【2025年版】ソフトクーラーボックス”完全ガイド”!キャンプのプロが保冷力・サイズ・選び方を徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
ソフトクーラーボックス”完全ガイド”!キャンプのプロが保冷力・サイズ・選び方を徹底解説

「ソロキャンプにちょうどいいクーラーボックスが欲しい」 「ファミリーキャンプ用のサブクーラーを探しているけど、どれがいいの?」 「夏の買い出しで、アイスクリームが溶けない高保冷力なモデルが知りたい!」

クーラーボックス選び、特に手軽さが魅力のソフトクーラーは、種類が豊富で迷ってしまいますよね。デザインだけで選んでしまい、「思ったより食材が入らなかった」「真夏だと半日で氷が溶けてしまった…」なんて失敗談も少なくありません。

こんにちは!「らくキャンSAGAMIHARA」です。私たちも皆さんと同じように、これまでクーラーボックス選びで何度も悩み、遠回りをしてきました。特にソフトクーラーは選択肢が多く、「デザインは良いけど保冷力がいまいち…」「思ったより食材が入らない…」といった小さな失敗を繰り返してきた経験があります。

この記事では、数多くの失敗と成功を繰り返してきた私たちの「経験」に基づき、キャンプ初心者の方でも絶対に後悔しない、最高のソフトクーラーボックスを見つけるための全てをお伝えします。

【この記事を読めば分かること】

  • ソフトクーラーならではの本当のメリット・デメリット
  • プロが実践する、失敗しないソフトクーラーの選び方【7つの法則】
  • あなたのキャンプスタイルに最適なモデルが見つかる「サイズ別おすすめ記事」
  • 人気ブランド(ロゴス、DODなど)の徹底比較 ・今あるソフトクーラーの保冷力を劇的にアップさせる裏ワザ

この記事を最後まで読めば、あなたの次のアウトドア体験を最高に楽しく、快適にしてくれる”最高の相棒”が必ず見つかります!

目次

そもそもソフトクーラーって必要?ハードクーラーとの徹底比較

ソフトクーラーって必要?ハードクーラーとの徹底比較

まずは、ソフトクーラーが本当にあなたの使い方に合っているのか、ハードクーラーと比較しながら見ていきましょう。

この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
おかげさまで、このブログは月間3.2万人を超える読者の皆様にご覧いただけるまでになりました。
「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

ソフトクーラーハードクーラー携帯性、収納性、保冷力、価格帯、頑丈さ、手入れ徹底比較
比較項目ソフトクーラーハードクーラー
携帯性◎:軽量で肩掛けも可能。電車やバイクでの移動でも活躍。△:重く大型。車での運搬が前提。
収納性◎:使わない時は折りたたんで隙間に収納できる。×:存在感が大きく、家での保管場所に困ることも。
保冷力〇:日帰り~1泊なら十分。近年はハードに迫るモデルも。◎:2泊以上の連泊キャンプや真夏の釣りでも安心。
価格帯〇:数千円~2万円程度が中心で、比較的手頃。△:2万円~高価なモデルでは10万円を超えることも。
頑丈さ△:鋭利なものに弱く、上に座ることはできない。◎:非常に頑丈で、椅子やテーブル代わりにもなる。
手入れ△:布製は汚れや臭いが付きやすいモデルもある。〇:丸洗いしやすく、清潔に保ちやすい。

【結論】こんな人にはソフトクーラーが絶対おすすめ!

  • ソロキャンプやデイキャンプがメインの方 ・電車、バイク、徒歩でキャンプ場へ行く方
  • 車の積載スペースを有効活用したい方 ・ファミリーキャンプで、飲み物専用のサブクーラーを探している方
  • 普段の買い物や子どもの運動会など、日常でも使いたい方

私たちの経験上、ファミリーキャンプでは「食材用のハードクーラー」と「飲み物用のソフトクーラー」の2個持ちが最強のスタイルです。頻繁に開け閉めする飲み物用を分けることで、メインクーラーの保冷力を格段に維持できますよ。

【最重要】ソフトクーラー選びで絶対に失敗しない7つのポイント

ソフトクーラー選びで絶対に失敗しない7つのポイント

ここが一番重要です。以下の7つのポイントを押さえれば、あなたの使い方にぴったりの一台が見つかります。

1. 保冷力:全ては「断熱材の厚み」と「密閉性」で決まる

ソフトクーラーの心臓部。チェックすべきは3点です。

  • 断熱材:最低でも「厚さ10mm以上」の極厚ウレタンフォームが理想。ハイエンドモデルでは20mm近いものもあります。
  • 生地素材:表面は、防水性と防汚性に優れる「TPU」や「ターポリン」、内面は食品に安全な素材が使われているか確認しましょう。
  • 蓋・ジッパー:冷気は上から逃げます。蓋にも分厚い断熱材が入っているか、ジッパーが冷気を逃しにくい「止水ジッパー」になっているかは、保冷力に大きく影響するポイントです。

2. 容量(サイズ):『大は小を兼ねない』のがクーラー選び

大きすぎると保冷効率が落ち、小さすぎると食材が入りきりません。利用シーンを具体的にイメージすることが重要です。

  • ~15L(小型):ソロキャンプ1泊分の食材、お弁当+500mlペットボトル2本程度。
  • 15L~25L(中型):デュオキャンプ1泊、ファミリーの日帰りBBQに最適。2Lペットボトルが縦に入るかどうかがチェックポイント。
  • 25L~(大型):ファミリーのサブクーラーや、グループでのBBQに。ハードクーラー並みの容量を誇ります。

3. 携帯性:キャンプ場での”ちょっとした移動”を快適に

キャンプでは、駐車場からテントサイトまで荷物を運ぶ場面が意外と多いもの。

  • ショルダーストラップ:肩への負担を和らげる「肉厚なパッド」が付いているか。
  • ハンドル:持ち手がまとめられる「グリップ」が付いていると、運搬が格段に楽になります。

4. 収納性:使わない時の”賢さ”も重要

ソフトクーラー最大のメリット。折りたたんだ後の「薄さ」や「固定のしやすさ(バックルやベルトの有無)」を確認しましょう。コンテナボックスの隙間にスッと入るモデルが理想的です。

5. 手入れのしやすさ:長く清潔に使うための必須項目

食材を扱うギアだからこそ、衛生面は妥協できません。

  • 防水ライナー:内側の防水ライナーが取り外して丸洗いできるタイプは、万が一飲み物や汁物がこぼれても安心です。
  • シームレス加工:ライナーの縫い目をなくした「熱圧着(ウェルダー)加工」のモデルは、汚れが溜まりにくく、圧倒的に手入れが楽です。

6. 付加機能:あると便利な”プラスα”

メインの機能ではありませんが、使い勝手を大きく左右します。

  • サイドポケット:カトラリーやウェットティッシュなどの小物を収納できると便利。
  • デイジーチェーン:シェラカップやカラビナを引っ掛けて、自分流にカスタムできます。

7. ブランド:信頼と実績で選ぶ

迷ったら、多くのキャンパーに支持されている定番ブランドから選ぶのが間違いありません。各ブランドが持つ世界観やコンセプトで選ぶのも、キャンプの楽しみの一つです。

【サイズ別】あなたのスタイルに合う最強ソフトクーラーはこれだ!

【サイズ別】あなたのスタイルに合う最強ソフトクーラーはこれだ!

お待たせしました!あなたの目的別に、最適なサイズの記事へご案内します。各記事では、数ある製品の中から厳選したおすすめモデルをランキング形式で紹介しています。

5L~15Lクラス|ソロキャンプ・普段使い・インナーにもなる万能サイズ

ソロキャンプで一晩分の食材とビールを入れたり、夏のドライブで冷たい飲み物を楽しんだり。このサイズが一つあるだけで、アウトドアの”質”が格段に上がります。また、大型のハードクーラーの中に入れて冷凍品と冷蔵品を分ける『インナークーラー』として使う上級者も多く、非常に汎用性が高いのも魅力です。

小型サイズなら、まずこのソフトクーラー!【5L~15Lクラス代表】

👑 このサイズの代表モデル:サーモス ソフトクーラー (10L)

魔法びんでおなじみ「サーモス」の技術が注ぎ込まれた、まさに鉄板モデル。独自の5層断熱構造による高い保冷力はもちろん、使わない時はバンドでコンパクトにたためる賢い設計が魅力です。ソロキャンプから普段の買い物まで、一つ持っておいて絶対に損はありません。

  • さすがの保冷力: 独自の断熱構造「アイソテック2」で冷たさをキープ!
  • 携帯性抜群: スリムに折りたためるので、車や家に置いても邪魔にならない。
  • 高いコスパ: 信頼のサーモス製ながら、手に入れやすい価格も嬉しいポイント。

▼他のモデルとも比較したい!より詳しい解説はこちら!

5Lソフトクーラーおすすめ記事

10Lソフトクーラーおすすめ記事

15Lソフトクーラーおすすめ記事

25Lクラス|デュオキャンプやファミリーのサブに”最適解”

二人分の食材なら1泊は余裕。ファミリーキャンプで飲み物専用にすれば、子どもが自分で取り出せて、メインクーラーの開閉も減らせる、まさに”最適解”サイズです。

中型サイズなら、まずこのソフトクーラー !【25Lクラス代表】

👑 このサイズの代表モデル:コールマン アルティメイトアイスクーラーⅡ (25L)

キャンプ用品の王者「コールマン」が誇る、驚異の保冷力を備えた人気モデル。冷気を逃さず中身をサッと取り出せる小窓(クイックサーブオープニング)が付いており、使い勝手は抜群。デュオキャンプやファミリーキャンプのサブクーラーとして、これ以上ないほどの完成度を誇ります。

  • 驚異の保冷力: メーカー公称値で約42時間!1泊キャンプなら余裕です。
  • 便利な小窓付き: メインの蓋を開けずに飲み物が取り出せるので、冷気が逃げない。
  • 安心の収納力: 2Lペットボトルを立てて収納できる、考え抜かれたサイズ感。

▼他のモデルとも比較したい!より詳しい解説はこちら!

35L~45Lクラス|もはや”メイン”を張れる実力派

「ソフトクーラーは保冷力が…」なんて時代は終わりました。最新の大型モデルは、ハードクーラーに匹敵する保冷力と大容量を誇ります。連泊も視野に入る実力派揃いです。

大型サイズなら、まずこのソフトクーラー!【35L~45Lクラス代表】

👑 このサイズの代表モデル:エーオークーラーズ 48パック キャンバス (45L)

「最強のソフトクーラー」と名高い、多くのキャンパーの憧れ的ブランド「AO Coolers」。その圧倒的な保冷力と、ハードな使用にも耐える頑丈な作りは、まさに一生モノ。ファミリーキャンプのメインクーラーとしても十分活躍する、信頼と実績の逸品です。

  • 最強クラスの保冷力: 厚み1.9cmの断熱材が、真夏の氷さえも長時間キープ。
  • タフな作り: 分厚いキャンバス生地と丁寧な縫製で、ハードに使ってもへこたれない。
  • 所有欲を満たすデザイン: シンプルながら存在感のあるルックスは、キャンプサイトをおしゃれに彩ります。

▼他のモデルとも比較したい!より詳しい解説はこちら!

35Lソフトクーラーおすすめ記事

45Lソフトクーラーおすすめ記事

「 LOGOS vs DOD 」 ソフトクーラー人気ブランドを深掘り解説!

「 LOGOS vs DOD 」 ソフトクーラー人気ブランドを深掘り解説!

所有欲を満たしてくれる人気ブランド。その背景やこだわりを知ると、さらに愛着が湧きますよ。

ロゴス(LOGOS)|驚異の保冷力「ハイパー氷点下クーラー」

👑 ブランドの顔:LOGOS ハイパー氷点下クーラーL (20L)

「ソフトクーラーの常識を変えた」と言っても過言ではない、ロゴスの代名詞的モデル。別売りの「氷点下パック」と組み合わせることで、アイスクリームを長時間保存できるほどの驚異的な保冷力を発揮します。使い終われば驚くほどコンパクトに畳めるので、収納場所にも困りません。

  • 驚異の保冷力:氷点下パックとの併用で、もはやハードクーラー級の実力。
  • コンパクト収納:使用後はジッパーで閉じるだけで、約1/3の薄さに!
  • 衝撃から守る:独自のシェルプロテクト構造で、瓶類なども安心して運べます。

「氷点下パック」と組み合わせることで、アイスクリームを10時間以上保存可能という衝撃的な保冷力を実現。その性能は本物です。下記記事で全サイズの詳細なレビューと、賢い選び方を解説します。

▶︎【全サイズ比較】ロゴス ハイパー氷点下クーラーの選び方!S・M・L・XLを徹底レビュー記事

ディーオーディー(DOD)|おしゃれキャンパーの心を掴む

👑 ブランドの顔:DOD ソフトくらお (23L)

DODらしい、おしゃれで使い勝手抜群の「ちょうどいい」ソフトクーラー。極厚の断熱材による高い保冷力はもちろん、最大の魅力は自由に動かせる2枚の仕切り板。食材と飲み物を分けたり、片側を簡易的なギアケースにしたりと、自分流の使い方が楽しめます。

  • 抜群の使い勝手:2枚の仕切り板で、クーラー内を自由にレイアウト可能。
  • 高い保冷性能:分厚い断熱材「ブリッブリフォーム」が冷気をしっかり閉じ込めます。
  • 絶妙なサイズ感:スーパーの買い物カゴ約8分目が入る、デイキャンプやソロに最適な23L。

ウサギのロゴとユニークな製品名で、キャンプサイトの主役になること間違いなし。可愛い見た目とは裏腹に、使い勝手を考え抜かれた機能性が魅力です。DODの全ソフトクーラーを徹底解剖!

▶︎ソフトクーラーボックスならDODが断然おすすめ!全6種紹介記事

【プロ直伝】保冷力を最大化する必須ギアとテクニック

【プロ直伝】保冷力を最大化する必須ギアとテクニック

お気に入りのソフトクーラーを見つけたら、次は「周辺ギア」と「使い方」でその性能を限界まで引き出してあげましょう。ここでは私たちが必ず実践するテクニックと、三種の神器とも言える必須ギアをご紹介します。

保冷力を劇的に変える「三種の神器」

  1. 高性能な保冷剤:
    クーラーボックスの性能は、中に入れる保冷剤で決まると言っても過言ではありません。凍結に時間はかかりますが驚異的な持続力を持つハードタイプと、隙間を埋められるソフトタイプを組み合わせるのが最強です。
     → 【2025年版】キャンプ用ハード保冷剤の最強12選!
     → 【2025年版】最強のソフトタイプ保冷剤おすすめランキング8選!
  2. クーラースタンド:
    地面からの熱は、保冷力低下の大きな原因です。スタンドを使ってクーラーボックスを浮かせるだけで、保冷時間が格段に延びます。腰をかがめずに飲み物を取り出せるので、キャンプの快適性もアップしますよ。
     → 【タイプ別に徹底比較】クーラーボックススタンドおすすめ12選
  3. インナークーラーの活用:
    小型ソフトクーラーを「インナークーラー」として活用するテクニックです。特に冷やしたい飲み物や冷凍品をインナークーラーに入れておけば、メインクーラー全体の温度低下を防ぎ、整理整頓にも役立ちます。
     → インナークーラーでクーラーボックスの保冷力アップさせよう!

今日からできる!保冷力を長持ちさせる「5つの鉄則」

  1. 【使う前に予冷する】キャンプ前夜から、中に保冷剤を入れてクーラー自体を冷やしておく。
  2. 【保冷剤は上下に置く】冷気は上から下へ流れます。食材の一番上と一番下に保冷剤を置くのが最も効果的です。
  3. 【隙間を作らない】食材の隙間はタオルや新聞紙で埋め、冷気が逃げるスペースをなくしましょう。
  4. 【日陰に置き、地面から離す】直射日光は厳禁。クーラースタンドを使うのがベストです。
  5. 【開閉は最小限に】当たり前ですが最も重要。何を取り出すか決めてから、素早く開け閉めしましょう。

【ソフトクーラーの”悩み”をスッキリ解決!よくある質問(Q&A)】

【ソフトクーラーの”悩み”をスッキリ解決!よくある質問(Q&A)】

ここでは、ソフトクーラーを使い始める前に知っておきたいことや、使っているうちに生まれる小さな疑問について、私たちの経験も踏まえながらQ&A形式で詳しくお答えします。

Q1. 氷がすぐ溶けてしまいます。保冷力を最大限に高めるコツは?

A1. いくつかのポイントを実践するだけで、保冷力は劇的に向上します。多くの場合、クーラー本体の性能だけでなく「使い方」に原因があります。

最低限、以下の5つの鉄則は必ず実践してください。

  1. 予冷する: キャンプ前夜から保冷剤を入れ、クーラーボックス自体を冷やしておく。
  2. 保冷剤で挟む: 冷気は上から下へ流れるため、食材の一番上と一番下に保冷剤を配置するのが最も効率的です。
  3. 隙間を埋める: 隙間は冷気が逃げる原因になります。凍らせたペットボトルやタオルなどで隙間をなくしましょう。
  4. 置き場所を工夫する: 直射日光は絶対に避け、風通しの良い日陰に置きます。クーラースタンドを使い、地面の熱から遠ざけるのが理想です。
  5. 開閉を減らす: 何を取り出すか決めてから、素早く開閉するのが鉄則です。

これらの詳細は、記事本編の「プロ直伝!保冷力を最大化する必須ギアとテクニック」でも詳しく解説しています。

▶︎氷だけを保冷したい場合はアイスコンテナがおすすめ

Q2. 使っていると外側が濡れます(結露)。これって故障ですか?

A2. いいえ、ほとんどの場合、故障ではありませんのでご安心ください。

結露は、クーラーボックス内部の冷たい温度と、外の湿気を含んだ暖かい空気が触れることで発生します。特に、湿度が高い日本の夏キャンプでは起こりやすい自然現象です。

ただし、結露のしやすさは製品の断熱性能に比例します。断熱材が厚く、気密性の高い高性能なモデルほど結露はしにくくなります。もし結露が気になる場合は、クーラーボックスの下にタオルを一枚敷いておくと、テントのフロアや車のシートが濡れるのを防げます。

Q3. 魚やキムチを入れたら、臭いが取れなくなってしまいました…

A3. 臭いが強いものを入れた後のメンテナンスは重要ですね。以下のステップで対処してみてください。

  1. 基本の洗浄: まずは食器用の中性洗剤とスポンジで内側を優しく洗い、よくすすぎます。
  2. クエン酸水で拭く: 水200mlに小さじ1杯のクエン酸を溶かしたスプレーを吹きかけ、乾いた布で拭き取ります。魚のアルカリ性の臭いを、酸性のクエン酸が中和してくれます。
  3. 天日干し(陰干し): 洗浄後は、風通しの良い場所で内側をしっかりと乾燥させます。ただし、生地を傷める可能性があるため、直射日光での長時間の天日干しは避けてください。
  4. 最終手段: それでも臭いが残る場合は、使用しない時に中にコーヒーの出がらし(乾燥させたもの)や炭を入れておくと、高い消臭効果が期待できます。

Q4. 1泊2日のキャンプで、ソフトクーラーをメインとして使えますか?

A4. 条件付きで「可能」です。

ソフトクーラーを1泊キャンプのメインとして使うには、以下の3つの条件を満たすことが望ましいです。

  • モデル: 保冷力に定評のあるブランドの、35L以上の大型・高保冷モデルであること。
  • 保冷剤: ロゴスの氷点下パックなど、高性能なハードタイプの保冷剤を複数個使用すること。
  • 季節: 春・秋・冬の涼しい季節であること。真夏のキャンプでメインとして使うのは、食材の安全管理の観点からあまりおすすめできません。

真夏の場合は、傷みやすい肉や魚はハードクーラーに入れ、飲み物や野菜をソフトクーラーに入れる「2台体制」が最も安全で快適です。

Q5. 長く愛用するための、正しい洗い方と保管方法を教えてください。

A5. ソフトクーラーの寿命は、日々のメンテナンスと保管方法で大きく変わります。

【使用後の簡単ケア】
使用後は毎回、硬く絞った布で内側と外側の汚れを拭き取り、内側を乾燥させてから収納してください。これをやるだけで、カビや臭いの発生を大幅に防げます。

【シーズンオフの保管前ケア】
上記のQ3で紹介した方法で丁寧に洗浄・消臭し、完全に乾燥させます。保管する際は、無理に圧縮したり、上に重いものを乗せたりしないでください。断熱材が潰れてしまい、保冷力低下の原因となります。購入時の箱に入れたり、コンテナボックスの一番上に置いたりするのがおすすめです。

これらのケアをすることで、製品の寿命は格段に延び、次のシーズンも気持ちよく使い始めることができます。

もし、この記事に掲載されていないモデルについて知りたい、ご自身のに最適なソフトクーラー選びでさらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者の経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。

まとめ:最高のソフトクーラーで、アウトドアをもっと自由に!

さがみはらチアリングバートナー

今回は、ソフトクーラーボックスの選び方から、おすすめモデル、保冷力を高めるテクニックまで、私たちの知識と経験を全て詰め込みました。

最後にもう一度、選び方の7つのポイントをおさらいしましょう。

  1. 保冷力:断熱材の厚みとジッパーの密閉性
  2. 容量:利用シーンを具体的にイメージする
  3. 携帯性:ストラップやハンドルの仕様
  4. 収納性:折りたたみ後の薄さ
  5. 手入れのしやすさ:ライナーの仕様
  6. 付加機能:ポケットやデイジーチェーンの有無
  7. ブランド:信頼と実績で選ぶ

ソフトクーラーは、あなたのキャンプスタイルをより自由で、身軽で、快適なものに変えてくれる魔法のアイテムです。この記事が、あなたの最高のアウトドア体験に繋がる、最高のパートナーを見つける手助けとなれば幸いです。

相模原市では、自治体をあげてキャンプ を観光の軸にしようとしている市の一つです。そんな相模原市には道志川沿いをはじめ数多くのキャンプ 場が存在します。本ブログは「相模原×キャンプ=∞」をテーマに記事を書いています。

都心から1時間とアクセスが良く、緑豊かで自然を感じられる相模原は家族でキャンプ、デイキャンプにもってこいです!

道志川周辺エリア

相模湖周辺エリア

相模川周辺エリア

藤野周辺エリア

相模原にはキャンプ場以外にも無料でキャンプ、BBQができる河川敷もあります

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。

「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。

趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

目次