冬キャンプでは気温が低くなるため、クーラーボックスは使わなくてもいいと思われがちですが、実は冬でもクーラーボックスは欠かせないアイテムです。むしろ、低温の環境では食材や飲み物の「凍結防止」や「適切な保冷」といった重要な役割を果たします。この記事では、冬キャンプでもクーラーボックスが必要な理由を3つ紹介し、その選び方のポイントを解説します。最後には、おすすめのクーラーボックス10選を紹介しています。冬キャンプに使いたいお気に入りのクーラーボックスを見つけてください。
冬キャンプでもクーラーボックスが必要な理由
低温環境における冬キャンプでもクーラーボックスは重要なアイテムです。夏は食材を腐らせないために使われることが多いですが、冬の寒さの中でもしっかりと役立ちます。以下の3つの理由で、冬でもクーラーボックスを使用することが推奨されます。
冬でもクーラーボックスが必要な理由① 凍結防止
冬キャンプでは晴れていると日中は快適に過ごせても、場所によっては夜間や早朝は気温が下がり氷点下になる場合があります。そんな中で食材を置いておくと、液体やフルーツ、缶詰などが凍ってしまうリスクがあります。凍結した食材は調理が難しくなるだけでなく、味や質も落ちることが少なくありません。そこでクーラーボックスを使用することで、低温から食材を守り凍結を防ぐための重要な役割を果たしてくれます。断熱構造により、内部の温度を適度に保つことができるため、寒すぎる環境でも食材を凍らせずに保存できます。
冬でもクーラーボックスが必要な理由② 食材を保冷する
一見矛盾するようですが、冬キャンプでも食材の保冷は重要です。クーラーボックスを使用しないと、冬であっても日中気温が上がったり、直射日光が当たったりすると食品を保存している箇所の温度が思っている以上に上がることがあります。また薪ストーブなどの暖房を使用することにより、テントやコテージ内の気温が上がった際も食品の適切な保冷が必要になります。生鮮食品や肉、乳製品は短期間で傷んでしまう場合もあるのでクーラーボックスを適切に使用しましょう。
冬でもクーラーボックスが必要な理由③ 飲み物をキンキンに
キャンプでは、外で飲む飲み物が格別に美味しいですよね。寒い季節でも、ビールやジュースなどお気に入りのドリンクを「キンキンに冷やして飲みたい」という方は多いのではないでしょうか。冬の冷気にそのまま晒していると、飲み物が凍ってしまうリスクがあります。クーラーボックスを使えば、外気が極端に低い場合でも内部の温度を調整して、飲み物が凍らないようにしつつ飲み頃の適度な冷たさを保つことができます。また理由②でも書いたように暖房を使用している場合は、クーラーボックスでドリンクはキンキンに冷やしましょう!!
冬キャンプで使いたいクーラーボックスのおすすめ10選
FIELDOOR(フィールドア) ノーザンクーラーボックス(33.1L)
フィールドアのノーザンクーラーボックスはプロ仕様の高い保冷力を誇るオールシーズン使えるハイエンドクーラーです。ミディアムサイズの約33LでキャンプやBBQに最適なサイズ、持ちやすい便利なハンドルで使い勝手◎。 高機能で見た目もオシャレな上、同スペック商品と比べると価格も安価で高コスパ、間違いなくオススメできるクーラーボックスです!
イエティ(Yeti) Tundra 35 タンドラ 35 (28.3L)
「頑丈で高い保冷力」、「無骨で洗練されたデザイン」、「圧倒的なブランド力」とあらゆる面で高スペックなクーラーボックス界の大谷翔平、イエティのクーラーボックス。キャンプやBBQ、釣りなどのアウトドアにピッタリな中型サイズ、外側には水抜き栓も付いているので、水を入れての使用も可能です。耐衝撃性と長期間の使用においての耐久性も抜群な上に、持ち運びしやすい持ち手や整理しやすいバスケットもついていて使いやすさも抜群です。
コールマン(coleman) 54QTステンレススチールベルトクーラー
54QTのステンレスクーラーを言えば、コールマンの「 54QTステンレススチールベルトクーラー」といっても過言じゃないほど有名な一品。1954年発売のビンテージレトロなデザインと実用性、耐久性を兼ね揃えたクーラーボックスの銘品です!見た目の格好良さもさることながら、厚さ3cmの発泡ウレタンがトップにもボディーにも入っていて、保冷力も抜群です。ハンドルには持ちやすいようにラバーグリップ、排水タブもワンタッチでと細部まで作り込まれています。
コールマン(Coleman) エクスカーションクーラー16QT (15L)
コールマンの小型ハードクーラーの中のエントリーモデルです。使い勝手の良いベイルハンドル付で保冷力1日容量15Lとソフトクーラーではやや物足りないという人にピッタリです。冬キャンプで、肉やタマゴなど生鮮食品だけは保冷したいという場合にもちょうどいいサイズ感です。価格も安価なので、BBQやデイキャンプにおすすめのハードクーラーです。
STANLEY(スタンレー) クーラーボックス (15.1L)
創業110年、孫の代まで使えると言われるほどしっかりとした作りのスタンレー。スタンレーグリーンのオシャレなボディは小型でもイスと座れるぐらい頑丈です。フタには密閉度を高めるためパッキンが付いており、高い保冷力をキープします。フタにはゴムロープが付いていて、ボトルや小物を挟むことができます。上記のコールマンと同サイズで、生鮮食品や飲み物だけ保冷したいという場合にちょうどいいです。
ロゴス(LOGOS) アウトドアクーラー(9L)
ロゴスのアウトドアクーラーの小型モデル。9Lとミニサイズの中でも大きめと普段使いもしながら、デイキャンプやBBQにも便利に使えます。アースカラーなので、どんなキャンプギアとも相性抜群です。飲み物だけ冷やしておきたいというニーズにピッタリです。
コールマン(coleman) アルティメイトアイスクーラーⅡ (25L)
ソフトクーラーだからと侮るなかれ!コールマンのアルティメイトアイスクーラーⅡは42時間の保冷力があります。1泊2日のキャンプにも安心して使えます。機能性もファスナー付きの小窓やキャリーオンスリーブ付きでハードタイプのローラーキャリーにも固定することができます。機能的にもサイズ的にも価格的にも最初のクーラーボックスとして、「おすすめNo.1」
AO Coolers(エーオークーラーズ) 24パックキャンバスソフトクーラー (23L)
アメリカ発、高性能クーラーバッグブランド「AO Coolers」。 キャンバスシリーズはAO Coolersで人気の定番シリーズです。厚みが約1.9cmある5層構造の断熱材を使用し、結露しない高性能クーラーで機能性抜群です。アウトドアでは肩かけのショルダー、普段の買い物はトートバックと2Way仕様なのもポイントです。
DOD(ディーオーディー) ソフトくらひこ (15L)
1泊のソロキャンプやデュオキャンプで使いやすい浅型ソフトクーラーです。350ml缶をたたせてちょうど良い高さの浅型モデルなので、開けたらひと目で中身を確認できる使い勝手は重宝します。ファミリーやグループでの飲み物専用としてもオススメです。その他、防水アウター、止水ファスナー、メッシュポケットと名前はクレイジーでも機能は折り紙付きです。
オレゴニアンキャンパー(Oregonian Camper) 保冷バッグ クーラーパック8 (7.6L)
底面と側面に断熱材がしっかり入っているので、ソフトクーラーでもしっかりとした保冷力があるオレゴニアキャンパーの保冷バック。そのまま使っても良いですが、クーラーボックスの中にインナークーラーとして使用することもできます。(クーラーinクーラー)保冷力アップはもちろん、大型クーラーの中身を整理しながら保冷収納できます。
もっと色々な種類のクーラーボックスから検討したいという方は下記のクーラーボックス容量別におすすめをまとめた記事をご覧ください。クーラーボックス内の温度を一定に保てるハードタイプ、軽量で手軽に使用できるソフトタイプそれぞれ容量別にまとめています。
容量別ハードクーラーボックスのおすすめ記事はこちらから↓
7Lの小型クーラーボックスはデイキャンプやピクニックなどの日帰りレジャーに最適なサイズです。小型のクーラーボックスを探すとソフトタイプとハードタイプとどちらも出てきますが、ハードタイプのクーラーボックスの魅力はなんといってもその保冷力です。
10〜20Lの小型クーラーボックスはデイキャンプやBBQなどの日帰りレジャーに最適なサイズです。またソロキャンやデュオキャンプであれば1泊2日分の食材、飲み物を入れるのに丁度いいサイズです。重さや収納面ではソフトタイプに軍配が上がりますが、保冷力を重視する場合は断然ハードタイプがおすすめです。
30Lのクーラーボックスは一般的なファミリーキャンプやBBQ最適なサイズです。実はハードタイプの30Lサイズはあまり多くありません。それはソフトタイプが小型、ハードタイプが大型が商品が多く、30Lはその中間に当たるので、ソフトとハードが混在する容量にだからです。保冷力を重視する場合は断然ハードタイプがおすすめ!
40Lのクーラーボックスは一般的な1泊2日のファミリーキャンプや大人数でのBBQ最適なサイズです。重さや収納面では大型クーラーボックスを買うことにはハードルはありますが、手にするとその保冷力と大容量が使いやすく気に入ってしまうことがほとんどです。
容量が54QT(51L)もあり、見た目もカッコいい大容量ステンレスクーラーは家族での宿泊キャンプや大人数でのグループキャンプ、BBQにオススメです。大型のハードクーラーボックスは多くの食材や飲み物を長い時間保冷することができるので、1つ持っているとグッとキャンプの快適さが向上します。
クーラーボックスは大型になると、中に食材や飲み物をいっぱい入れた場合とても重く運ぶのが大変になります。そんな時に便利なのが、キャスター付きのクーラーボックスです。大型クーラーボックスは重さや収納面を考えると購入にはハードルはあります。しかしキャスターが付くことで重さ問題がクリアになります。収納は少し場所をとりますが、それ以上に手にするとその利便性に気に入ってしまうことがほとんどです。
容量別ソフトクーラーボックスのおすすめ記事はこちらから↓
7L小型ソフトクーラーボックスは小型で小さく何処へでも持ち運べて、使わないときは軽くて折りたたんでコンパクトに収納できるのが最大の魅力です。価格も安価に購入できるものも多く、軽くて持ち運びやすいので、運動会やピクニック、普段使いのお弁当などキャンプ以外で使用することもできます。
15Lソフトクーラーは、ソロキャンやデュオキャンプであれば1泊2日分の食材、飲み物を入れるのに丁度いいサイズです。ファミリーやグループなど大人数でのキャンプでは、食材と飲み物の分けて使用する際にオススメのサイズです。
25Lサイズのソフトクーラーボックスは一般的なスーパーの買い物かご8〜9分目程度の食材や飲み物が25Lサイズに収納できる量になります。最近はソフトタイプであっても長時間保冷力を保てるような高性能モデルも各アウトドアメーカーから発売されています。中型の25Lは使い勝手が良くキャンプやBBQでも普段使いもできるので、活用頻度が高くコストパフォーマンスに優れています!
インナークーラーとは、名前の通りクーラーボックスの中に入れる、小さめのソフトクーラーのことを指します。この記事では、保冷力を高めて、整理整頓にも役立つインナークーラーの使い方とメリット、選び方のポイント、そしておすすめのインナークーラー6選を紹介しています。
クーラーボックスを冬でも快適に使うための保冷剤とクーラースタンド
クーラーボックスを最強にする保冷剤「ロゴス倍速凍結パックXL」
当たり前ですが、クーラーボックス自体に冷やす機能はありません。クーラーボックスの性能だけではなく、保冷剤の性能も重要です。そこで魚も凍ると謳っているロゴスの強力保冷剤をステンレスタイプのハードクーラーボックスと組み合わせることで、最強の保冷機能を長時間継続することができます。事前準備の凍結時間が約18~24時間と従来品の約半分になり使い勝手が向上したロゴスの倍速凍結バック2個セットで上下から冷気で挟み、冷えひえの飲み物や食材を新鮮なままアウトドアに持ち出しましょう。
クーラーボックスを最強にする保冷剤「ロゴス倍速凍結パックM」
クーラーボックスと併せて使いたいキャンプにおすすめのハードタイプ保冷剤を紹介↓
クーラーボックスを最強にする保冷剤「ロゴス倍速凍結パックソフトM」
コンパクトタイプを追加して保冷力を調整するのもオススメです!
クーラーボックスを最強にする保冷剤「ロゴス氷点下パックコンパクト(2個入り)」
クーラーボックスを最強にする保冷剤「ロゴス氷点下パックGT-16℃ コンパクト(2個入り)」
クーラーボックスを最強にするクーラースタンド
クーラーボックスを地面に直接置くと、地面からの冷気によりクーラーボックス内の温度が下がりすぎてしまう事があります。クーラーボックススタンドを使用することで、外気や雪などの冷気に影響されずに温度を一定に保つ事ができます。またクーラーボックススタンドを使うと、クーラーボックスを適切な高さに設置することができます。これによりしゃがむ必要がなくなり、立ったままでの中身を取り出すことができてとても便利です!
クーラーボックスを持って相模原に冬キャンプへ行こう!
冬の道志でキャンプするなら、敷地内に温泉がある青根キャンプ場が断然オススメです!