しさを手軽に味わえるデイキャンプ。初心者でも気軽にスタートでき、必要なキャンプギアも少なくて済み、レンタルも可能。さらに、忙しい日常に困っている人に朗報!連休を取らずして、たった1日でキャンプの醍醐味を満喫できます。
しかし、デイキャンプにはデメリットも。遠くのキャンプ場に足を運ぶことが難しく、アクセスが制限されることがあります。また、ソロキャンパーの方は注意が必要。車での移動が主流な中、お酒が飲めないのがちょっと残念。それでも、手軽にアウトドアの空気を楽しむなら、デイキャンプがぴったり!どんなに忙しくても、自分時間を大切にしたい方におすすめのアクティビティです。
デイキャンプのメリット3選 日帰りで手軽に始めよう!
初心者でも手軽に始められる。
キャンプを始めるって、お金がかかりそう
テントに泊まるのはちょっと抵抗が、、、
デイキャンプ で費用(コスト)をかけずに、気軽にキャンプデビューしよう
デイキャンプの醍醐味は初心者でも手軽にキャンプを始めることができること。キャンプ をするには、初期費用がなにかとかかってしまうイメージがあるかもしれませんが、デイキャンプだと、その費用を大幅に下げることができます。その理由を説明して行きたいと思います。
まずキャンプ場を利用してキャンプをすると、使用料金がかかります。これはキャンプ場の使用人数、立地や施設、フリーサイトなのか区画サイトなのかなど色々な要素によって変わってきますが、思ったより高いと感じる人もいるかもしれません。しかしデイキャンプだと、一般的に1泊2日の泊まりのキャンプと比較して、費用はだいたい半額から1/3ぐらいに設定されていることが多いです。
下の表は、アニメ「ゆるキャン△」でも登場した、キャンパーの聖地と呼ばれる「ふもとっぱらキャンプ場」の料金表です。
※2022年7月現在の情報
〜翌日14:00 | 1泊2日〜当日17:00 | 日帰り|
大人(中学生以上) | ¥1,000 | ¥500 |
小学生 | ¥500 | ¥250 |
未就学児 | ¥0 | ¥0 |
上記の料金に加え、移動手段によって下の表の料金がかかります。
〜翌日14:00 | 1泊2日〜当日17:00 | 日帰り|
普通車 軽自動車 中型車 | ¥2,000 | ¥1,000 |
バイク 自転車 | ¥1,000 | ¥500 |
大型車 キャンピングカー キャンピングトレーラー | ¥4,000 | ¥2,000 |
全ての項目で、価格が半額になっていることが分かります。キャンパーの聖地と呼ばれる「ふもっとぱらキャンプ場」にもデイキャンプ でいけることを知ったときにビックリした記憶があります。
このように、多くのキャンプ場でデイキャンプ(日帰り)にも対応していることがほどんどです。外で泊まること、テントで泊まることに抵抗のある人も、景色のいいキャンプ場でゆっくり景気を眺めたり、アクティビティが楽しめるキャンプ 場で体を動かしに出かけてみてください。
ここまではキャンプ場を利用することを前提で記事を書いてきました。その理由は、” らくにキャンプ ”を始める、楽しむためには有料で料金はかかるが、トイレや炊事場、ゴミ捨て場が設置されていたり、管理棟でキャンプ用品を販売していたりと安心にキャンプをすることができるからです。
河原や野営地なら無料でキャンプ できるのでは??
結論から言うと、「無料」でキャンプ できます。しかし初心者にはあまりオススメできません。
その理由は、” らくにキャンプ” できない場所が多いからです。人の手が入っていない野営地は、自然を存分に味わうことできるというメリットがある反面、人が手が入っていないということはトイレや炊事場がなかったり、ゴミ捨て場がないのでキャンプ ででたゴミは全て持ち帰りになります。忘れ物をしても管理棟がないので、備品を買い足すこともできません。
また、その土地をどのように使用して良いかのを、各自治体や所有者に確認しないとトラブルの原因にもなります。
中には、トイレや水道が設置されていてデイキャンプ やBBQをすることが許可されている河原等もあるので、そのような場所であれば、少し慣れてきたら利用してみるのも良いかと思います。
必要なキャンプギアが少なくて済む。レンタル品でもOK!
どんなキャンプ 道具から揃えればいいの
「まずはこれだけ揃えましょう」というものはありません。これがデイキャンプ と泊まりキャンプ の大きな違いだと言っても過言ではありません。100人いれば100通りのデイキャンプ があるので、必要に応じて道具は揃えて行けば良いと思います。
泊まりキャンプになると、特別な場合を除きテントはマストアイテムになってきます。そのほかにも夜を過ごすことになるのでランタンなどの灯りやマットやシュラフ、1泊2日分の食料を保存する大きめのクーラーボックスなど、多くのマストアイテムが必要になってきます。
しかし、デイキャンプにはそれがないのです。道具を一式揃えるのはハードルが高いと思う人こそデイキャンプをオススメします。
下の表に一部ですがデイキャンプで使うものを挙げてみました。
ポップアップテント | タープ | ペグ | ハンマー |
テーブル | チェア | レジャーシート | シングルバーナー |
ツーバーナー | BBQグリル | 焚き火台 | トング |
チャッカマン | ライター | マッチ | ナイフ |
カッティングボード | 食器 | クーラーボックス | 虫除け品 |
あとは自分がやってみたいことに必要な道具だけを揃えてあとはキャンプ場へ向かいましょう。泊まる訳ではないので、なくてもなんとかなります。いざデイキャンプ をしてみて必要性を感じたら、次の機会までに購入すればいいのです。そうやって少しずつキャンプギアを増やしていくのも楽しみの一つになるし、本当に使うものだけを買い足していくのでコスパいいですよね。
最近はチェアリングといって、「お気に入りのアウトドアチェア1つだけ持って好きな場所に行き、コーヒーとサンドウィッチを食べながらゆっくりと時間を過ごす」というのが話題になったりもしました。それだってデイキャンプの一部だと思います。でも最初からキャンプらしさを出したいのであれば、タープを張ると一気にそれっぽさが出るのでオススメです。
キャンプに興味あるけど、そもそもキャンプ続けるかわからないから買うのはちょっと、、、
という人にはレンタルすることをオススメします。キャンプ場の予約の段階で併せて道具(タープ、焚き火台、チェアetc)も予約できるキャンプ場はたくさんあります。またレンタル品をネットで借りて、自宅や直接キャンプ場まで配送してもらうこともスマホひとつでできる世の中です。
↓購入する前に一度レンタルで試してみるのもおすすめです、hinataレンタルなら1つから借りることができます。
連休が取れなくても1日でOK!
仕事が忙しくて連休がなかなか取れない
そんな時こそデイキャンプです。1日あれば、キャンプを楽しめます。なんなら目的さえ絞れば半日でも十分楽しめます。
私のデイキャンプの楽しみ方をいくつか紹介します。
自然の中でゆっくり過ごす
「仕事や家事育児が忙しい」、「なかなか連休が取れない」そんなあなただからこそ、自然の中に繰り出しましょう。家のソファーに座ってテレビをダラダラ見るのと、青い空の下でアウトドアチェアに座って川の流れを見るのと、同じ時間を過ごすなら後者に楽しさや癒しを感じる人が多いでしょう。私はそうやって休日に元気をチャージしています。
いつもは作らない料理を作る
外で食べるご飯は格別です。敢えて家では作らない料理にチャレンジするのもデイキャンプの一つの楽しみになっています。
定番キャンプ飯である、ローストビーフ、ビア缶チキン、パエリアあたりは私はキャンプで初めて作りました。また家で揚げ物をするのが苦手なので、外で串カツや唐揚げをして揚げたてを楽しみます。上の写真はパエリアパンで焼いたスペアリブです。
焚き火は昼でもできる
デイキャンプは昼に行うものだから、焚き火はできないと思っている人もいるかもしれませんが、焚き火は昼からできます。
私は焚き火を楽しむために、デイキャンプに行きます。キャンプ場に到着して、設営が完了したら、そこから火起こしを始めます。火を育てながら、鑑賞し、時には料理に使い、また鑑賞します。
アクティビティに挑戦する
走り回れる広場があるなら、フリスビーやバドミントンをしてもよし。モルックやスラックラインなど、キャンプらしいアクティビティに挑戦してもよいでしょう。←楽しくてみんなでできてハマります
川が近くにあるなら、川遊び、釣り、SUP、ラフティングも非日常で楽しいです。楽しみ方は無限大です。
以上、デイキャンプのメリットでした。
できない理由を探すより、やりたいことに目を向けて、自然の中に飛び出してみませんか
デイキャンプのデメリット2選
メリットは分かったけど、デメリットってないの
遠くのキャンプ場に行けない。
デイキャンプは当たり前ですが日帰りなので、1日のうちに行き帰りの両方の移動時間がかかります。行ってみたいキャンプ場があったとしても、遠方だとせっかくいっても現地で過ごせる時間が短く限られたものになってしまいます。
私の場合、片道約2時間以内が一つの基準になっています。高速道路を使えば約200キロまでですね。幸いにも、住んでいるところから200キロ以内に有名なキャンプ地が色々ありますので、そこまで私は困っていません。
ソロキャンで移動手段が車だとお酒が飲めない。
泊まりキャンプであれば帰りは翌日なので、夜ご飯や焚き火とともにお酒を楽しむことができます。しかしデイキャンプではそれができません。
このデメリットは人によってダメージの大きさは違うでしょう。ノンアルでも全然平気だという人なら車で出かけてもいいし、そうで無ければ家族、友人などと複数で行くか、公共交通機関を使用して移動しましょう。
まとめ
デイキャンプは手軽で初心者にも最適なアウトドア体験。その魅力を余すことなく享受できる反面、遠距離へのアクセス制限やソロキャンパーのお酒制約がデメリット。しかし、デイキャンプの魅力は初心者でも手軽に始められ、必要なキャンプギアも少なくて済み、連休を取らずしても1日で十分な満足感を得られること。費用も泊まりキャンプに比べ格段に抑えられ、キャンプデビューに最適。
デイキャンプは日帰りでアウトドアを楽しむ新たなスタイルであり、忙しい日常に取り込みやすいアクティビティです。キャンプ初心者でも、自然の中でゆったりと過ごし、アクティビティを楽しむことで、デイキャンプならではの醍醐味を堪能できます!
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都心から1時間とアクセスが良く、緑豊かで自然を感じられる相模原は家族でデイキャンプ先にもってこいです!