親子キャンプ:初心者が抑えるポイントは?キャンプ場選び方、キャンプスタイル徹底解説

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親子キャンプといえば、家族みんなが自然の中で非日常を感じながら楽しい時を過ごし、いつもはできない体験をすることで大人も子供もともに成長できる素晴らしいレジャーです。人によっては、お目当てのロケーションの為に遠方のキャンプ場まで行き、大型のテント、タープを張ってサイトをお洒落に彩って、焚火をしつつお洒落で美味しい料理をしたいと思う人もいるでしょう。しかしそのようなSNS上のキャンプのお洒落でキラキラした部分だけを見ると、初心者にはそれを真似するのはとても労力がかかり、準備するだけてくたびれてしまいます。ましてや目の離せない子供がいるファミリーキャンプは同じ準備をするにもその大変さは2倍3倍となるでしょう。

そこでキャンプを何のためにするかを思い出してください。大切なのは、ストレスを感じずに楽しい時間を家族で共有することです。

「親子キャンプは無理をしないこと、完璧ではなく、快適に過ごすこと」

この記事では、初めて親子キャンプを検討している方々に、無理なく楽しむ方法や快適なキャンプ体験についてのヒントを提供します。完璧さを追求するのではなく、家族との素敵な瞬間を楽しみ、親子で心温まる思い出づくりと成長の機会にしてみてください。

目次

親子キャンプは無理をしないこと、完璧ではなく快適に

親子キャンプは、キャンプ場選びがポイント

親子キャンプは自然とふれあいながら家族との絆を深める素晴らしい体験です。しかしキャンプ場選びを間違えるとその素晴らしい時間は訪れません。親も子供も無理なく安心して楽しめるように、ポイントを詳しく説明します。

近場のキャンプ場を選ぶ:距離を感じずに冒険を始める

初めての親子キャンプでは、遠くのキャンプ場を選ぶのは控えましょう。なぜなら、キャンプ場に行くだけで疲れてしまうからです。なんと言っても、移動時間を短く抑えることが、子供たちの楽しみを損ねない秘訣です。大人と違い時間の感覚を把握しにくい子どもは長い移動が何よりのストレスになります。長時間のドライブは疲れを引き起こし、キャンプ場についても、子どもは疲れて機嫌も悪くなっているなんてことになります。近場なら移動の疲れもなく、もしトラブルが起きたとしても簡単に帰宅できるので、不安も解消できるでしょう。

我が家のホームキャンプ場は車で10分です

高規格なキャンプ場を選ぶ:快適さと安心を手に入れる

初めての親子キャンプであればできる限り、高規格なキャンプ場を選びましょう。デイキャンプであっても、トイレやシャワーなどの基本的な設備が整っていた方が快適に過ごせます。それでもキャンプ場は山の中や川や湖のそばにあるので、アウトドアの楽しみを存分に味わえます。さらに、高規格なキャンプ場であれば管理人が常駐していることが多いです。何かあれば聞くことができることや、セキュリティ面でも家族全員が安心して過ごせます。せっかくキャンプに行くのだからと、意気込み過ぎずに最初は高規格なキャンプ場で快適なアウトドア体験から初めることが、親子キャンプデビューのベストです。

コテージを利用する:宿泊こそ無理せず快適に楽しむ

親子キャンプでもし最初から宿泊を考えるのであれば、ロッジやコテージの利用をおすすめします。コテージにはベッド、キッチン、冷蔵庫が備わっており、アウトドア初心者でも快適に滞在できます。親はベテランキャンパーでも、小さな子どもを連れている場合、室内の設備があると大変便利です。またセキュリティ面でも、夜の就寝時に鍵がかかることは、小さい子どもや女性がいるファミリーキャンプではとても重要なことの一つです。

道志川沿いでコテージ泊できるキャンプを5選紹介しています↓

親子キャンプは、子供の目線に合わせるがポイント

親子キャンプは、子供の興味や年齢に合わせたキャンプスタイルの選択が成功の鍵となります。

3つの異なるスタイルの説明を通じて、子供の目線に合わせる重要性を詳しく説明します。

お座敷スタイル:ゆったりとした家族の時間

ゆったりとくつろぎたい場合、チェアに座ること(長時間座っていること)が難しい年齢の幼児がいる場合、大きめのレジャーシートを広げたお座敷スタイルがおすすめです。幼児がイスから落ちる心配もなく、よちよち歩きやハイハイでも動き回ることができ、子どもと一緒にアウトドアを楽しめます。ご飯を食べたり、絵本を読んだり、お昼寝をしたりと、いつもしていることでも外ですることにより、開放感があり大人も子どもも気持ち良い時間が過ごせます。お座敷スタイルのキャンプは小さい子どもがいても安心して過ごせます。

ロースタイル:子供の好奇心を刺激

イスには座れるようになってから小学生低学年ぐらいまでは、ロースタイルのキャンプが最適です。このスタイルは、テーブルやチェアなどファニチャー類を全てロータイプのもので統一します。すると体の小さな子どもでも、足を地面につけて座ることができます。高さのあるイスから落ちることや倒れる心配が減り、自分の意思で立ったり座ったり移動できます。食事やクラフト作業などもテーブルの上で楽しむことができ、子供たちは自然に親しむことで、新しい発見や学びを楽しむことができます。

ハイスタイル:快適さと楽しみを両立

小学生高学年以降の子どもであれば、体型は大人に近づいているのでハイスタイルという選択もできます。チェア、テーブルを大人と同じものを利用できるようになると何かと準備が楽になります。

子どもの興味や年齢に合わせてキャンプスタイルを選ぶことは、親子キャンプを成功させる秘訣です。
子どもたちの安全に配慮しつつ、アウトドア体験を楽しめるようにスタイルを工夫しましょう!

高さスタイル別におすすめのアウトドアチェアを紹介しています↓

テーブルも高さにあわせてオススメのものを選びましょう↓

親子キャンプは、キッチンは対面or囲炉裏スタイル

親子キャンプでの食事こそ、「完璧ではなく快適」を意識しましょう。せっかくのキャンプだからと気合いを入れ過ぎてしまうと、料理することで疲れてしまい自然の中で快適な時間を過ごすという本来の目的を忘れてしまいます。そこで子供がいる中で料理をする際に気をつけるポイントをお伝えします。ポイントは、

子供から目を離さなくても良いレイアウトを心がける!

キャンプで子供と一緒にキャンプ飯に挑戦するのは良い体験です。しかし火を使ったり、包丁を使ったりと子供にとって調理は危険が伴うこともあります。パパママは子供を見ながら調理をしなくてはなりません。そこで親子キャンプは対面キッチンか囲炉裏スタイルをおすすめします。

対面キッチン:家庭のキッチンと同じ安心感

対面キッチンとは読んで字の如く、リビングスペースとキッチンを対面にしたレイアウトしたスタイルです。こうすることにより、調理をしながらもリビングスペースで遊ぶ子供達を見ることができます。家でも、カウンターキッチンやアイランドキッチンが人気な理由は、料理をしていても孤独感がなく、家族とコミュニケーションが取れることが理由の一つに挙げられます。キャンプのレイアウトを考える際にも同じことが言えます。

ツーバーナーとオールインワンのキッチンテーブルがあれば、置くだけでキッチンになります

囲炉裏スタイル:焚き火を囲んで家族の時間を

キャンプの醍醐味である、焚き火とキャンプ飯を同時に楽しめます!

囲炉裏スタイルは、焚き火台の周りに囲炉裏テーブルを用意したらもう完成です。焚き火を囲み、話をしながら調理をすることも楽しめる年齢になってきたらこのスタイルはおすすめです。

さらに焚き火とチェアの間にテーブルがあることで物理的な距離がうまれ、小さい子供が焚き火に近づき難くなるという安全面のメリットもあります。

対面キッチンと囲炉裏スタイルの両方に魅力があります。どちらを選んでも、家族全員で過ごす楽しい時間が待っています。親は子供の安全が第一。安全に配慮できるキッチンスタイルを作ることが、親子で一緒にキャンプの食事を楽しむために重要なポイントになります。

神奈川県相模原市で親子キャンプをしたいキャンプ場3選

神奈川県相模原市には自然豊かなキャンプ場がたくさんあり、初心者の方でも楽しむことができます。初めての親子キャンプにぴったりな相模原のキャンプ場を3つご紹介します。どのキャンプ場もアクセスが良く、コテージがあったり、子供が楽しめるアクティビティがあったたりと設備が充実しているので、親子で安心して快適に楽しむことができます。

上大島キャンプ場

隣接する相模原自然の村内にある人口の小川

春は桜で花見キャンプ、夏は小川やじゃぶじゃぶ池で水遊び、子供が飽きないキャンプ場

  • 住所:神奈川県相模原市緑区大島3657
  • アクセス:圏央道相模原ICから約5km(車で約10分)
  • TEL:042-760-6066
  • 営業期間:3月〜11月 ※11月は土・日・祝日のみ
  • 予約の有無:必要 電話で予約
  • 利用可能時間(デイキャンプ): 9:00〜17:00
  • 料金(デイキャンプ利用者協力金)市営なので格安
    • 1〜10人   1000円
    • 11〜20人  2000円
    • 21〜30人  3000円
    • 31〜40人  4000円
    • 41〜50人  5000円
  • 主な設備:売店、レンタル、炊事場、トイレ(多目的トイレもあり)、自動販売機、シャワー
  • 公式HP:http://www.oshima-sagami.com/sbd/

このまさわキャンプ場

このまさわキャンプ場の入口の橋からみる管理棟

小さな子どもでも安全に川遊びができるチビッ子大満足のキャンプ場

  • 住所:神奈川県相模原市緑区青根2745
  • アクセス:中央道相模湖ICから約16km(車で約30分)
  • TEL:042-787-2735
  • 営業期間:4月〜11月
  • 予約の有無:必要  予約専用TEL 042-787-2051
  • 利用可能時間(デイキャンプ): 9:00〜17:00
  • 料金(デイキャンプ)
    • 入場清掃料
      • 大人(中学生以上)  1人 500円
      • 子供(3歳以上)   1人 300円
    • 駐車料
      • 普通         1台 600円
      • 二輪         1台 300円
  • 主な設備:売店、炊事場、トイレ、ゴミステーション、自動販売機(飲料、カレー)、コインシャワー、ドライヤー、ランドリー、ロッジ、常設テント、荷物を運ぶ台車(駐車場からフリーサイトまでとても便利)
  • 公式HP:https://konomasawacamp.co.jp

PICAさがみ湖

相模湖プレジャーフォレスト のイルミネーション

温泉、遊園地、コテージ、BBQガーデン完備、イルミネーションも有名な超高規格キャンプ場!

  • 住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634 (相模湖リゾートプレジャーフォレスト内)
  • アクセス:相模湖東ICから約4km(車で約8分)
  • TEL:042-685-0917
  • 営業期間:通年
  • 予約の有無:事前オンライン予約(前日まで)、予約なしでも可能
  • 利用可能時間(デイBBQ):日中の部(~16:00)と夜間の部(~20:00)での入替制
                 入替の時間内であれば制限はなし
  • 料金(デイBBQ)
    • 事前オンライン予約(前日まで) 1人 1200円
    • 予約なしでの当日利用      1人 1700円
      ※別途プレジャーフォレスト入園料金が必要
  • 主な施設:売店、炊事場、シャワー室、さがみ湖温泉うるり、さがみ湖プレジャーフォレスト(遊園地)、コテージ、トレーラーハウスetc
  • 公式HP:https://www.pica-resort.jp/sagamiko/

紹介した3ヶ所のキャンプ場をもっと詳しく知りたい人は↓

まとめ 親子キャンプは快適に過ごせる工夫を子供目線で

上大島キャンプ場の林間サイトにコールマンのツールームテント

親子キャンプは家族みんなが一緒に自然を楽しむ素晴らしい体験です。初めての方も、無理なく快適に過ごせるためにはいくつかのポイントを押さえることが大切です。キャンプ場選びは距離と設備が重要です。近場で設備の整った場所を選ぶと移動の疲れもなく安心して楽しめます。さらにキャンプスタイルを子供の興味や年齢に合わせることもポイントで、ファニチャーの高さや料理スタイルを対面キッチンや囲炉裏スタイルにすることで子供と安全で楽しいキャンプの時間を過ごせます。

神奈川県相模原市周辺には素晴らしいキャンプ場があります。上大島キャンプ場では自然の中でのんびり過ごせますし、このまさわキャンプ場は浅瀬が多く小さな子供も川遊びを楽しめる場所です。PICAさがみ湖は高規格キャンプ場で、遊園地やイルミネーション、温泉も楽しめる充実の施設です。どのキャンプ場も設備が整っており、親子で安心して楽しめること間違いなしです。相模原市で楽しい親子キャンプをお過ごしください!

相模原にはキャンプ場がたくさんあります

相模原のキャンプ場が多く集まる場所は大きく分けて4エリア

  • 相模川周辺エリア
  • 道志川周辺エリア
  • 相模湖周辺エリア
  • 藤野周辺エリア

相模原にはキャンプ場以外にも無料キャンプができる河川敷もあります

その日のキャンプのテーマや気分、予算に応じて選んで見てください!

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この記事を書いた人

さがみはらチアリングパートナーとして、「キャンプ×相模原=∞」をテーマに魅力を発信します。 ”らくにキャンプを” をコンセプトに、超初心者、ライトキャンパー向けにキャンプ場情報、デイキャンプレポ・キャンプ道具・キャンプ飯を紹介!また相模原のお祭りやイベント、お出かけ情報なども紹介しています。

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