食欲の秋という言葉に誘われて、”そうだ秋刀魚を食べに行こう”とちょっとそこまで無料でデイキャンプに行ってきました。今回は、景色が良くて無料で使用できる、相模原市の小倉橋河川敷の紹介と秋刀魚を炭火で焼いて楽しんだ秋キャンプをレポートします。意外と知らない網にくっつかない秋刀魚の上手な焼き方のポイントを含めてお伝えします!
小倉橋河川敷はデイキャンプやBBQにおすすめな野営スポット
小倉橋ってどんな橋?どこにあるの?
神奈川県相模原市にある相模川にかかる橋で、都心からのアクセス抜群1時間で到着
小倉橋とはどんな橋なのかを簡単に紹介したいと思います。小倉橋は昭和13年完成のレトロな美しいアーチ型の橋です。あの有名な横浜ベイブリッチや江の島大橋と並んで「かながわの橋100選」や「かながわの景勝50選」にも選ばれています。夏には灯ろう流しやライトアップが有名、春は新緑、秋は紅葉がとても綺麗で自然を感じられる観光名所となっています。ちなみに小倉橋と新小倉橋が2本隣合って並んでいてその姿もとても美しいです。
また小倉橋がある神奈川県相模原市はるるぶ特別編集「相模原へキャンプへ行こう」で特集が組まれていたり、夕暮れ迫る黄昏の時間を楽しむ”Twilight SAGAMIHARA”と銘打って市がアピールするほどキャンプ に力を入れている市の一つと言えます。
その理由として都心からのアクセスが非常に良いという点が挙げられます。車だと都心から約1時間で圏央道の相模原インターまで行く事ができます。そしてこの小倉橋は相模原インターから5分もかからない所にあり日帰りのデイキャンプでも無理なく行って帰ってくる事ができます。実際に私が訪れた時も都内ナンバーの車が多く見られました。
相模原市の「るるぶ特別編集「相模原へキャンプに行こう」が発行されました!」のリンクを貼っておきます。是非、ご覧になって見てください。
小倉橋河川敷の基本情報(相模原市)
- 住所:神奈川県相模原市緑区小倉
- アクセス:圏央道相模原ICから約2km(車で約4分)首都圏からのアクセス抜群
- 営業期間:河川敷なので通年
- 予約の有無:河川敷なので不要
- 利用可能時間(デイキャンプ): 河川敷なので制限なし
- 料金:河川敷なので無料
- 主な設備:トイレのみ
- 公式HP:https://www.e-sagamihara.com/sightseeing/sightseeing-151/
橋の下が河川敷になっていて、そこで自由にキャンプをする事ができます。
小倉橋河川敷の行く前に知っておきたい情報
- トイレは男女別の水洗トイレがある。(トイレットペーパは持参した方が安心)
- 地面は小さめの石の場所がほとんどなので、ペグは鍛造ペグがおすすめ。
- 直火は禁止なので、焚き火をするなら焚き火台を持参する。
- 川(相模川)は遊泳禁止。上流すぐに城山ダムがあるので天気や放流情報に注意する。
- 河川敷なので、利用料は無料!!
相模川をもう少し下った所に、デイキャンプやBBQにオススメの高田橋河川敷もあります。高田橋のレポです↓
小倉橋河川敷デイキャンプで実践、秋刀魚の網につかない焼き方ポイント2つ
秋になったら秋刀魚が食べたい
でも秋刀魚を家の中で焼くと煙やにおいがすごくて、、、
秋刀魚を家のキッチンの魚焼きグリルで焼くと換気扇をフル稼働させても煙やにおいが気になる。
庭で焼くにもご近所さんが洗濯物を干していたら迷惑になってしまう。
じゃ秋刀魚焼きにデイキャンにいこう
そこで秋刀魚を気兼ねなく思いっきり焼くために、小倉橋までやってきました。
秋刀魚を網で上手に焼くポイント①
しっかり網が熱されてから秋刀魚を置くこと。
これば焼き肉等でも同じことが言えるのでイメージできると思います。何か追加で道具等が必要になるわけではないので、簡単に実践できると思います。
秋刀魚を網で上手に焼くポイント②
網に酢を塗って網をコーティングすること。
網に塗るもので、効果があると書かれていたものは3つ。レモン、油、酢の3つです。特に効果が高いという意見が多かった酢を試してみました。
秋刀魚を焚火台ユニフレームファイアグリルで焼いてみる
デイキャンプでの秋刀魚の焼き方を実際の写真を織り交ぜて紹介します
秋刀魚を網にくっつかずに焼くことは昨年のリベンジマッチになります。
実は昨年度もキャンプで秋刀魚焼いて失敗した経験があります。その時は秋刀魚を外で焼いて食べるとワクワクが勝ってなんの準備もしないで、そのまま秋刀魚を焚き火台の網の上においてしまいました。
その結果、、、
ひっくり返そうとトングで掴むと嫌な予感が。
トングで掴むと秋刀魚は動かず、力を加え無理やりひっくり返そうとすると、秋刀魚の皮はすべて網にくっつき見るも無残な姿になってしまいました。もう片面も同様で、皮を失った秋刀魚は網の上に身が散らばってしまいました。
その経験を活かして、今年は秋刀魚を上手に焼くために事前にリサーチをしました。その結果、効果がありそうな対策「しっかり網が熱されてから秋刀魚を置く」と「網に酢を塗って網をコーティングする」の2つに絞って実践してみました。
まずは4回ほど折りたたんだキッチンペーパーに酢をたっぷり吸いこませ、それを網の表面をなぞるようにつけていきました。焚き火台の中の薪が熾火になった網を上にのせて早く秋刀魚を焼きたい気持ちを堪えてじっくりと待ちます。
3~5分程度たって網がしっかり熱されてから秋刀魚3匹を網の上に並べます。片面5~7分ぐらいが目安となるので、5分経った頃に恐る恐るトングで秋刀魚を持ち上げると皮がいっさい網に張り付いていません。それどころかこげ茶色の美味しそうな焼き目が入っており、見た目もとても美味しそうに見えます。その勢いでもう片面も5分程度焼いたらこちらも同様に張り付かずに美味しそうな焼き目をつけることができました。
これぞ秋の味覚、季節の旬の味を食すというのは幸せな瞬間です。塩焼きの次は大根おろしに醤油、最後にすだちを絞って頂きました。これもまた美味。昨年のリベンジを1年越しに果たすことができました。
同じユニフレームでもロングタイプの焚火台やBBQグリルがあると大ぶりな秋刀魚でも満遍なく火を通し、美味しく焼くことができます。
ユニフレーム以外にもおすすめの焚火台8選を紹介しています↓
酢を塗ることで上手に焼ける理由とそれ以外のメリット
ではなぜ網に酢を塗ることで、秋刀魚を網にくっつかずに焼けるのでしょうか。簡単に言うと、酢にはタンパク質を変性させる力があります。酢を塗らなければ、タンパク質は熱によって絡まり網にこびりつきます。酢を塗ることで、タンパク質が変性して、熱を加えても固まりにくくなるため上手にやけるようになります。
酢の効果により、
小倉橋のデイキャンプ、BBQで使いたいアイテム
小倉橋のデイキャンプBBQで使いたいアイテム① BBQグリル
現代のBBQグリルは自動送風機能で炭の管理がしやすかったり、網の高さを調節できたり、お肉や海鮮を美味しく焼くことができる機能性が高いものがあります。最高の焼き加減でBBQを楽しんでください。
機能性抜群の最新おすすめのBBQグリル8選を紹介しています↓
小倉橋のデイキャンプBBQで使いたいアイテム② 焚き火台
高田橋も小倉橋も直火NGなので、BBQだけではなく焚き火も楽しみたい人は焚き火台が必要です。そんな人は焚火にも調理にもBBQにも使用できるコスパ最強の焚火台「ファイアグリル 」を検討してみてください。
コスパ最強のBBQ兼用タイプから焚き火専用まで焚火台のおすすめ8選を紹介しています↓
小倉橋のデイキャンプBBQで使いたいアイテム③ クーラーボックス
ソフトクーラーボックスは軽くて折りたたんでコンパクトに収納できるのが最大の魅力です。最近はソフトタイプであっても長時間保冷力を保てるような高性能モデルも各アウトドアメーカーから発売されています。紹介している容量25Lタイプは価格も安価で軽くて持ち運びやすいので、デイキャンプやBBQに最適です。
ソフトタイプは、デイキャンプやBBQなど日帰りレジャーに最適です。おすすめ10選を紹介しています↓
小倉橋のデイキャンプBBQで使いたいアイテム④ アウトドアチェア
河川敷はキャンプ場と異なり、地面がきれいに整備されている訳ではありません。大小様々な大きさの石がそこら中に転がっています。そこで河川敷でデイキャンプやBBQをする場合、アウトドアチェアを使用して快適に過ごしてください。レジャーシートだとお尻が痛くなってしまいます。
ロースタイルやハイスタイルなど6種類のチェアの説明とおすすめ13選を紹介しています↓
小倉橋のデイキャンプBBQで使いたいアイテム⑤ タープ
河川敷は川が目の前で最高のローケーションですが、日を遮るものがないので快適なデイキャンプやBBQするためにタープが必要です。またタープを張ると一気に雰囲気が上がります!
オススメタープを予算別に合計10選紹介した記事はこちら↓
まとめ 小倉橋は無料で使えるおすすめデイキャンプスポット
今回は秋の味覚”秋刀魚”を小倉橋河川敷で外飯してみました。外で焼くので、秋刀魚特有の煙やにおいを気にする事なく思いっきり楽しめました。アクセスが良い場所なら、ちょっと外食に行くぐらいのノリで焚き火台や七輪だけ持って秋刀魚を焼きに行ってみるといつもとは違うランチができるのではないでしょうか。
この日は、秋刀魚以外にも自分で掘ったサツマイモ(アルミホイルに包んで焚き火台の中へ)や家庭菜園で育てた秋ナス、秋ピーマンも一緒に食べました。インスタ映えするような凝ったキャンプ飯も良いですが、旬のものはシンプルな調理法が素材の味を活かして一番美味しく食べられます。楽な気持ちで外メシを楽しみましょう。
相模原にはキャンプ場もたくさんあります。多く集まる場所は大きく分けて4エリア↓
- 道志川周辺エリア
- 相模湖周辺エリア
- 相模川周辺エリア
- 藤野周辺エリア