「さすがに冬にキャンプ はハードルが高い」と思っていましたが、実は冬にデイキャンプをしてみた所、思った以上に快適に過ごせたので、冬キャンプの楽しみ方と5つの魅力を紹介したいと思います。冬キャンプは、虫がいないのが最大の魅力。夏の虫対策から解放され、彼女や奥さんも誘いやすい。安定した気候と高い晴天率もポイントで、日中のデイキャンプは穏やかな天気で楽しめます。また冷えた体にしみる汁物料理が格別で、料理もアウトドア感たっぷりの焚き火料理がおすすめ。さらに、冬はキャンプ場が空いているため、夏の混雑を避けて贅沢な時間が楽しめます。冬の焚き火は特別で、遠赤外線で温まりながら美味しい料理を楽しめます。
オフシーズンと思われがちな冬のデイキャンプは、防寒対策さえしっかりすれば、焚き火もキャンプ飯も快適に楽しめます!
記事最後には冬キャンプで使いたいキャンプ道具のおすすめも紹介しています!
冬キャンプ初心者に伝えたい楽しみ方と魅力① 虫がいない
彼女や奥さんと一緒にキャンプを楽しみたいけど、
虫が苦手だから『絶対ムリ』って断られたって人いませんか??
私も断る立場でしたが、その悩み冬キャンプで解決しました
キャンプは好きだけど、虫が苦手という人もいるでしょう。何を隠そう私も虫が苦手なので、夏キャンプでは虫よけスプレーを体に吹きかけ虫よけシールを体に貼り付けます。キャンプサイトにはこれでもかというほど蚊取り線香をたき、虫との遭遇する確率を1パーセントでも下げる努力をします。
しかし冬キャンプではその心配が一切ありません。春キャンプや秋キャンプも夏キャンプよりは虫との遭遇確率は減りますが、冬キャンプに至っては虫との遭遇はほぼ皆無だと言い切れます。
自然の中で過ごしたいけど、虫が本当に苦手という人はあえて冬キャンプからデビューしてみるのも良いかもしれません。寒さ対策さえしっかりすれば、冬の方が快適に過ごせるという人も意外と多いのかもしれません。
冬キャンプ初心者に伝えたい楽しみ方と魅力② 気候が安定、晴天率が高い
多くの地域で11月~3月の5ヶ月間が晴れの多い月ベスト5に入ってきます。
それ故に雨を避けて天気の良い晴れた日にキャンプができる可能性が高いです。しかしこの5ヶ月間は寒暖差が激しい時期でもあります。夜は冷え込むことが多いので、冬キャンプする上でどのように防寒対策をするかが1番のハードルになってきます。
そこで、冬のキャンプスタイルこそ天気の良い日中に、デイキャンプで自然を満喫するのがおススメします。体を動かすアクティビティも汗をかかずに行えて熱中症の心配もありません。ゆっくり過ごすなら焚火をして暖を取りながら過ごすのも良いでしょう。防寒着も気温に合わせて日常使いのアウター(ウインドブレカー、マウンテンパーカー、ダウンコート)を使用すれば問題ないことがほとんどです。
それでも寒さが予想される場合には、カセットガスストーブや電気ストーブなど手軽に暖まれるものがおすすめです。薪ストーブも憧れますが、ハードルが高いと感じる人は屋内外兼用のカセット式のガスストーブや電気ストーブから始めてみましょう。ガスストーブでも電気ストーブでも雰囲気が良いものがあります。ポーダブル電源があると自宅にいるときと同じように家電製品が使えます。
焚火のように、暖を取りながらストーブを囲むのも楽しいです
キャンプ上級者であれば、雨の日のキャンプも楽しめますが初心者にはハードルが少し高いです。そこで、晴天率が高い冬は普段は泊りでキャンプに出かける人も、オフシーズンにするのではなくデイキャンプシーズンにしてみるのはいかがですか。
冬キャンプ初心者に伝えたい楽しみ方と魅力③ 汁物料理が美味しい
これはもう説明不要です。
寒い時期に、外で食べる汁物が美味しくないわけがありません。
おでん、鍋、スープに豚汁など、やっぱり寒い季節に温かい汁物は格別に美味しく感じます。また汁物料理は初心者でも比較的に失敗が少なく、家庭で調理するのと同じ感覚でできるのも魅力です。
調理方法も焚火台の上で、ダッチオーブンなどで作ると雰囲気がありオシャレ感を出せますが、家庭用カセットコンロで調理すれば簡単にできます。イワタニの「タフまる」なら見た目もアウトドア感が強く、風にも強い、ダッチオーブンも使用できるので、良いとこどりです。
冬キャンプ初心者に伝えたい楽しみ方と魅力④ キャンプ場が空いている
冬ってそもそもキャンプ場やってるの??
クローズするところもあるけど、通年やっているところもいっぱいあるよ
私も以前はキャンプシーズンは春夏秋で、冬はキャンプのオフシーズンだと思っていました。
実際に冬場にはキャンプ場が閉鎖され利用できない所もあり、そのようなイメージがついてしまっているのかもしれません。しかし閉鎖するキャンプ場があるのは事実ですが、オールシーズン開業しているキャンプ場も数多くあります。また夏などのハイシーズンに比べ、冬は予約が取りやすかったり、価格が安価に設定されていたりします。
夏より間違いなく人が少ないので、ゆったりと贅沢にキャンプ場を使用できるのが最大のメリットと言えます。都会の喧騒から離れて自然を感じるには冬こそ最適なキャンプシーズンなのかもしれません。
冬キャンプ初心者に伝えたい楽しみ方と魅力⑤ 焚火が快適に楽しめる
焚火がしたくてキャンプに行くと言っても過言ではないぐらい、焚火が好きな私ですが、特に冬の焚火は格別です。
冬場は温かい料理が食べたくなるので、焚火を使用した料理をつくるのも良いでしょう。③でも紹介しましたが、汁物料理を焚火でグツグツ煮込んで作るのも楽しいです。
また焚火を見ていることが大好きなので、夏でも焚火を楽しむ私ですが、やはり暑い中より寒い中で暖かい焚火にあたることは幸せそのものです。焚き火には遠赤外線効果があり、体の芯からポカポカしてくることを実感できると思います。
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冬のデイキャンプで使いたいキャンプ道具6選
冬キャンプで使いたいキャンプ道具① 焚火台
焚火台と言えば、ユニフレームのファイアグリルと言うぐらい有名な一台です。20年以上愛用する人もいるぐらい頑丈な作りなので、焚火にも調理にもガンガン使えます。デザインも飽きのこないシンプルなデザインで、ファイアグリルほど初心者から上級者、老若男女誰からも絶大な支持をされている焚火台はありません。
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冬キャンプで使いたいキャンプ道具② クーラーボックス
冬キャンプでは気温が低くなるため、クーラーボックスは使わなくてもいいと思われがちですが、実は冬でもクーラーボックスは欠かせないアイテムです。むしろ、低温の環境では食材や飲み物の「凍結防止」や「適切な保冷」といった重要な役割を果たします。ソフトクーラーボックスは軽くて折りたたんでコンパクトに収納できるのが最大の魅力です。最近はソフトタイプでも高性能なものが各アウトドアメーカーから発売されています。紹介している容量25Lタイプは価格も安価で軽くて持ち運びやすいので、ファミリーキャンプに最適です。
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冬キャンプで使いたいキャンプ道具③ Jackery(ジャクリ) ポーダブル電源
ポーダブル電源と言えばJackery(ジャクリ) というぐらい有名な1品。冬キャンプではどうしても暖を取りたくなりますが、ポーダブル電源があれば電気毛布や電気ストーブが簡単に使用できます。また電気ポットで暖かい飲み物やホットプレートなども使用する事ができます。また夏キャンでは扇風機、災害など非常時の備えとしても持っていて絶対損はないポータブル電源です!必要な時期だけレンタルする事もできます。
冬キャンプで使いたいキャンプ道具④ 電気毛布&電気ストーブ
薪ストーブは冬キャンプの憧れでもありますが、一酸化炭素中毒に気を使わないといけません。その点、電気毛布や電気ストーブは一酸化炭素中毒の心配がないので、小さい子どもがいるファミリーキャンプにはぴったりです。必要な時期だけレンタルする事もできます。
冬キャンプでもっと簡単に暖をとりたい場合は、ポーダブル電源×電気毛布や電気ストーブがオススメです!
冬キャンプで使いたいキャンプ道具⑤ タープ
デイキャンプでテントは張らないけど、快適に過ごすスペースを確保したい場合タープを張る必要があります。日差しを遮ったり、雨風を防いだりとタープがあることによりキャンプの快適性は格段に上がります。またプライベート空間を作るという意味でもデイキャンプにタープを取り入れてみてください。
オススメタープを予算別に合計10選紹介した記事はこちら↓
冬キャンプで使いたいキャンプ道具⑥ 七輪
スタンド付きで底面を直接置かないで使えるので、卓上でも安心して使用できます。高さがあるため、調理中の姿勢が楽で、炭火調理をより快適にします。さらに、珪藻土の力で安定した火力と耐久性に優れ、長時間の使用でも安心。スタンド部分が取り外し可能で、持ち運びも簡単です。使い勝手の良さと、手軽に七輪料理を楽しめる設計が魅力。暖まりながら調理ができて冬のファミリーキャンプにも最適な万能七輪です。
冬キャンプで使いたいキャンプ道具をレンタル
キャンプ用品のレンタルサービス「hinataレンタル」なら冬のファミリーキャンプ必要なアイテムがセットになった、hinataレンタル冬キャンプ大満喫セット(4人用)を借りる事ができます。基本一式セットのビギナーセットを軸に、冬キャンプを楽しむために欠かせないアイテムが全て揃っているので、ハードルが高いと思っていた冬キャンプが基本的な寝泊まりから、食事、焚き火まで完璧に楽しめます。テントや焚火台以外にも、電気毛布やストーブ、ポータブル電源など冬用アイテムだけ借りる事もできます。
セットは2人用や3人用もあり、他にも焚き火セットやアイテム単品でもレンタルできます!
まとめ 防寒さえすれば、冬キャンプは初心者も楽しみ方がいっぱい
本記事で「冬だからこそ楽しく美味しく快適に過ごせる」に冬キャンプのイメージが変わってくれたら幸いです。自然が相手のキャンプだからこそ、冬にしか体感できない楽しみや冬にしか見れない景色がいっぱいあります。 冬のキャンプは初めてにしてはハードルが高いと思っていましたが、実際にデイキャンプを経験してみると、驚くほど快適な時間を過ごせます。冬だからこそ焚き火は特別な温もりを提供します。防寒対策がしっかりできれば、初心者でも冬キャンプを楽しむことができます。今まで冬はキャンプオフシーズンになっていた人もデイキャンプに出かけてみてください。
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