デイキャンプでは、直射日光や雨を遮り快適に過ごす為にタープを張り、その下にテーブルやアウトドアチェア等を並べてキャンプサイトを設営します。そんなキャンプの拠点となるサイト作りをする際に、本記事で区画サイト・フリーサイト・電源付きサイトの3種類のメリット・デメリットをしっかりと把握して、快適なデイキャンプ 過ごしてください!
区画サイトのメリット・デメリット
初心者はどのサイトを選べばいいの
初心者は区画サイトを予約しておくと安心
区画サイトとは、使用できるスペースが区画割りされ割り当てられているキャンプサイトのことをさします。
使用できるエリアはロープや丸太、植込みなどで仕切られて、境界線が分かるようになっていることが多いです。キャンプ場によってサイズも異なりますが、10m×10mが平均的なサイズになります。(8m×8mなどもある)
メリット
区画サイトの1番のメリットは、予約しておけば必ず場所は確保できることです。
昨今のキャンプブームで、GW、夏休み、三連休などでは、キャンプ場に入りたくても入れないキャンプ難民が出ることもそう珍しくない状況になっています。過去実際に私もGWに予約なしで道志川沿いのキャンプ場に、「朝早く出れば入れるだろう」と高を括っていたらどこのキャンプ場にも入れずに家に帰ってきたという苦い思い出があります。
(※食材は庭で七輪を出して調理し美味しく頂きました)
多くのキャンプ場で、区画サイトは事前予約制となっているので、予約が取れれば当日キャンプする場所がないという最悪の状況には陥らないので安心できます。
他のメリットとしては、区画サイトは車を横付けすることができることが多いので、荷物の積み降ろしをらくに行えます。
デメリット
予約する事が必要なので、当日の天候不良等でキャンセルする場合、キャンセル料が発生するキャンプ場もあります。
キャンプ場によっては、一般的な区画のサイズより小さな区画の場合もあるので、普段のサイトレイアウトができないこともあります。
どちらのデメリットも回避するためには、HPや電話で事前に料金体系や区画のサイズを確認しておくことをオススメします。
フリーサイトのメリット・デメリット
混雑していたらタープが張る場所がなくなっちゃうことってあるの
フリーサイトとは、使用できるスペースが区画割りされていないキャンプサイトのことをさします。
明確に隣との線引きがないので、気持ちよくキャンプができるようにお互いに配慮しながらサイトを設営していく必要があります。
メリット
自由に場所を選び設営する事ができるので、好きな景色を選べたり、川辺にサイトを作り水遊びをするなど、気分や目的に応じて選ぶ楽しさがあります。
サイズの縛りがないので、自由にサイトレイアウトを楽しむ事ができます。
料金が区画サイトに比べて安価に設定されているキャンプ場が多いのでお財布に優しいです。
区画サイトは予約が必須のキャンプ場でも、フリーサイトは予約なしでも利用できるキャンプ場があるので、思い立ったら行くことできます。
デメリット
事前予約なしのキャンプ場だと、キャンプ場に入れない事があります。GWや夏休みなどハイシーズンで人気のある日は、フリーサイトでも予約なしの場合は朝は気合を入れて早起きをする必要があるかもしれません。
場所取りは早い者勝ちなので混雑時は隣との距離が近すぎたり、サイトが狭くなったり、思っていたロケーションではなかったりとイメージと異なる場合があります。場合によっては、いつもと同じタープの貼り方ができないぐらい混雑していることもあります。
車の乗り入れができないサイトもあるので、荷物が多いと運搬するのが大変な事があります。
電源付きサイト(区画、フリー)のメリット・デメリット
デイキャンプだから電源は必要ないよね!?
デイキャンプでも電源があれば、快適に過ごす事ができるよ。
むしろ初心者こそオススメかも!!
電源付きサイトとは、言葉の通り家庭用のAC電源を備えており、暑ければ扇風機、寒ければ電気ストーブなどサイトで快適に過ごすための家電やホットプレートなどの調理家電などを持ち込んで使用できるサイトのことをさします。区画サイトでもフリーサイトでも電源付きサイトはありますが、区画サイトの方が電源付きサイトを選ぶことができるキャンプ場が多いです。
メリット
もともとアウトドアが苦手な人の中には、暑さや寒さが苦手な人も多いと思います。しかしこの電源付きサイトでは、冷房や暖房を使用できるので快適度がマシマシになります。これは泊まらないデイキャンプにも共通して言えることなので、ぜひデイキャンプでも電源付きサイトを使用してみてください。
小さい子供連れのファミリーキャンプには、安全で快適が手に入りオススメ
他にも調理家電を使用して凝った料理を作ったり、電飾等を使用しオシャレな空間を演出したり、もちろんスマホ充電もできちゃいます。
デメリット
キャンプ場によりますが、500円から1000円程度なので、それを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれの価値観になるところです。
” らくにキャンプ ” をするためには、快適に過ごす事が重要なのであまりデメリットに感じない人も多いかと思います。料金以上の快適さを手に入れる事ができます。
まとめ キャンプサイト(区画、フリー、電源付き)
初心者は区画サイト(電源付きがより良い)を利用することをオススメ。
デイキャンプでは、快適なキャンプサイトの設営が重要です。本記事では、区画サイト、フリーサイト、電源付きサイトのメリット・デメリットを詳細に解説しました。初心者には区画サイトが安心であり、予約が必要ながらも確実な場所確保が魅力です。車の横付けも可能で、利便性が高い一方、キャンセル時には料金が発生する可能性があります。フリーサイトは景色の自由な選択やリーズナブルな料金が魅力ですが、混雑時には早起きが必要で場所取りに注意が必要です。電源付きサイトは快適な屋外生活を提供し、特にファミリーキャンプや初心者におすすめですが、追加料金がかかります。
多くのキャンプ場では、区画サイトとフリーサイトが混在している場合が多いです。ひとつのキャンプ場でも、いろいろな場所でデイキャンプする事ができます。自然の中のキャンプ場は、同じ場所は二つとありません。
家から近くのキャンプ場でも、サイトの選び方によって見えてくるものが変わってきます。さらに季節も変われば雰囲気も変わります。一度だけでは味わいきれないのが自然の魅力でもあります。何度でも同じ場所に足を運んで変化を楽しんでみるのも良いではないでしょうか。
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都心から1時間とアクセスが良く、緑豊かで自然を感じられる相模原は家族でデイキャンプ先にもってこいです!