【初心者向け完全ガイド】冬のデイキャンプはこれで完璧!服装・持ち物リストと楽しみ方を徹底解説 

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【初心者向け完全ガイド】冬のデイキャンプはこれで完璧!服装・持ち物リストと楽しみ方を徹底解説 

「冬のキャンプって、寒そうでハードルが高い…」 そう思っていませんか?私も以前はそうでした。しかし、実際に冬に「デイキャンプ」を試してみたところ、驚くほど快適で、夏とは全く違う魅力にすっかりハマってしまったんです。

この記事では、冬キャンプの最大の不安である「寒さ対策」、つまり具体的な服装や持ち物を徹底的に解説します。

この記事を読めば、あなたのこんな不安や疑問がすべて解決します。

  • 冬のデイキャンプって、具体的に何を着ていけばいいの?
  • 寒くないようにするには、何を持っていけばいい?
  • 初心者でも楽しめる、冬ならではの魅力って何?

しっかり準備さえすれば、冬のデイキャンプは初心者にとって最高の体験になります。この記事をガイドブック代わりに、新しい季節の扉を開いてみませんか?

目次

冬デイキャンプが初心者にこそ最適な5つの理由

冬デイキャンプが初心者にこそ最適な5つの理由

「冬のキャンプはベテラン向け」そんなイメージがあるかもしれませんが、実は宿泊を伴わない「デイキャンプ」に限れば、冬こそ初心者がキャンプの本当の魅力を知る絶好のシーズンなんです。

なぜなら、夏のキャンプで初心者がつまずきがちな「不快なこと」が少なく、冬ならではの「心地よさ」が際立つからです。

この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
おかげさまで、このブログは月間3.2万人を超える読者の皆様にご覧いただけるまでになりました。
「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

理由1:「虫ストレス」から完全に解放される

夏のキャンプで避けて通れないのが、蚊、ブヨ、アブといった不快な虫たち。 「自然は好きだけど、虫だけは本当に苦手…」という方は非常に多いです。私もその一人で、夏は入念な虫対策が欠かせません。

しかし、冬のフィールドに彼らの姿はほとんどありません。虫除けスプレーを何度も塗り直す必要も、テントに入り込んだ羽虫に怯える夜もありません。虫がいないというだけで、キャンプの快適度は劇的に向上します。 これまで虫が理由でキャンプをためらっていたパートナーや家族を誘う、最高の口実になるはずです。

理由2:キャンプ場が空いていて「贅沢なプライベート空間」を満喫できる

冬場のふもっとぱらキャンプ場

夏のハイシーズンには予約争奪戦になる人気のキャンプ場も、冬は嘘のように静けさを取り戻します。

  • 予約が取りやすい: 思い立った週末に、ふらっと予約できる可能性が高いです。
  • サイトを広々使える: 隣との距離を気にすることなく、自分たちのペースでゆったりと過ごせます。
  • 料金が安くなることも: オフシーズン料金を設定しているキャンプ場も多く、お得に利用できる場合があります。

常に人で賑わう夏とは違い、静寂の中で自然の音に耳を澄ます時間は、まさに贅沢そのもの。「キャンプって、こんなに落ち着けるんだ」という新しい発見がきっとあります。

理由3:焚き火が「主役」になる、最高の季節

キャンプ場でランタンを灯しながら焚き火を楽しんでる様子

キャンプの象徴とも言える焚き火。夏は暑さとの戦いになりますが、冬はまさにキャンプの主役として、その真価を最大限に発揮します。

  • 【暖】最高の暖房になる: 冷たい空気の中で、パチパチと音を立てて燃える炎。その遠赤外線効果で体の芯からじんわりと温まる感覚は、他のどんな暖房器具でも味わえない至福の体験です。
  • 【食】料理がもっと美味しくなる: 焚き火でコトコト煮込むスープや、熾火でじっくり焼くお肉や野菜は格別の美味しさ。調理そのものが楽しいアクティビティになります。
  • 【癒】ただ眺めているだけで満たされる: ゆらめく炎には、人をリラックスさせる「1/fゆらぎ」の効果があると言われています。ただ無心に炎を眺めているだけで、日常のストレスが溶けていくような感覚を味わえます。

この「暖・食・癒」を一度に体験できる冬の焚き火は、間違いなくあなたをキャンプの虜にするでしょう。

「これから焚き火を始めたいけど、何を選んだらいいか分からない…」という方に、私が心からおすすめしたいのが、ユニフレームの「ファイアグリル」。 調理のしやすさ、設営の簡単さ、そして長年使える頑丈さ。まさに”焚き火台の王道”であり、初心者からベテランまで、多くのキャンパーに愛され続ける不朽の名作です。これを選んでおけば、まず間違いありません。

▼”迷ったらコレ!” 焚き火台の決定版 [ユニフレーム ファイアグリル]

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【徹底比較】初心者にもおすすめの焚き火台|選び方のポイントも解説

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【完全ガイド】焚き火を最大限楽しむためのおすすめアイテム

理由4:天候が安定し、澄んだ空気の中で快適に過ごせる

高田橋河川敷2024年11月②

キャンプ初心者にとって、天候は計画を左右する重要な要素です。その点、冬は非常に優れたシーズンと言えます。

  • 晴天率が高く、計画が立てやすい: 多くの地域で、冬は一年で最も降水量が少なく晴れる日が多い季節です。雨で中止になるリスクが低く、安心して計画を立てられます。
  • 空気が澄みわたり、絶景が広がる: 湿度が低い冬は、空気がクリアで景色の解像度が格段に上がります。夏には霞んで見えなかった遠くの山々の稜線や、夜になれば満点の星空など、冬ならではの息をのむような美しい風景に出会えます。
  • 汗をかかずに設営・撤収できる: 夏の炎天下での設営・撤収作業は、少し動いただけでも汗だくになり体力を消耗します。しかし冬なら、汗や熱中症の心配なく落ち着いて作業に集中できます。バドミントンなどのアクティビティも快適に楽しめるのは、大きなメリットです。

このように、冬の安定した気候は、景色を楽しむにも、体を動かすにも、最高のコンディションを提供してくれます。

とはいえ、冬の澄んだ空気は時にキリっと冷たく感じるもの。焚き火に加えてもう一つ暖房器具があると、安心感と快適さが格段にアップします。

特に、手軽に暖を取りたいなら「カセットガスストーブ」が非常に便利。薪ストーブのような本格的な準備は不要で、燃料の扱いも簡単なので初心者には最適です。最近はおしゃれなデザインのモデルも多く、サイトの雰囲気を壊しません。また、「ポータブル電源」があれば電気ストーブや電気毛布なども使え、お座敷スタイルなど楽しみ方の幅がさらに広がります。

中でも、屋内外で使えて持ち運びも簡単なイワタニの「マイ暖」は、最初の一台として多くのキャンパーから支持されています。コードレスなので、どこでもすぐに暖かい空間を作れるのが魅力です。

▼最初の一台におすすめ!手軽で暖かい [イワタニ ポータブルタイプ カセットガスストーブ マイ暖]

もちろん、他にも火力やデザイン、燃費など、様々な特徴を持ったモデルがあります。自分のキャンプスタイルにぴったりの一台を探すのも、冬キャンプの楽しみの一つです。
▼もっと比較して選びたい方はこちら

理由5:体の芯から温まる「汁物料理」が格別に美味しい

これはもう説明不要かもしれません。寒い屋外で、湯気の立つアツアツの料理をフーフーしながら食べる。 これこそが冬キャンプの食の醍醐味です。

特に、おでん、豚汁、ポトフ、鍋料理といった「汁物」は、冷えた体を芯からじんわりと温めてくれる最高のごちそうです。

また、汁物料理は初心者でも失敗が少なく、家庭と同じような感覚で手軽に作れるのも魅力。焚き火でコトコト煮込めば、雰囲気も味も格別です。この美味しさを味わうためだけに冬のデイキャンプに行く価値がある、と言っても過言ではありません。

▼冬キャンプの定番!絶品おでんの作り方はこちらで詳しく解説しています 冬にやりたいキャンプ飯おでんのコツを紹介

【最重要】冬デイキャンプの服装ガイド|もう「寒い」とは言わせない!

基本は「3つの重ね着(レイヤリング)」を意識しよう

冬のデイキャンプが成功するかどうかは、服装にかかっていると言っても過言ではありません。ポイントは「重ね着(レイヤリング)」です。

基本は「3つの重ね着(レイヤリング)」を意識しよう

高価なアウトドアウェアを揃えなくても、手持ちの服をうまく組み合わせることで十分に対応できます。

  1. ベースレイヤー(肌着): 汗を素早く吸い、乾かしてくれる化学繊維のものがおすすめ。「ヒートテック」のような機能性インナーも有効です。綿素材は乾きにくく汗冷えの原因になるため避けましょう。
  2. ミドルレイヤー(中間着): 体温を保持する役割。フリースや薄手のダウンジャケット、セーターなどが適しています。暖かさだけでなく、動きやすさも考慮して選びましょう。
  3. アウターレイヤー(上着): 風や雨を防ぐ役割。風を通しにくいウィンドブレーカーやマウンテンパーカーが最適です。防水性があれば、急な天候の変化にも対応できて安心です。

この3枚を基本に、気温に合わせてミドルレイヤーを調整するのがコツです。

忘れちゃいけない!体の「首」を温める防寒小物

忘れちゃいけない!体の「首」を温める防寒小物

体の中でも特に「首」「手首」「足首」の3つの”首”を温めると、体感温度がぐっと上がります。

  • ニット帽
  • ネックウォーマー
  • 暖かい手袋
  • 厚手の靴下

これらは低コストで防寒効果を大きく高められるアイテムなので、必ず用意しましょう。

モデルケースでも紹介した「ネックウォーマー」や「靴下」ですが、その素材によって暖かさは劇的に変わります。私が愛用する最強の防寒小物を、こちらの記事で詳しく紹介しています!

▼ 体感温度が激変!詳しくはこちら

【気温別】冬デイキャンプの服装モデルケース

天気が良く暖かい日(10℃前後)

  • 上半身: ヒートテック + フリース + マウンテンパーカー
  • 下半身: ヒートテックタイツ + 暖パン(裏起毛のパンツなど)
  • 小物: ニット帽、ネックウォーマー

風が冷たい日(5℃前後)

  • 上半身: ヒートテック + 厚手のフリース or 薄手のダウン + 風を通さないアウター
  • 下半身: ヒートテックタイツ + 暖パン + (必要なら)オーバーパンツ
  • 小物: ニット帽、ネックウォーマー、手袋、厚手のウール靴下

【完全版】冬デイキャンプの持ち物チェックリスト(印刷・スクショOK)

冬デイキャンプの持ち物チェックリスト

忘れ物がないように、リストを使って準備しましょう!

絶対に必要!必須の持ち物リスト

  • [ ] 焚き火台
  • [ ] 薪、着火剤、ライター
  • [ ] 火ばさみ、耐火グローブ
  • [ ] チェアテーブル
  • [ ] クーラーボックス冬でも食材の凍結防止や保温に役立ちます
  • [ ] 調理器具(クッカー、ケトル、ナイフ、まな板など)
  • [ ] 食器類(皿、コップ、箸など)
  • [ ] 飲み水、食材
  • [ ] ゴミ袋
  • [ ] (必要なら)タープ、ペグ、ハンマー

あると快適度が劇的アップ!持ち物リスト

  • [ ] ブランケット、ひざ掛け: 手軽に暖を取るのに最適。
  • [ ] 湯たんぽ or カイロ: 椅子に座っている時にお腹や腰を温めると快適です。
  • [ ] ポータブル電源: 電気毛布やスマホ充電など、活用の幅が広がります。
  • [ ] 暖かい飲み物(入れた水筒): すぐに温かいものが飲めるとホッとします。
  • [ ] 焚き火リフレクター: 焚き火の熱を反射させ、前方を効率的に温めます。
  • [ ] 暖房器具: 焚き火以外の熱源があると安心感が違います。

暖房器具(あると快適)

冬のデイキャンプでは、焚き火だけでも暖を取れますが、手軽な暖房器具が一つあると快適さが格段にアップします。特に、火の管理が難しい小さなお子様連れのファミリーにはおすすめです。

手軽さと安全性で選ぶなら「カセットガスストーブ」
初心者の方や、準備・撤収を素早く済ませたいデイキャンプでは、燃料の扱いが簡単なカセットガスストーブが最適です。コンパクトで持ち運びやすく、すぐに暖が取れるのが魅力です。

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パワフルさで選ぶなら「石油ストーブ」
本格的な寒さ対策をしたい方や、今後の泊まりキャンプも見据えている方には、よりパワフルな石油ストーブも選択肢になります。独特の雰囲気と高い暖房能力が魅力ですが、換気など安全な使い方をしっかり理解しておくことが重要です。

▼詳しくはこちらをチェック

▼キャンプ道具のレンタルも賢い選択

「冬用の道具をいきなり揃えるのは不安…」という方は、レンタルサービスを利用するのもおすすめです。「hinataレンタル」なら、ポータブル電源やストーブも手軽に借りられます。

出典:hinataレンタル冬キャンプ大満喫セット(4人用)

キャンプ用品のレンタルサービス「hinataレンタル」なら冬のファミリーキャンプ必要なアイテムがセットになった、hinataレンタル冬キャンプ大満喫セット(4人用)を借りる事ができます。基本一式セットのビギナーセットを軸に、冬キャンプを楽しむために欠かせないアイテムが全て揃っているので、ハードルが高いと思っていた冬キャンプが基本的な寝泊まりから、食事、焚き火まで完璧に楽しめます。テントや焚火台以外にも、電気毛布やストーブ、ポータブル電源など冬用アイテムだけ借りる事もできます。

セットは2人用や3人用もあり、他にも焚き火セットやアイテム単品でもレンタルできます!

冬デイキャンプが10倍楽しくなる!とっておきの過ごし方5選

冬デイキャンプが10倍楽しくなる!とっておきの過ごし方5選

万全の準備が整ったら、いよいよ冬デイキャンプの醍醐味を味わう時間です。ここでは、あなたの冬キャンプを最高の思い出に変える、とっておきの楽しみ方をご紹介します。

楽しみ方①:「炎」を育てる。最高の焚き火時間を味わう

ユニフレームの焚火台ファイアグリル
ユニフレームファイアグリル

冬キャンプの魅力、その中心にあるのは間違いなく「焚き火」です。ただ暖を取るだけでなく、薪を組み、火を熾し、安定した炎へと「育てる」過程そのものが、日常では味わえない特別な体験となります。

寒い中で揺らめく炎を眺め、薪のはぜる音に耳を澄ます時間は、何物にも代えがたい癒やしを与えてくれます。この最高の体験は、あなたのキャンプスタイルに合った最高の相棒=『焚き火台』があってこそ実現します。自分にぴったりの一台を見つけることが、冬キャンプ成功への第一歩です。

▼あなたのスタイルに合う一台が必ず見つかる!
【徹底比較】初心者にもおすすめの焚き火台|選び方のポイントも解説

楽しみ方②:熱々がごちそう!失敗しない「冬キャンプ飯」を極める

寒い屋外でフーフーしながら食べる、湯気の立つ温かい料理。これぞ冬キャンプの至福の瞬間です。焚き火でコトコト煮込む料理も魅力的ですが、「もっと手軽に、でも本格的な料理を楽しみたい!」のが本音ではないでしょうか。

そんな時に絶対的な信頼を置けるのが、アウトドアに特化したカセットコンロです。家庭用とは違い、冬の冷たい風の中でも火が消えにくい「風防ユニット」や、重いダッチオーブンも乗せられる頑丈な「五徳」を備えています。その代表格が、多くのキャンパーが愛用するイワタニの「タフまる」シリーズ。あなたの料理スタイルに合わせて最適なモデルを選べば、冬のキャンプ飯のレベルが劇的に上がります。

▼料理好きキャンパー必見!あなたに必要なのはどっち?
【徹底比較】カセットコンロの王道『タフまる』と『タフまるJr.』どちらを選ぶべき?

楽しみ方③:冬こそ楽しい!新定番アクティビティ「モルック」に挑戦

モルック

「冬は寒くて動きたくない」なんて思っていませんか?実は汗をかきにくい冬こそ、アクティビティに最適な季節です。バドミントンやフリスビーも良いですが、せっかくなら周りとちょっと差がつく、おしゃれで誰もが夢中になれる新定番「モルック」はいかがでしょう。

ルールは「木の棒を投げて、数字が書かれたピンを倒す」だけと非常にシンプル。なのに驚くほど奥が深く、子供から大人まで、運動神経に関係なく一緒に盛り上がれるのが最大の魅力です。厚着のままでも気軽に楽しめるので、冬のデイキャンプにまさにうってつけ。次のキャンプの主役になること間違いなしです。

▼次のキャンプでヒーローに!ルールと魅力を徹底解説
【キャンプの新定番】モルックのルールは超簡単!魅力とおすすめ商品も紹介

楽しみ方④:魔法の保温力で実現する「冬空あったかカフェ」

美しい景色を眺めながら、温かい飲み物でホッと一息。これも冬キャンプの醍醐味です。しかし、その体験をさらに格上げする方法があります。それは、高性能な「スープジャー」を活用すること。

朝、家で熱々の具沢山スープや豚汁、カレーなどをスープジャーに入れて持っていくだけで、お昼には火にかけることなく、アツアツのまま食べられるのです。これはまさに「持ち運べるコンロ」。お湯を沸かす手間も、現地での調理時間も必要ありません。飲み物だけでなく「食べるスープ」という選択肢が加わることで、あなたの冬空カフェはもっと豊かで温かいものになります。

▼ランチの革命!冬キャンプの必需品「スープジャー」の選び方
スープジャーおすすめ紹介!温かい最強の保温力はどれ?

楽しみ方⑤:澄みきった空気を写す「冬の絶景ハント」

空気がキリっと澄み渡る冬は、絶景ハンティングに最高の季節です。湿度が低いため、夏には霞んで見えなかった遠くの山々の稜線もくっきりとシャープに見えます。

太陽の光が低い角度から差し込むことで生まれる長い影、キラキラと輝く霜、そして息をのむほど美しい夕焼け。スマホのカメラでも、っと息をのむような一枚が撮れるチャンスに満ちています。美しい景色を写真に収め、最高の思い出を持ち帰りましょう。

冬デイキャンプの不安を解消!初心者あるあるQ&A

冬デイキャンプの不安を解消!初心者あるあるQ&A

初めての冬デイキャンプ、楽しみな反面、色々な疑問が浮かびますよね。ここでは初心者が抱きがちな質問に、具体的にお答えします!

Q. 服装は、本当に手持ちの服だけで大丈夫?高価なアウトドアウェアは必要?

A. はい、まずは手持ちの服の「重ね着」で十分対応可能です。
いきなり高価な専用ウェアを揃える必要はありません。多くの方が持っているであろうユニクロの「ヒートテック」や「フリース」は、冬キャンプで非常に優秀なベース・ミドルレイヤー(中間着)になります。重要なのは、「ベース・ミドル・アウター」という重ね着の基本を守ることです。詳しくは本記事の「服装ガイド」を参考に、まずは手持ちの服で工夫してみてください。

Q. 色々対策しても、やっぱり寒くなったらどうすればいい?

A. 焦らず、体を温めるアクションを取りましょう。
万が一寒さを感じた時のために、以下の方法を覚えておくと安心です。

  1. 温かい飲み物を飲む: 体の中から直接温めるのが一番効果的です。スープやココア、白湯などをすぐに飲めるよう、お湯を沸かしておくか、保温ポットで持参しましょう。
  2. 軽く体を動かす: じっと座っていると体温は下がりがちです。少し歩き回ったり、その場で屈伸やストレッチをしたりするだけでも血行が良くなり、体が温まります。
  3. 使い捨てカイロを活用する: 貼るタイプのカイロを、お腹や背中(肩甲骨の間)、腰に貼ると全身が効率的に温まります。靴用のカイロも足先の冷えに非常に効果的です。

Q. デイキャンプでもテントは張ったほうがいいの?

A. 必須ではありませんが、「タープ」があると格段に快適になります。
デイキャンプで居住空間を作るなら、テントよりも設営・撤収が簡単なタープがおすすめです。タープは日差しを防ぐだけでなく、冷たい風を防ぐ壁としても機能します。一枚あるだけで体感温度が大きく変わりますし、「自分たちの基地」というプライベートな空間ができて、キャンプ気分も盛り上がります。

Q. 電源がないサイトでも使える、おすすめの暖房器具は?

A. 手軽さなら「カセットガスストーブ」、パワフルさなら「石油ストーブ」がおすすめです。

手軽さを最優先するなら、家庭用のカセットボンベが使えて操作も簡単な カセットガスストーブがおすすめ です。デイキャンプなら十分な暖かさを確保できます。どんなモデルがあるか、選び方は下記の記事で詳しく解説しています。

一方で、真冬の厳しい寒さにも対応できるパワフルさを求めるなら 石油ストーブ が強力な選択肢です。ただし、一酸化炭素中毒のリスクを避けるため、必ず屋外で、換気に十分注意して使用する必要があります。安全な使い方や選び方は、まずはこちらの記事でしっかり確認してください。

Q. 子供連れで特に気をつけることはありますか?

A. 「こまめな体温調整」と「火からの距離」が最重要です。
子供は夢中で遊んでいると、汗をかいたり、逆に体が冷えていることに気づかなかったりします。大人が定期的に首元に手を入れて汗をかいていないかチェックし、必要に応じて上着を脱ぎ着させてあげましょう。 また、焚き火やストーブには絶対に近づきすぎないよう、「ここから内側には入らない」という明確なルールを最初に決めて、大人が常に目を離さないようにしてください。温かいココアやスープなど、子供が喜ぶ温かい飲み物を用意しておくのもおすすめです。

Q. 冬は日が短いけど、どんなスケジュールで動けばいい?

A. 「早めの行動、早めの撤収」が鉄則です。
以下にデイキャンプのスケジュール例を挙げますので、参考にしてください。

  • 10:00 現地到着・設営開始
  • 11:00 焚き火の準備・調理開始
  • 12:30 昼食
  • 14:00 片付け開始
  • 15:30 キャンプ場出発

ポイントは、お昼を食べ終わって一息ついたら、すぐに片付けを意識し始めることです。暗くなる前に余裕を持って撤収できるよう、時間を管理しましょう。

もし、この記事に掲載されていないことについて知りたい、ご自身の最適な冬デイキャンプ についてさらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者の経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。

まとめ 防寒さえすれば、冬キャンプは初心者も楽しみ方がいっぱい

さがみはらチアリングバートナー

この記事を最後まで読んでくださったあなたは、もう「冬のデイキャンプは寒くて大変そう…」という漠然とした不安は持っていないはずです。むしろ、冬ならではの魅力に、心がワクワクしているのではないでしょうか。

本記事で解説したポイントを振り返ってみましょう。

  • 不安の解消: 冬の寒さは、正しい服装(レイヤリング)と万全の持ち物リストがあれば怖くありません。特に、地面からの底冷え対策と体の「首」を温める小物が快適さの鍵を握ります。
  • 最高の楽しみ方:
    • 最高の相棒となる焚き火台を見つけ、炎を育てる時間。
    • タフまるのような頼れるコンロで作る、アツアツの冬キャンプ飯。
    • 手軽に温かいランチを実現するスープジャーの活用。
    • 仲間と笑い合えるモルックのような新しいアクティビティ。

そう、冬のデイキャンプは、ただ寒いだけの季節ではありません。虫や混雑といった夏のストレスから解放され、澄んだ空気の中で、静かで贅沢な時間を過ごせる最高のシーズンなのです。

さあ、次はあなたの番です。 まずは冬キャンプの主役である焚き火台から、こだわりの一台を探してみますか? それとも、料理のレベルを格段に上げるカセットコンロを新調しますか?

いきなり全ての道具を揃えるのが不安なら、便利なレンタルサービスで冬用のストーブや防寒アイテムを試してみるのも、非常に賢い選択です。

この記事が、あなたの冬デイキャンプデビューのきっかけとなり、最高のガイドブックとなれば幸いです。 ぜひ、冬の静かで美しいフィールドへ一歩踏み出してみてください。きっと、夏とは全く違う、キャンプの新しい魅力に出会えるはずです。

冬キャンプ用品は、必要に応じてレンタルがコスパ良し!

hinataレンタル
出典:hinataレンタル

▼冬にやりたいキャンプ飯おでんのコツを紹介

▼冬だからこそ行きたい道志川沿いのおすすめキャンプ場3選を紹介しています

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この記事を書いた人

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。

「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。

趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

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