バーベキューの準備は初心者からするとハードルがありますよね。本記事では、初心者が迷わないようバーベキューでの炭の使い方を徹底解説します。まず、適切な炭の量が鍵。1人1kgが目安だけど、燃焼時間や種類により調整が必要。おこし方は着火剤やガストーチを使って簡単に着ける方法を紹介します。そして、炭の置き方では全面配置と片サイドに寄せる配置の2つの方法を使い分けることにより、大人数のBBQや調理に拘りたい人も失敗なくBBQをすることができます。安全で簡単な炭の片付け方法も紹介しています。
初心者が迷うポイントをしっかり押さえて、バーベキューの成功に不可欠な基本ポイントを解説。正しい炭の量や置き方、おこし方、そして後片付けのコツまで、バーベキューが楽しく成功するヒントが揃っています。BBQの楽しみ方を知り尽くしたこのガイドを手に、美味しい香り漂うバーベキューの世界に思い切り飛び込んでみませんか?
バーベキューで使う炭の量と起こし方
バーベキューを成功させるためには、適切な炭の量とそのおこし方が重要です。初心者が失敗しないために、以下の基本的なポイントに留意しましょう。
適切な炭の量
バーベキューの焼き具合や火力は、使う炭の量に大きく左右されます。炭の量が少なすぎると十分な火力が得られず、逆に多すぎると余分な煙や灰が発生しやすくなります。
一般的な炭の必要量は、大人1人につき約1kgです。
しかし、これはあくまで目安です。選ぶ炭の種類によって、必要な炭の量は変わります。下記の燃焼時間を目安に、BBQを行う時間や人数、調理方法等を踏まえて炭の準備をしてください。
種類 | 燃焼時間の目安 | 着火し易さ |
---|---|---|
黒炭 | 30分〜1時間 | 普通 |
白炭・備長炭 | 3〜8時間 | 難しい |
オガ炭 | 3〜5時間 | 普通 |
成形炭 | 2〜3時間 | 簡単 |
豆炭 | 2〜3時間 | 簡単 |
炭の種類について詳しく知りたい人は下記の記事で解説しています↓
おこし方のコツ
炭をおこす際には、着火剤やガストーチを使って手早くかつ均等に火をつけることが大切です。着火剤は炭の上におくのではなく、下に潜り込ませるのが正解です。
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最初は炭をグリルの中央に集め、炭を高さが出るように重ねていき、間に空気を送り込むと炭の内部まで火がついていきます。中心の炭が赤くなってきたら、ゆっくりと周囲に広げていくと安定した火力を得やすくなります。
時間がかかることもあるので、子供連れのBBQでは、火を使わないで食べれるものを用意しておくとGOOD!
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バーベキューで使う炭の置き方
バーベキューで火加減を調整しつつ、上手に食材を焼くには、適切な炭の量と置き方が重要です。初心者でも失敗しないための2つの置き方を紹介します。
均等な配置(フルフラット)
バーベキューコンロ、焚火台の全面に炭を敷き詰めるレイアウトです。
特徴はグリル全面を使用できるので、大人数での利用や鉄板を使用して大量の焼きそばを作ったり、大きな食材を丸ごと焼くのに適しています。
弱点は、火力調節が難しい。
ちょっと食材から目を話すと火が入りすぎて焦げてしまうこともありえます。目を離さないで火の番をすることや網の高さを調節できるアイテムを併用するなど、工夫が必要です。
片サイドに炭を寄せる配置(サイドウォール)
バーベキューコンロ、焚火台の方サイドに炭をまとめて置くレイアウトです。
炭を置いた側は強火、真ん中は中火、炭を置いていない側は弱火
炭火なのに、食材を置く場所を少し変えるだけで、3段階の火力調整ができます。
弱火から中火で長時間じっくり調理する火が通りにくい食材を扱うときや火の通り易さが違う食材を同時に焼くときにも便利に使えます。
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バーベキューで使った炭の片付け方 〜消し方、捨て方〜
楽しいバーベキューの後は、片付けも欠かせません。効率的で手間のかからない炭の片付け方を紹介し、後片付けもストレスなく終えましょう。
安全かつ効率的な片付けのは、炭が十分に冷えるのを待つことです。火が完全に消え、灰が冷たくなるまで待機しましょう。冷えるまで待てない時は下記の2つの方法がオススメです。
- 炭を水に浸けて消火する
バケツなどに水を張り、火ばさみで炭を水に浸けて消火します。グリルに水を大量にかけると、水蒸気が一気に出て火傷する恐れがあるので、面倒でも一つずつ丁寧に水につけて行きましょう。
- 火消し壺で消火する
炭を入れた壺を密閉し酸素を断つことで、炭火を消火する道具です。壺に入れて、蓋をすると酸素は断たれすぐに火が消えます。その後、そのままにしていても熱は下がらないので壺に水をかけると短時間で温度を下げられます。
キャンプ場のゴミステーションなどの灰捨て場があれば、コンロごとひっくり返しておしまいです。その場で捨てられない場合、冷えていれば可燃物のゴミ袋、まだ熱が残っている場合は上記のように火消し壺を使用しましょう。
最後に、バーベキューグリルや焼網なども適切に掃除します。ブラシやスポンジを使用して、食材の残りカスや焦げ付きを取り除きます。
これらの手順に従うことで、バーベキュー後の片付けも簡単に行え、次回の楽しいアウトドア準備ができます。
形が残っている炭がある場合、火消し壺に入れると消化もできて、残った炭はそのまま次のバーベキューに使用できるのでオススメです!
まとめ 炭の量、置き方、起こし方、捨て方を押さえてバーベキューマスターに
バーベキューの成功の鍵は適切な炭の量とおこし方。1人1kgが基準ですが、燃焼時間や種類で調整が必要です。おこし方は着火剤やガストーチを使い、簡単に火を灯します。
次に、炭の置き方。全面配置と片サイドに寄せる2種類の置き方を使い分け、大人数やこだわりの料理に対応する方法を身につけましょう。最後には安全な炭の片付け方法も紹介しました。
記事全体で初心者が迷うポイントを解説し、正しい炭の扱い方や後片付けのコツを伝えました。美味しい香り漂うバーベキューの世界に、このガイドを手にして思い切り飛び込んでみませんか?初心者でも分かりやすい炭の量、置き方、おこし方、捨て方をマスターし、楽しいアウトドアを存分に楽しみましょう!
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