クーラーボックスを地面に直接置くと、地面からの熱伝導により保冷性が低下します。クーラーボックススタンドを使用することで、地面からの熱を遮ることができるので、クーラーボックス内の冷却剤の効果が最大限に引き出され、長時間の保冷が可能になります。またクーラーボックススタンドを使うと、クーラーボックスを適切な高さに設置することができます。これによりしゃがむ必要がなくなり、立ったままでの中身を取り出すことができて腰が辛くなりません!本記事では、クーラーボックススタンドの選び方と筆者おすすめ10選を紹介します。
クーラーボックススタンドの使い方とメリット
クーラーボックススタンドの使い方
クーラーボックススタンドは、地面に直置きせずにクーラーボックスを載せるためのアイテムです。 どの製品も基本的に広げるだけで簡単に扱うことができます。スタンドを平らな地面に広げて安定させ、その上にクーラーボックスを置くだけです。耐荷重やサイズに注意し、クーラーボックスがしっかりと安定することを確認しましょう。
クーラーボックススタンドのメリット① 保冷力アップ
クーラーボックススタンドを使用すると、地面からの熱伝導を防ぐことができます。 特に夏場、強い直射日光により熱された地面に直接クーラーボックスを置くと、底面から内部に熱が伝わりやすく、保冷力が低下します。クーラーボックススタンドを使うことで、物理的に距離を取ることにより、地面の熱を受けにくくクーラーボックス本来の冷却力を保つことができ食材を安心して保存できます。
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クーラーボックススタンドのメリット② 高さを調整できて使いやすい
地面に置いたクーラーボックスから食材や飲み物を取り出すに屈んだり、しゃがんだりする必要があり回数が多くなるとなかなかキツいものがあります。そこでクーラーボックススタンドを使用することによりクーラーボックスの高さをあげて、立ったままでも中身を取ることができて腰への負担を軽減しより快適に使うことができます。一部のクーラーボックススタンドには何段階かに高さを調節できる機能もあります。
クーラーボックススタンドのメリット③ 汚れない
クーラーボックススタンドを使用することで、泥や砂、湿気に触れるのを防げます。 特に雨が降った後や、砂地が多いキャンプサイトでは、クーラーボックスの底が汚れるのを気にせず使えて衛生的です。また、虫や小動物がクーラーボックスに近づきにくいのも嬉しいポイントです。
クーラーボックススタンドの選び方
クーラーボックススタンドを選ぶ際には、容量や用途や合わせて以下のポイントをチェックしましょう!
クーラーボックススタンド選び方のポイント① 形状とサイズ(耐荷重)
自分が使っているクーラーボックスに合ったサイズのスタンドを選ぶ必要があります。 その際に、大きさだけではなくクーラーボックスに中身を入れた状態でクーラーボックススタンドが重さに耐えられるかがとても重要です。おすすめ商品紹介にも耐荷重の項目を入れたので、しっかり確認して購入してください。
クーラーボックススタンドの種類は大きく分けて「X字型」、「センターブロック型」、「テーブル型」の3種類があります。大きさ、耐荷重、機能などをみて自分に合うものを見つけてください。
X字型
耐荷重が高いものが多く、大型のクーラーボックスも置くことができます。今回紹介したものでは最大170kgまで対応しています。
センターブロック型
コンパクトに収納できるものが多く、かさ張らないのが特徴です。小型〜中型のクーラーボックスであれば十分対応できます。
テーブル型
クーラーボックスを置くことはもちろん、その名の通りローテーブルやラックとしても使用することができます。耐荷重は低いものが多いので、クーラーボックススタンドとして使用する場合は重さに注意しましょう。
クーラーボックススタンド選び方のポイント② 素材
スタンドの素材は軽くて「アルミ製」、「木製」、「スチール製」がほとんどです。軽量で錆びにくく使い勝手が良いためクーラーボックススタンドにはアルミが一番多く使用されています。 木製のスタンドは、デザイン性があり木目の見た目がおしゃれで、どんなクーラーボックスとも相性も良いのが特徴です。テーブル型のクーラーボックススタンドはスチールが使われていることが多いです。
クーラーボックススタンド選び方のポイント③ 価格
スタンドの価格帯は2,000円程度のリーズナブルなものから、10,000円程度のものまであります。今回紹介しているものは耐荷重を守って使用すれば品質に問題ないものばかりです。選び方のポイントは間違っても安価だからといって、耐荷重以上のクーラーボックスを載せることは絶対にやめましょう。
クーラーボックススタンドおすすめ10選
高さ調節ができるX字型の定番スタンドからクーラーボックスを載せたまま回転できるユニークなものやラックやスツール(イス)として使用できるものまで色々なクーラーボックススタンドがあるので、お気に入りの1つを見つけてください。くれぐれも耐荷重には注意して選んでください。
コールマン(Coleman) クーラースタンド
重量 | 約2kg |
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サイズ | 約44.5×50×33(h)cm(一番低状態) 約31.5×50.5×45(h)cm(一番高状態) |
収納サイズ | 約14×13×57(h)cm |
耐荷重 | 1段時(一番高い状態)及び2段時 約100kg 3段時(一番低い状態)約170kg |
主素材 | アルミニウム |
コールマンの「クーラースタンド」は、幅を30~60cm(3段階)に調整が可能なため様々なサイズのクーラーボックスに対応できる優れもの。小型から大型まで複数のクーラーボックスを使い分けている人には特におすすめです。耐荷重も最大170kgと紹介する中で一番で、大容量クーラーでも安心して使えます。機能性は1番でこれを買っておけば間違いないと言える一品です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミクーラースタンド
重量 | (約)2.2kg |
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サイズ | 500×500×高さ325mm(スタンドが低い状態) 390×500×高さ440mm(スタンドが高い状態) |
収納サイズ | 670×120×90mm |
耐荷重 | (約)120kg |
主素材 | アルミニウム、EVA樹脂 |
キャプテンスタッグ の「アルミクーラースタンド」は、大型クーラーボックスにも対応した耐荷重120kgのアルミのクーラースタンドです。スタンド幅はクーラーボックスに合わせて2段階調節可能なので、複数のクーラーボックスを使い分けている人もこれ一つで対応できます。スタンドはスリムな棒状に収納できて、持ち運びに便利なキャリーバッグが付いているのも嬉しいです。
ロゴス(LOGOS) フラットクーラースタンド
重量 | (約)1.0kg |
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サイズ | (約)幅49.5×奥行34×高さ42cm |
収納サイズ | (約)縦34.5×横64×厚さ2.5cm |
耐荷重 | (約)50kg |
主素材 | アルミ、ポリエステル |
ロゴスの「フラットクーラースタンド」は、その名の通り折りたためば2.5cmとフラットでコンパクトに収納できます。薄いので自宅での保管場所や車のラゲッジスペースにも、ちょっとした隙間があればスッと収納できます。耐荷重は50kgと少ないように見えますが、50Lまでのクーラーボックスに対応可能なのでよっぽど大きなものを使っていなければ対応可能です。
フィールドア (FIELDOOR) 木製クーラースタンド
重量 | (約)2.5kg |
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サイズ | (約)50.5cm×38cm×41.5cm |
収納サイズ | (約)58cm×12cm×11cm |
耐荷重 | 150kg |
主素材 | 天然木(ブナ材)他 |
他とは被らないおしゃれなクーラースタンドが欲しいという人におすすめが、フィールドアの「木製クーラースタンド」。天然木のブナを使用しており、木目がキャンプサイドに映えるデザインです。機能面でも、木製でもしっかり置ける耐荷重150kgと安心の設計で大型クーラーでも使用できます。足キャップや収納バックなどその他スペックも申し分なしです。
フィールドア (FIELDOOR) アルミクーラースタンド
重量 | (約)1.7kg |
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サイズ | 使用時(最大開時) : (約)41.5cm×50cm×31.5cm 使用時(最大閉時) : (約)31cm×50cm×41cm |
収納サイズ | (約)53cm×10cm×10cm |
耐荷重 | 150kg |
主素材 | アルミ |
フィールドアはアルミ製のスタンドも出しています。3段階の調整機能と耐荷重150kgと申し分ないスペックです。シルバーのクーラースタンドが多い中で、カラーバリエーションは「マットブラック」と「木目調」の2種類。キャンプギアをブラックで統一したい人や木目調のおしゃれなデザインが欲しいという人のニーズにピッタリ合うクーラースタンドです。
ロゴス(LOGOS) 回るんスタンド
重量 | (約)1.7kg |
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サイズ | (約)幅48.5×奥行38.5×高さ37cm |
収納サイズ | (約)縦10×横48×高さ10cm |
耐荷重 | (約)60kg |
主素材 | スチール |
ロゴスの「回るんスタンド」はその名の通り、クーラーボックスを置いたまま回転することができるユニークなクーラーボックススタンドです。イスに座っていても自分の方向に回転させることで、立ち上がることなくフタを開閉することができて便利に使用できます。スタンドとしての性能面も強度の高いスチールフレームで耐荷重60kgと十分なスペックです。
ソト(SOTO) ミニスタンド
重量 | 1.0kg |
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サイズ | 幅350×奥行420×高さ420mm |
収納サイズ | 580×100×85mm |
耐荷重 | 50kg |
主素材 | アルミ(アルマイト加工)、樹脂 |
SOTOの「ミニスタンド」は超コンパクトに収納できるクーラーボックススタンドです。小さいですが、耐荷重は50kgと本格的で、大型クーラーも載せることができます。他にもコンテナやウォータージャグを置くのにも使用できます。とにかくコンパクトに収納できるものが良いという人に特にオススメです!
ロゴス(LOGOS) コンテナ&ツールスタンド
重量 | (約)700g |
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サイズ | (約)高さ20×幅48×奥行25cm |
収納サイズ | (約)縦30×横48×厚さ2cm |
耐荷重 | (約)80kg |
主素材 | スチール、ポリエステル(PVCコーティング) |
ロゴスの「コンテナ&ツールスタンド」は、クーラーボックスやコンテナを載せるスタンドとしても、スツール(イス)として座ることもできる一人二役のアイテムです。耐荷重は80kgと大型クーラーも置けるので、汎用性がとても高いのが特徴です。価格も約2,000円と今回紹介した中でも一番安価で、しかもスツールとしても使えるなんて高コスパ商品です。
ユニフレーム(UNIFLAME) フィールドラック
重量 | 約1.7kg |
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サイズ | 約60×35×23(高さ)cm |
収納サイズ | 約60×35×1(厚さ)cm |
耐荷重 | 約30kg |
主素材 | スチール・カチオンメッキ |
ユニフレームの「フィールドラック」は、スタッキングして使用することもできるアウトドアで使用する棚です。天板を乗せてテーブルとしても使用できます。耐荷重30kgと専用スタンドを比較すると頼りないと感じる人もいるかもしれませんが、中型の30Lクーラーを載せることができてユニフレーム公式HPでも「クーラースタンドとしても使用できます」と謳っています。収納時は厚さ1cmになり、多用途に使える便利アイテムです。
チルキャンピング(ChillCamping) フィールドラック キャンプアウトドアテーブル
重量 | 2.28kg |
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サイズ | 30×62×18(高さ)cm |
収納サイズ | 30×62×2 cm |
耐荷重 | 30kg |
主素材 | スチール、木材(ブナ) |
チルキャンピングの「フィールドラック」は、クーラーボックススタンドを含めて3種の使い方ができる万能ラックです。ラック2段と天板1枚がセットになっています。追加購入なしで、クーラースタンドの他に、2段ラック、テーブルとしても使用できます。スチールは耐熱性になっており、熱々のスキレットやダッチオーブンもそのまま置くことができ便利です。
筆者おすすめのハードクーラーを容量別に紹介した記事はこちら!
7Lの小型クーラーボックスはデイキャンプやピクニックなどの日帰りレジャーに最適なサイズです。小型のクーラーボックスを探すとソフトタイプとハードタイプとどちらも出てきますが、ハードタイプのクーラーボックスの魅力はなんといってもその保冷力です。
10〜20Lの小型クーラーボックスはデイキャンプやBBQなどの日帰りレジャーに最適なサイズです。またソロキャンやデュオキャンプであれば1泊2日分の食材、飲み物を入れるのに丁度いいサイズです。重さや収納面ではソフトタイプに軍配が上がりますが、保冷力を重視する場合は断然ハードタイプがおすすめです。
30Lのクーラーボックスは一般的なファミリーキャンプやBBQ最適なサイズです。実はハードタイプの30Lサイズはあまり多くありません。それはソフトタイプが小型、ハードタイプが大型が商品が多く、30Lはその中間に当たるので、ソフトとハードが混在する容量にだからです。保冷力を重視する場合は断然ハードタイプがおすすめ!
40Lのクーラーボックスは一般的な1泊2日のファミリーキャンプや大人数でのBBQ最適なサイズです。重さや収納面では大型クーラーボックスを買うことにはハードルはありますが、手にするとその保冷力と大容量が使いやすく気に入ってしまうことがほとんどです。
容量が54QT(51L)もあり、見た目もカッコいい大容量ステンレスクーラーは家族での宿泊キャンプや大人数でのグループキャンプ、BBQにオススメです。大型のハードクーラーボックスは多くの食材や飲み物を長い時間保冷することができるので、1つ持っているとグッとキャンプの快適さが向上します。
クーラーボックスは大型になると、中に食材や飲み物をいっぱい入れた場合とても重く運ぶのが大変になります。そんな時に便利なのが、キャスター付きのクーラーボックスです。大型クーラーボックスは重さや収納面を考えると購入にはハードルはあります。しかしキャスターが付くことで重さ問題がクリアになります。収納は少し場所をとりますが、それ以上に手にするとその利便性に気に入ってしまうことがほとんどです。
筆者おすすめのソフトクーラーを容量別に紹介した記事はこちら!
7L小型ソフトクーラーボックスは小型で小さく何処へでも持ち運べて、使わないときは軽くて折りたたんでコンパクトに収納できるのが最大の魅力です。価格も安価に購入できるものも多く、軽くて持ち運びやすいので、運動会やピクニック、普段使いのお弁当などキャンプ以外で使用することもできます。
15Lソフトクーラーは、ソロキャンやデュオキャンプであれば1泊2日分の食材、飲み物を入れるのに丁度いいサイズです。ファミリーやグループなど大人数でのキャンプでは、食材と飲み物の分けて使用する際にオススメのサイズです。
25Lサイズのソフトクーラーボックスは一般的なスーパーの買い物かご8〜9分目程度の食材や飲み物が25Lサイズに収納できる量になります。最近はソフトタイプであっても長時間保冷力を保てるような高性能モデルも各アウトドアメーカーから発売されています。中型の25Lは使い勝手が良くキャンプやBBQでも普段使いもできるので、活用頻度が高くコストパフォーマンスに優れています!
インナークーラーとは、名前の通りクーラーボックスの中に入れる、小さめのソフトクーラーのことを指します。この記事では、保冷力を高めて、整理整頓にも役立つインナークーラーの使い方とメリット、選び方のポイント、そしておすすめのインナークーラー6選を紹介しています。
クーラーボックススタンドと一緒に使いたい保冷剤「ロゴス氷点下パック」
当たり前ですが、クーラーボックス自体に冷やす機能はありません。クーラーボックスの性能だけではなく、保冷剤の性能も重要です。そこで魚も凍ると謳っているロゴスの強力保冷剤をハードクーラーボックスと組み合わせることで、長時間保冷機能を発揮することができます。倍速凍結氷点下バックは事前準備の凍結時間が約18~24時間と従来品の約半分になり使い勝手が向上しました。
ロゴス(LOGOS) 倍速凍結・氷点下パックM
ロゴス(LOGOS) 倍速凍結・氷点下パックL
ロゴス(LOGOS) 倍速凍結・氷点下パックコンパクト(2個入り)
倍速凍結・氷点下パックとは?(引用:ロゴス公式HP)
強力保冷剤「氷点下パック®️」の倍速凍結タイプ。事前準備の凍結時間が従来品の約半分で普段使いしやすく、マイナス温度も長時間持続する優れもの。
性能/特長:
・保冷能力約8倍!スピード凍結タイプ。
・魚も凍る!ロゴスの強力保冷剤、氷点下パックシリーズ
・一般保冷剤と併用すれば一般保冷剤がより長持ちします。
・冷凍庫に常備で急な停電も安心!いざという時にも庫内の冷たさを保ってくれます。
・植物性天然高分子の使用で安心
・使いやすい半透明容器!凍結状態が一目瞭然
ロゴス(LOGOS) 氷点下パックGT-16℃・ハード600g
ロゴス(LOGOS) 氷点下パックGT-16℃・ハード900g
ロゴス(LOGOS) 氷点下パックGT-16℃ コンパクト(2個入り)
氷点下パックGT-16℃とは?(引用:ロゴス公式HP)
一般保冷剤に比べて保冷能力約8倍(当社実験)と驚異の冷却能力を実現。釣ったばかりの魚をその場で凍らせて鮮度を保つ、おしぼりを凍らせて夏場に使用するなど用途は様々。
性能/特長:
・保冷力約8倍! 冷却力約8倍!
・-16℃の超強力保冷剤!
・保冷能力8倍(一般保冷剤に比べ)
・魚も凍る!ロゴスの強力保冷剤、氷点下パックシリーズ。
・一般保冷剤と併用すれば一般保冷剤がより長持ちします。
・冷凍庫に常備で急な停電も安心!いざという時にも庫内の冷たさを保ってくれます。
・植物性天然高分子の使用で安心
・使いやすい半透明容器!凍結状態が一目瞭然
クーラーボックススタンドと併せて使いたいおすすめのハードタイプ保冷剤を紹介↓
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