BBQ炭オススメ、種類別に徹底比較!バーベキューの炭選びをサポート

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バーベキューを快適に楽しむには炭選びは大切です。この記事では、初心者でもバーベキューを手軽に始められるよう、主要な5種類の炭をメリット・デメリットにふれながら詳細に比較しています。黒炭は手頃な価格で扱いやすく、白炭・備長炭は繊細な温度調整ができ高級食材に最適。オガ炭は安価で火持ちが良く、成形炭は初心者に優れた着火性能があります。さらに、豆炭は着火も調理も簡単。

初心者が迷うバーベキューの炭選び。
明確な5つの判断基準を紹介し、納得のいく炭選びをサポートします。

目次

バーベキューで使う炭 5種類を徹底比較

バーベキューグリルで鶏肉を豪快に焼いている

バーベキューに最適な炭を選ぶために、5種類の炭のメリット・デメリットを押さえた上で比較します。どれもホームセンターやキャンプ場、ネット通販で手に入れることができる主要な炭を紹介します。

黒炭

複数の黒炭

ホームセンターやキャンプ場など、炭を扱う場所ではどこでも置いている事が多く、日本国内でバーベキューをするときに最も使用されている炭です。マングローブを使用したもの安価で取り扱っているところが多いです。

メリット:高い火力と早い点火が特長。ホームセンター等でも手に入りやすく、価格が安価。

デメリット:灰が多めに発生することがある。燃焼時間が短い。

手に入れやすく安価で、着火もしやすい事から初心者にも扱いやすい炭です。調理できる料理の幅も広く、直火で焼く焼肉、焼き鳥、浜焼き、BBQからマルチグリドルからダッチオーブンでの調理と幅広く使用できます。ただし、炭が柔らかく燃焼時間が短いので、頻繁に継ぎ足す事が必要になります。

白炭・備長炭

皿に乗ってる備長炭

備長炭とは、白炭のうち、ウバメガシを炭化したものをいいます。ただ最近は、高温で硬くよく焼いた炭の総称として、備長炭と呼ばれることが多いです。品質の良い備長炭は、叩くとまるで金属のような高い音を鳴らします。見栄えも良く、繊細に火加減を調節できるので高級料理などにも使用されます。

メリット:長時間安定して燃え、熱効率が高い。
     温度調節がしやすく、長時間かけてじっくりと火を入れる調理に適している。

デメリット:点火に少し手間がかかる、急激に熱すると弾ける。価格が高い。

硬い分、火力が安定して長持ちし、温度調節もしやすいので、火力調整が必要な調理方法に適しています。いつもより少し良いお肉をキャンプで使用し、焼き鳥や焼肉をするときなどは備長炭を使用すると、美味しく調理する事ができます。うなぎなど繊細な火加減が必要なときも備長炭を使用する事が多いです。

オガ炭

オガ炭

おがくずを炭にして粉砕し、無添加のおが粉を高温・高圧でプレスし棒状にしたオガライトを再度焼き上げ炭化した重をオガ炭をいいます。四角形や六角形の細長い棒状の形をしているものが多く、接着剤を使用していないので、成形炭と比べておいが少ないのも特徴です。

火が長持ちしやすく、頻繁に炭をつぎたさなくてもいい上に、弾け飛ばないのでファミリーでのBBQに適しています。

メリット:値段は安価で火持ちが良い。弾け飛ばないので子供がいても安心。

デメリット:炭が硬いため、点火に少し手間がかかる。形が均一なので、見栄えしない。

オガ炭はコストパフォーマンスに優れていて、いろんな料理に使える優等生です。手で簡単に割れるので、扱いやすいのも特徴で、七輪を使用する焼肉店やイタリアンのピザ窯にも使用されていることも多い万能炭です。

成形炭

火がついている成形炭


着火剤成分が練りこまれているので簡単に着火でき、コストパフォーマンスにも優れているので初心者にオススメです。成形炭とオガ炭の違いは、着火剤や粘着剤がオガ炭に加えてあるかどうかだけです。成形炭が着火剤や粘着剤が加えてあるため、扱いやすいのが特徴です。

メリット:形状が均一で使いやすい。着火剤が練りこまれているので、簡単に火起こしができる。

デメリット:炎が上がるので焦げに注意。着火剤の匂いが気になるものもある。

扱いやすい反面、着火後の匂いが気になるものもあるので飲食店など室内で使用されることは少ないです。屋外で行うBBQ向けの炭といえます。

豆炭(チャコールブリケット)

豆炭が器にいれられている

豆炭とは石炭やコークスなどの無煙炭や木炭を練り合わせて作った炭のことです。小さく丸めて豆のような形状をしていることから、豆炭と呼ばれています。昔は燃料としても使われましたが、現在はバーベキューや暖房器具の燃料として使用されています。着火剤が加えられているものも多く、初心者でも簡単に扱えます。

メリット:着火も火力調整もしやすい。長時間安定して燃焼する。

デメリット:煙が上がりやすく、匂いが食材にうつってしまうものもある。

本場アメリカのThe BBQをイメージさせる豆炭は豪快なバーベキューにはぴったりの炭です。形が丸く均等になっているので、ダッチオーブンの上にのせて調理する際にも使いやすいです。同じ理由で、焚火台で上下から火を入れてピザを焼くときも便利に使えます。

バーベキューで使う炭の選び方:5つの基準

芝生の庭でバーベキューをするためにバーベキューグリルを用意
庭でバーベキュー

5種類の炭の特性を理解したら、5つの炭選びの判断基準を抑えて、最適な炭を使用して楽しいバーベキューをしましょう。

選び方の基準① 炭を使う場所で選ぶ

木炭は煙や出るため、住宅街の自宅の庭BBQでは注意が必要です。 キャンプ場や河川敷など屋外の広い場所であれば煙が出ても問題ないところが多いため、火が付きやすく扱いやすい、黒炭や成形炭でも大丈夫です。

自宅の庭で炭を使う場合は、煙や匂いが出にくく、火の粉が飛ばない備長炭が適しています。

使う場所によって種類を使い分けることも必要です。

選び方の基準② 炭を使用用途で選ぶ

種類の紹介をした際にも述べたように、食材や調理方法によって向き不向きがあります。一口にバーベキューといっても食材が異なると火の入れ方も変わってきます。また食材によっては匂い移りや灰が入るのが気になることもあります。直火のバーベキューだけではなく、ダッチオーブンやピザなど他の調理をする場合など、調理方法にあった炭の選択が必要です。

調理以外でも、焚火のように火を眺めて時間を過ごす場合は、炭の中では炎があがり火力も強い黒炭を使用しましょう。

木炭の焚火もなかなか良いですよ

選び方の基準③ 炭を燃焼時間で選ぶ

木炭は火力が強いですが、燃焼時間は30分〜1時間と短いため継ぎ足しが必要です。 それに比べ備長炭やオガ炭は一度燃焼が始まると3時間以上燃焼し続けます。長時間BBQをするのであれば、燃焼時間が長い備長炭やオガ炭は継ぎ足しの手間が省けます。

種類燃焼時間の目安着火し易さ
黒炭30分〜1時間普通
白炭・備長炭3〜8時間難しい
オガ炭3〜5時間普通
成形炭2〜3時間簡単
豆炭2〜3時間簡単
炭の種類ごとの燃焼時間の目安

選び方の基準④ 炭を価格で選ぶ

木炭 < 豆炭 < オガ炭 < 成形炭 < 備長炭

価格は上記の順番ですが、燃焼時間が異なるので木炭が一番コスパが良いとは言えません。先ほどの燃焼時間の表を目安に、BBQを行う時間や人数、調理方法等を踏まえて炭の準備をしてください。

天然の備長炭はビックリするぐらい高いものもあります

下記商品は1キロで約5000円もする高級品です↓

使う量や食材、調理方法に合わせてベストな炭を選ぶことが大事です。

選び方の基準⑤ 炭を火つきの早さで選ぶ

デイキャンプや時間が決まっているバーベキューなど時間に制限がある場合は、簡単に火起こしができることが重要です。

成形炭や豆炭など着火剤が加えられているものなら火起こしで失敗することはまずありません

炭の置き方や起こし方が知りたい人は下記の記事で詳しく解説しています↓

炭が決まったら次はBBQグリル!おすすめ8選を解説しています↓

まとめ 最適な炭の選び方をして、最高のバーベキューライフを

庭でバーベキューグリルで肉や野菜を焼いている

バーベキューを快適に楽しむためには、炭の選び方が重要です。初心者でも手軽に始められるよう、5つの主要な炭をメリット・デメリットで比較しました。黒炭は手頃な価格で扱いやすく、白炭・備長炭は高級食材に最適。オガ炭は安価で火持ちが良く、成形炭は着火性能が良い。豆炭は着火も調理も簡単です。

初心者が迷う炭選びに明確な判断基準を提供し、使う場所や用途、燃焼時間、価格、火つきの早さなど5つのポイントを押さえて最適な炭を選ぶことが大切です。炭の特性を理解し、バーベキューを楽しんでください。

バーベキューを楽しんだら、今度はデイキャンプにもチャレンジ!!

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さがみはらチアリングバートナー

相模原市では、自治体をあげてキャンプ を観光の軸にしようとしている市の一つです。そんな相模原市には道志川沿いをはじめ数多くのキャンプ 場が存在します。本ブログは「相模原×キャンプ=∞」をテーマに記事を書いています。都心から1時間とアクセスが良く、緑豊かで自然を感じられる相模原で家族みんなでキャンプを通じて楽しい時間を過ごしてみてください。

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この記事を書いた人

さがみはらチアリングパートナーとして、「キャンプ×相模原=∞」をテーマに魅力を発信します。 ”らくにキャンプを” をコンセプトに、超初心者、ライトキャンパー向けにキャンプ場情報、デイキャンプレポ・キャンプ道具・キャンプ飯を紹介!また相模原のお祭りやイベント、お出かけ情報なども紹介しています。

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