テントやタープを支えるガイロープは、人間で言えば「筋肉や腱(けん)」のような存在です。 どんなに立派なポール(骨格)を使っていても、それを支えるロープが貧弱だと、強風という負荷に耐えきれず、最悪の場合倒壊してしまうこともあります。
「夜、子供が足を引っ掛けないか心配…」 「付属の白いロープだと、なんだかサイトが締まらない」 「強風でブチっと切れたらどうしよう」
そんな不安を解消するために、ファミリーキャンプ歴7年、道志川のあらゆるキャンプ場を制覇した筆者が、「絶対に失敗しないガイロープの選び方」と「おすすめ10選」を紹介します。
記事の後半では、動画を見なくてもその場でできる「最強の結び方3選」も図解付きで解説。これさえ読めば、あなたのキャンプサイトの安全性は劇的に向上します!
▼ 迷ったらコレ!用途別おすすめスペック早見表

「自分のテントにはどれを選べばいいの?」と迷ったら、まずはこの表を参考にしてください。

| 用途 | 推奨される 太さ | 長さの目安 | おすすめ素材 |
| ファミリーテント | 4mm | 3m〜4m | ポリ / ナイロン |
| 大型タープ | 5mm以上 | 5m〜10m | ナイロン |
| ソロ・登山 | 3mm以下 | 2m〜3m | ポリプロピレン |
| 夜間の安全重視 | 4mm | 自由 | 反射材入り |
初心者必見!失敗しないガイロープの選び方5つのポイント

この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
おかげさまで、このブログは月間4.2万人を超える読者の皆様にご覧いただけるまでになりました。
「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。
① 太さ(強度):基本は4mm、大型タープなら5mm
:基本は4mm、大型タープなら5mm.png)
:基本は4mm、大型タープなら5mm.png)
ガイロープは太ければ太いほど強度が上がります。
- 4mm: 最も一般的で、テントにもタープにも使える万能サイズ。
- 5mm以上: 風の影響をモロに受ける大型タープ(レクタタープなど)におすすめ。
- 3mm以下: 軽量化重視のソロキャンプ向け。大型テントには不向きです。
そして忘れてはならないのが、ガイロープの強度を考えるなら、その力を地面に伝える『ペグ』の強度も同時に考えなければ意味がない、ということです。地面の状況に合わないペグを使うと、せっかくの頑丈なロープも宝の持ち腐れに。
あわせて読みたい そのペグで大丈夫?地面の状況で選ぶ最強ペグおすすめ15選と打ち方・抜き方の全知識 付属のペグで大丈夫?キャンプの安全を守る『最強ペグ』の選び方を徹底解説。硬い地面も砂地もOK、本当に使えるおすすめ15選をTOP5ランキング形式でご紹介。失敗しない一本が必ず見つかる!
② 長さ:ポールの高さ×1.4倍が正解


「何m買えばいいか分からない」という悩みは、計算式で解決できます。 ロープを地面に対して最も強い45度で張るためには、以下の長さが必要です。
必要な長さ = ポールの高さ × 1.4
例えば、240cm(2.4m)のメインポールを使う場合、2.4m × 1.4 = 3.36m となり、結び目の余裕を含めて約4mのロープが必要になります。
③ 素材:耐久性のナイロンか、バランスのポリエステルか


- ナイロン: 引っ張り強度が最強。大型タープのメインロープに最適。ただし、水を吸うと少し伸びる性質があります。
- ポリエステル: 水に強く、伸びにくいバランス型。ファミリーテントに最適です。
- ポリプロピレン(PP): 安価で軽量ですが、紫外線に弱く劣化が早いのが欠点。


| 素材 | 長所 (メリット) | 短所 (デメリット) | 主な用途 |
| ナイロン | 最も強度 耐久性に優れる | 水を吸うと 硬くなりやすい | 大型テント・タープ |
| ポリエステル | 強度と耐水性の バランスが良い | ナイロンよりは 強度が劣る | あらゆる用途に対応 |
| ポリプロピレン | 軽量で安価 水に強い | 劣化しやすく 強度が低い | 小型テント、補助用 |
④ 色・デザイン:夜間の「転倒防止」を最優先に


おしゃれなサイト作りも大切ですが、夜間の安全はもっと重要です。 特に子供がいるファミリーキャンプでは、「反射材(リフレクター)入り」のロープを強くおすすめします。ヘッドライトの光を反射してキラッと光るため、足を引っ掛ける事故を激減させることができます。
⑤ 自在金具:プラスチック製は卒業しよう


付属のロープについているプラスチック製の自在金具は、劣化で割れたり、強風で滑ったりしやすいです。 耐久性が高く、ガッチリとロープを噛む「アルミ製(金属製)」の自在金具が付いているものを選びましょう。


キャンプにおすすめのガイロープ10選|初心者〜上級者まで対応


ここからは、数あるガイロープの中から「これを選べば間違いない」という10商品を厳選しました。
1. ヴァストランド(VASTLAND) 自在ロープ (4本セット)
日本のアウトドアブランドVASTLANDが送る、4mm径・4m長さの標準的なガイロープセット。アルミ製の自在金具が最初からセットされています。
- 推しポイント: 何と言っても圧倒的なコストパフォーマンスです。4本セットで自在金具も付いて税込980円(※参考価格)、さらに配送料もメーカー負担という驚きの価格設定。長さも「4m」と、タープのサブポールやテントの張り網として最も使い回しが効くサイズです。カラーもブラック・ホワイト・レッドから選べ、サイトの雰囲気に合わせやすいのも魅力。
- 惜しいポイント: 素材が「ポリプロピレン(PP)」です。PPは軽量で水に浮くメリットがありますが、紫外線にはやや弱いため、常設用として長期間張りっぱなしにする用途には向きません。
- 【こんな人におすすめ】: とにかく初期費用を抑えたい「初心者ファミリー」や、予備としてバッグに常備しておきたい人。
2. コールマン(Coleman) ガイロープ (3m/5mセット)
老舗ブランド・コールマンの定番商品。扱いやすい4mm径で、ドームテントやスクリーンタープに最適な3mと5mのセット展開があります。
- 推しポイント: 最大の魅力は「入手のしやすさと素材の信頼性」です。素材はポリエステルを採用しており、雨に濡れても乾きやすく、紫外線にも強いため耐久バランスが抜群です。白いロープにコールマンカラーの「赤い自在金具」が映え、視認性も確保されています。
- 惜しいポイント: あくまで標準的なスペックのため、他人と被りやすいのが難点。また、非常に強い風が吹く大型オープンタープには、5mm以上の太さが欲しくなるかもしれません。
- 【こんな人におすすめ】: 付属のロープをなくしてしまった人や、長く使えるスタンダードなロープを探している「失敗したくない人」。
3. スノーピーク(snow peak) ロープセットPro / ポリプロロープ
品質に定評があるスノーピークの純正ロープ。ポリプロピレン素材を使用し、軽量性を重視したプロ仕様の作りになっています。
- 推しポイント: 軽いので持ち運びが楽なうえ、水に濡れても重くなりにくいのが特徴です。グレーのロープに赤のアクセントが入った配色は高級感があり、「スノピで揃えたい」というファンの所有欲を満たしてくれます。10m巻きなら自分で好きな長さにカットできる自由度の高さも魅力。
- 惜しいポイント: 自在金具は基本的に別売り(またはセット内容による)のため、すぐに使いたい場合は金具の有無を確認する必要があります。素材がPPのため、ナイロンに比べると強度は控えめです。
- 【こんな人におすすめ】: 道具の見た目にもこだわりたい「スタイル重視の人」や、荷物を少しでも軽くしたいキャンパー。
4. ogawa(オガワ) 自在付きロープ
老舗テントブランドogawaが販売する、質実剛健なガイロープ。他社にはない「3.1m」という長さ設定が特徴です。
- 推しポイント: 多くのロープが3m(テント用)か4m(タープ用)である中、この「プラス10cm」の余裕が、設営時のペグ位置調整で絶妙に役立ちます。コンパクトなテントやタープの張り綱として非常に使い勝手が良く、リピーターも多い隠れた名品です。
- 惜しいポイント: 地味な存在ゆえに、店舗で見つけにくいことがあります。また、大型タープのメインロープとしては長さが不足するため、サブ用としての運用がメインになります。
- 【こんな人におすすめ】: 設営時の「あと少し届かない!」を解消したい人や、信頼できる日本ブランドを愛用したい「玄人キャンパー」。
5. ロゴス(LOGOS) タフ・リフレクター自在ロープ
一般的なロープ(4mm)よりも一回り太い、直径6mmの極太ロープ。反射材(リフレクター)も編み込まれています。
- 推しポイント: 圧倒的な強度が最大の武器です。メーカー公称で「通常の約3倍の強度」があり、強風時の大型タープでも安心して身を任せられます。20m巻きなので、必要な長さにカットして無駄なく使えます。
- 惜しいポイント: 6mmという太さは、一般的な自在金具(4mm〜5mm用)の穴に通らない可能性があります。対応する大型の金具を用意する必要があります。
- 【こんな人におすすめ】: 海沿いや開けた高原など、風が強い場所で大型タープを張る「強風対策を万全にしたい人」。
6. キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テントロープ / ガイドロープ
鹿番長ことキャプテンスタッグのポリエステル素材を使用した標準的なモデル。3.5mm〜5mm径で扱いやすい仕様です。
- 推しポイント: とにかく安価で手に入りやすく、Amazonなどの評価も高い「安牌」な商品です。2本セットなどの少量パッケージもあり、切れたロープの補充や、ちょっとした物干し用として気軽に購入できます。
- 惜しいポイント: ナイロン製の5mmタイプに比べると強度は劣ります。メインの張り綱として過酷な環境で使うには心もとないため、適材適所での使用が重要です。
- 【こんな人におすすめ】: メインロープとは別に、予備として常に持っておきたい「慎重派のキャンパー」や、ソロテント用に。
7. キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) カラーロープ (太さ5mm)
同じくキャプテンスタッグですが、こちらは「本気」を感じる高強度モデル。素材に強度の高いナイロンを採用し、太さも5mmあります。
- 推しポイント: ポリエステルよりも強度・伸縮性に優れたナイロン製で、さらに5mmの太さがあるため、耐久性はトップクラスです。鮮やかなオレンジなどのカラー展開があり、サイトでの視認性も抜群。大型タープのメインポール用として頼れる一本です。
- 惜しいポイント: ナイロンは水を吸うと硬くなり、結び目が解きにくくなる性質があります。雨撤収の際は少し手間取るかもしれません。
- 【こんな人におすすめ】: 多少の重さや扱いづらさよりも「絶対的な強度」を優先したい、「大型タープユーザー」。
8. ノルディスク(NORDISK) ガイロープ 20m
おしゃれキャンパー憧れのノルディスク純正ロープ。20m巻きで、素材には高靭性ポリエステルを使用しています。
- 推しポイント: 自動車のシートベルトと同じ技術で作られており、非常に高い強度を誇ります。ナチュラルなホワイトカラーやデザインは、コットンテントとの相性が抜群。見た目の美しさと機能性を高次元で両立しています。
- 惜しいポイント: ハイスペックゆえに価格も高めです。また、自分でカットし、末端処理(ライターで炙るなど)をする手間がかかります。
- 【こんな人におすすめ】: ノルディスクのテントを持っている人はもちろん、ギアの美しさと強度に妥協したくない「おしゃれ上級者」。
9. ハイランダー(Hilander) ガイロープ
アウトドア通販ナチュラムのPBブランド。黒一色のシンプルなデザインが特徴の20m巻きロープです。
- 推しポイント: 余計な装飾を排した「ブラック」カラーは、ミリタリー系や無骨スタイルのサイトに完璧にマッチします。20m巻きで価格も手頃なため、自分のテントに合わせて自由にカスタマイズできるのが魅力です。
- 惜しいポイント: 黒いロープは夜間の視認性が最悪です。足を引っ掛けるリスクが高いため、ライトを当てるか、別途ロープライトを用意するなどの対策が必須です。
- 【こんな人におすすめ】: 他の人とは違うサイトを作りたい、黒ギアで統一している「無骨ソロキャンパー」。
10. テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) リフレクティブタープ用張綱
人気ショップWILD-1のオリジナルブランド。ポリプロピレン製で、反射材(リフレクティブ)が編み込まれています。
- 推しポイント: ライトの光を反射して光るため、夜トイレに行く時などに足を引っ掛ける事故を劇的に減らせます。太さ4.5mmという設定は、強度と扱いやすさ(結びやすさ)のバランスが非常に優れています。赤色のロープはフィールドでの存在感も抜群です。
- 惜しいポイント: ポリプロピレン製のため、紫外線による劣化には注意が必要です。長期使用の際は、定期的に状態をチェックしましょう。
- 【こんな人におすすめ】: ファミリーキャンプで「子供の転倒防止」を最優先したい「パパ・ママキャンパー」。
ガイロープを使って張りたいおすすめタープを紹介しています↓


ガイロープを使って張りたいファミリーおすすめテントを紹介しています↓


【図解】これだけ覚えればOK!キャンプ必須の「3大ロープワーク」


「結び方が分からなくて動画を検索したけど、電波が悪くて見られない…」 そんな経験はありませんか?ここでは、これだけ覚えれば一生困らない3つの結び方を解説します。
① もやい結び(キング・オブ・ノット)
.png)
.png)
- ロープの先端側に小さな「輪っか」を作ります(先端が上に来るように交差)。
- ロープの先端を、作った輪っかの「下」から通します。
- 通した先端を、メインの長いロープの「下」をくぐらせて回します。
- 再び、最初の輪っかの中に、今度は「上」から先端を通します。
- メインロープと先端を引っ張り合えば完成!
② 自在結び(トートライン・ヒッチ)
.png)
.png)
- ペグや木にロープを回して折り返します。
- 戻ってきた先端を、メインロープの上から交差させ、輪を作ります。
- そこから少しペグ寄りで、もう一度同じように輪を作ります。
- さらにその外側(ペグから遠い方)で、今度は外側に2回巻き付けます。
- 結び目を手で持ってスライドさせ、手を離して止まれば成功です。
③ 8の字結び(フィギュア・エイト)
.png)
.png)
- ロープの先端付近を二つ折りにします。
- 二つ折りのまま1回ひねって輪を作り、先端をロープの裏側に回します。
- 先端を、作った輪の中に「上」から通します。
- 形を整えると数字の「8」に見えます。そのまま締め込んで完成。
【プロの助言】地面の硬さ別・ロープとペグの「失敗しない組み合わせ」


キャンプ場の地面は、場所によって「石混じりでカチカチ」だったり「腐葉土でフカフカ」だったりと様々です。 どんな地面でも安全にキャンプを楽しむために、筆者がホームグラウンド(相模原エリア)での実証実験で導き出した「地面別の最適セット」を伝授します。
1. 河原や砂利サイト(地面が硬い場合)
.png)
.png)
地面の下に石が多く、ペグが入りにくいサイトです(例:道志川沿いのキャンプ場など)。
- 推奨セット: 太さ4mm以上の高強度ロープ × 鍛造ペグ
- 理由: 無理やりペグを打ち込む衝撃や、石とロープが擦れる摩擦で、細いロープだと切れてしまうことがあります。ここでは「頑丈さ」が最優先です。
2. 林間サイトや芝生(地面が柔らかい場合)
.png)
.png)
土が柔らかく、木陰が多いサイトです(例:相模湖周辺の林間サイトなど)。
- 推奨セット: 視認性の高い「反射材入り」ロープ × 長めのペグ(30cm〜)
- 理由: 木陰のサイトは昼間でも薄暗く、黒っぽいロープは足を引っ掛ける危険が大!黄色やオレンジ、またはライトを反射するロープが必須です。また、土が柔らかい場合は抜けやすいため、摩擦抵抗の大きいロープと長いペグでしっかり食いつかせましょう。
▶︎地面の状況に合わせたおすすめペグはこちらから
あわせて読みたい そのペグで大丈夫?地面の状況で選ぶ最強ペグおすすめ15選と打ち方・抜き方の全知識 付属のペグで大丈夫?キャンプの安全を守る『最強ペグ』の選び方を徹底解説。硬い地面も砂地もOK、本当に使えるおすすめ15選をTOP5ランキング形式でご紹介。失敗しない一本が必ず見つかる!
ガイロープ選び方のよくある質問(FAQ)


ここでは、ガイロープの選び方や使い方に関して、初心者から経験者まで、多くの人が抱く疑問にお答えします。
.png)
.png)
Q1. ガイロープの交換時期は?どんなサインがあったら替えるべき?
A1. 「毛羽立ち」「硬化」「色褪せ」が見られたら交換のサインです。
ガイロープは消耗品です。安全のため、以下のような劣化のサインが見られたら、早めに交換することをおすすめします。
- 毛羽立ちが目立つ: ロープの表面がけば立っているのは、繊維が傷んでいる証拠です。
- ロープが硬くなっている: 新品の頃のしなやかさがなくなり、ゴワゴワして扱いにくくなったら交換時期です。
- 色褪せがひどい: 紫外線による劣化が進んでいます。見た目以上に強度が低下している可能性があります。
年に1〜2回、キャンプシーズンの始めに、お持ちのテントやタープのガイロープを総点検する習慣をつけると安心ですよ。
Q2. テントやタープのロープがすぐ「たるむ」のですが、原因と対策は?
A2. 主な原因は「ナイロン素材の伸び」と「気温の変化」です。
特に新品のナイロン製ガイロープは、最初の数回の使用で初期伸びが発生します。また、雨を吸って伸びたり、夜間の気温低下で収縮して日中に緩んだりすることも。
対策 気づいた時に自在金具で張り直すのが基本です。雨天での使用が多い場合や、張り直しを面倒に感じる方は、吸水による伸びが少ないポリエステル製のガイロープを選ぶのがおすすめです。
Q2. ワークマンや100均のロープでも大丈夫ですか?
A3. 「サブ用途」や「物干し」ならOK。メインの固定には専用品を!
ワークマンなどのパラコードはコスパ最強ですが、本来パラシュート用なので「荷重で伸びる」性質があります。メインポールに使うと風で伸びて倒壊の原因になることも。 命に関わるメインロープには「テント・タープ専用品」を使い、100均ロープは洗濯干し用にと、使い分けるのが上級者のテクニックです。
Q4. ガイロープの「収納」はどうするのがおすすめですか?
A4. 次回の設営が楽になる「8の字巻き」がおすすめです。
ガイロープは撤収時にきれいにまとめておかないと、次回使う時に絡まってしまい、設営の大きなストレスになります。ロープがねじれにくい「8の字巻き」で束ねておくと、スムーズに取り出せて非常に快適です。製品によっては、ベルクロテープが付属しているものもあり、収納に便利です。
Q5. ワークマンのパラコードでガイロープを「自作」できますか?
A5. はい、可能です。コストを抑えたい方には良い選択肢です。
ワークマンなどで安価に手に入るパラコードを使えば、自分好みの色や長さのガイロープを自作できます。ただし、前述の通り、一般的なパラコードはガイロープ専用品に比べて伸びやすい傾向があるため、特に大型のタープに使用する際は、こまめな張り調整が必要になる場合があります。
▶︎当ブログでは、ワークマンのパラコードを使った詳しい自作方法や、その強度について徹底解説しています。興味のある方はぜひご覧ください。


もし、この記事に掲載されていないことについて知りたい、ご自身のに最適なガイロープ 選びでさらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者の経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。
相模原市緑区は自然いっぱい!ガイロープを持ってキャンプへ行こう!


まとめ:最高の『綱』を手に入れたら、次は最高の『杭』を
今回は、キャンプサイトの安全性を支えるガイロープの選び方とおすすめ10選をご紹介しました。
最高のガイロープを選んだあなたに、ぜひ合わせて読んでほしいのが最強のペグ選びの記事です。ガイロープの性能を地面に100%伝え、サイト全体の安全性を盤石にするための知識が満載です。付属のペグから卒業して、ワンランク上のキャンパーを目指しましょう!
▶︎そのペグで大丈夫?最強ペグおすすめ15選と打ち方・抜き方の全知識




ファミリーにおすすめのキャンプ場や初心者向けのキャンプ情報を発信しています!
道志川周辺エリア


相模湖周辺エリア


相模川周辺エリア


藤野周辺エリア








おすすめ8選|風を防ぐ「体感+15℃」の世界へ-300x167.png)


おすすめ8選|もう「寒くて眠れない」と後悔しない選び方-300x169.png)

