デイキャンプやキャンプを始めるとき、最初にぶつかる疑問が「どのサイト（場所）を予約すればいいの？」という問題です。
「区画サイト」「フリーサイト」「電源付きサイト」……。 名前は聞いたことがあっても、それぞれの特徴や、自分のスタイルにどれが合っているか分からないという方は多いはず。
サイト選びを間違えると、「隣が近すぎて落ち着かない」「電源がなくて寒くて眠れない」といった失敗につながることも。逆に、自分に合ったサイトを選べれば、キャンプの快適度は劇的に向上します！
この記事では、「らくキャンSAGAMIHARA」がキャンプサイトの種類の違いと、目的別の選び方を徹底解説します。相模原・道志川エリアでのキャンプ場選びのヒントも交えてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
キャンプサイトの主な3種類とは？違いを一瞬で理解する比較表
まずは、代表的な3つのスタイルの特徴を比較表で見てみましょう。
この記事を書いた人：らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)
神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人（10歳、8歳）の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
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「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を！」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと！このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。
▼キャンプサイトの種類別・特徴比較表
| 比較項目 | 区画サイト | フリーサイト | 電源付きサイト |
| 特徴 | スペースが 確保済み | 場所選びが 自由 | AC電源が 使える |
| メリット | ・場所確約で安心 ・車横付けOK ・プライベート感 | ・開放感がある ・料金が安い ・レイアウト自由 | ・家電で超快適 ・冬でも暖かい ・料理も楽 |
| デメリット | ・広さに制限あり ・キャンセル料 | ・場所は早い者勝ち ・混雑時は狭い ・搬入が大変な事も | ・料金が高め ・延長コード必須 ・使用W数に制限 |
| おすすめ | 【初心者】 ファミリー | 【中〜上級者】 ソロ・グループ | 【初心者】 冬キャンパー |
1. 区画サイト：初心者やファミリーに一番おすすめ！
区画サイトとは、ロープや植え込み、丸太などで利用スペースが明確に区切られているサイトのことです。平均的なサイズは10m×10m程度ですが、キャンプ場によって異なります。
区画サイトのメリット
- 場所取りの心配がない: 予約した時点でスペースが確保されているため、「行ってみたら場所がない！」という事態（キャンプ難民）を防げます。特にGWや夏休みのハイシーズンには最大の安心材料です。
- プライベート感がある: 隣との境界線がはっきりしているため、適度な距離感を保てます。
- 車の横付けが可能: 多くの区画サイトは「オートキャンプ」対応で、サイト内に車を停められます。重い荷物の積み下ろしが非常に楽です。
区画サイトのデメリット
- レイアウトの自由度が低い: 決められた枠内にテントやタープを収める必要があります。大型のテントやタープを使う場合は、事前に広さ（8m×8mなのか、10m×10mなのか）を確認する必要があります。
- キャンセル料: 予約制のため、天候不良などで直前にキャンセルする場合、規定のキャンセル料が発生することがあります。
💡 らくキャンPoint
相模原・道志川エリアのキャンプ場は、自然の地形を活かしているため区画が「長方形」や「砂利」の場合も多いです。鍛造ペグなど、どんな地面でも刺さるペグを用意しておくと安心ですよ！
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2. フリーサイト：自由度と開放感が魅力
フリーサイトとは、広場や河川敷などの決められたエリア内であれば、どこでも好きな場所に設営して良いサイトのことです。
フリーサイトのメリット
- ロケーションを選べる: 「川の目の前がいい」「木陰がいい」など、当日の気分や天候に合わせて設営場所を決められます。
- レイアウトが自由: 区画の線がないため、テントとタープを広々と連結させたり、グループで円を描くように設営したりと、自由なレイアウトを楽しめます。
- 料金がリーズナブル: 区画サイトに比べて利用料金が安く設定されていることが多いです。
フリーサイトのデメリット
- 場所取りは早い者勝ち: 人気の場所から埋まっていきます。ハイシーズンは朝早く出発しないと、傾斜がある場所やトイレから遠い場所しか空いていないことも。
- 混雑時の距離感: 混み合うと隣のテントとの距離が近すぎることがあります。譲り合いのマナーが必要です。
- 車の乗り入れ不可の場合も: 車を駐車場に停めて、リヤカーなどで荷物を運ぶ必要があるキャンプ場もあります。
💡 らくキャンPoint
相模原の河川敷（高田橋周辺など）でのデイキャンプは、このフリーサイト形式に近い環境です。荷物を運ぶためのアウトドアワゴンがあると非常に便利です。
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3. 電源付きサイト：家電を使って快適＆安心
電源付きサイトは、区画サイトの中に家庭用コンセント（AC電源）が設置されているタイプです。使用上限（1000Wなど）はありますが、屋外で家電が使えます。
電源付きサイトのメリット
- 夏は涼しく、冬は暖かい: 夏は扇風機やポータブル冷蔵庫、冬は電気毛布やホットカーペットが使えます。特に「寒さ」はキャンプの天敵。電源があれば冬キャンプのハードルが一気に下がります。
- スマホ充電や料理も安心: モバイルバッテリーの残量を気にせずスマホを使えます。ホットプレートや電気ケトルを使えば、火起こしに慣れていない初心者でも簡単に料理が楽しめます。
電源付きサイトのデメリット
- 料金が高くなる: 通常のサイト料金にプラスして、1,000円程度の電源使用料がかかるのが一般的です。
- 延長コードが必要: 電源ボックスからテント内まで電気を引くために、10m程度の屋外用延長コードを持参する必要があります。
ポータブル電源という選択肢も
「フリーサイトがいいけど、電源も欲しい」という場合は、ポータブル電源を持参するのが正解です。これがあれば、場所を選ばずに電気毛布や扇風機が使えます。
「電源サイトは予約がいっぱい…」「毎回プラス1,000円払うのはちょっと…」
そんな悩みも、これ一台あれば解決します！
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【結論】初心者におすすめなのは「区画サイト」
これからキャンプやデイキャンプを始める方には、間違いなく「区画サイト」をおすすめします。
理由はシンプルで、「場所が確約されている安心感」が何よりも重要だからです。
慣れないテント設営や火起こしに時間がかかっても、場所さえ確保できていれば焦る必要はありません。
▼レベル・目的別の選び方まとめ
- キャンプデビュー・ファミリー 👉 区画サイト（できれば電源付き）
- とにかく安く済ませたい・開放感重視 👉 フリーサイト
- 冬キャンプ・小さなお子様連れ 👉 電源付きサイト
キャンプサイト選びに関するよくある質問（Q&A）
ここでは、キャンプ場予約サイトや検索でよく見かける、サイト選びの細かい疑問にお答えします。
Q. 区画サイトの広さは平均どれくらいですか？
A. 一般的には「10m×10m（100㎡）」程度が目安ですが、キャンプ場により大きく異なります。
古い規格のキャンプ場や山間部では「7m×7m」や「8m×8m」といった狭めの設定も珍しくありません。逆に高規格なキャンプ場では「12m×12m」などの広々としたサイトもあります。
最近の大型2ルームテント（ランドロックなど）や大型タープを使用する場合は、最低でも10m×10mはないと設営が窮屈になるため、予約時に必ずサイトサイズを確認しましょう。
Q. 地面が「芝生」「砂利」「土」とありますが、初心者におすすめは？
A. 初心者には、汚れにくくクッション性がある「芝生」がおすすめです。
ただし、相模原や道志川エリアのキャンプ場は、水はけを良くするために「砂利（じゃり）」のサイトが多く見られます。砂利は雨に強いメリットがありますが、地面が硬いことがあるため、付属のプラスチックペグではなく、頑丈な鍛造（たんぞう）ペグを用意しておくことを強くおすすめします。
Q. 区画サイトで隣の視線が気になるときの対策は？
A. 車やタープを「目隠し」として活用しましょう。
隣のサイトとの境界線側に車を駐車したり、タープの片側を下げて設営したりすることで、プライベートな空間を作ることができます。これを「サイトレイアウトの工夫」と呼びます。設営前に「どこから視線を遮りたいか」を考えてからテントを広げるのがコツです。
Q. ソロキャンプで「区画サイト」を使うのは変ですか？
A. 全く変ではありません！むしろ安全面でおすすめです。
「ソロ＝フリーサイト」というイメージがあるかもしれませんが、最近は女性のソロキャンパーや、静かに過ごしたいソロの方があえて区画サイトを選ぶことも増えています。自分のスペースが確保されているため、トイレなどでサイトを離れる際も、フリーサイトより安心感があります。
Q. 「直火（じかび）OK」とはどういう意味ですか？
A. 地面に直接薪を置いて焚き火をしても良い、という意味です。
今のキャンプ場の9割以上は「直火禁止」です。その場合、必ず焚き火台と焚き火シートを使用する必要があります。直火OKのサイトは非常に珍しく、ワイルドなキャンプを楽しみたい人に人気ですが、後片付けのマナーが厳しく問われます。初心者はまず焚き火台を使用したキャンプから始めましょう。
もし、この記事に掲載されていないことについて知りたい、ご自身のに最適なキャンプサイト選びでさらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者の経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。
まとめ：相模原で自分に合ったサイトを見つけよう
キャンプサイトにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
- 区画サイト：予約できて安心、車横付けで楽。
- フリーサイト：自由で安いが、場所取り合戦あり。
- 電源付きサイト：家電が使えて超快適。
相模原市には、道志川沿いの自然豊かなキャンプ場から、アクセス抜群の相模川周辺まで、多種多様なキャンプ場があります。
最初は「区画サイト」から始めて、慣れてきたら「フリーサイト」で絶景を楽しむなど、ステップアップしていくのもキャンプの醍醐味です。
「らくキャンSAGAMIHARA」では、相模原エリアのキャンプ場情報や、初心者向けの道具選びも発信しています。ぜひ他の記事も参考に、快適なアウトドアライフをスタートさせてください！
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