キャンプやアウトドアで食材や飲み物を新鮮に保つために、クーラーボックスの保冷力を最大限に活用することは非常に重要です。そこで役立つのが「インナークーラー」です。インナークーラーとは、名前の通りクーラーボックスの中に入れる、小さめのソフトクーラーのことを指します。この記事では、保冷力を高めて、整理整頓にも役立つインナークーラーの使い方とメリット、選び方のポイント、そしておすすめのインナークーラー6選を紹介します。
保冷力を上げるインナークーラーの使い方とメリット
インナークーラーの使い方
大型のクーラーボックスの中に、小型のソフトタイプクーラーであるインナークーラーをそのまま入れます。インナークーラーには、しっかりと保冷しておきたい生鮮食品やキンキンに冷たい飲み物を入れるのがオススメです。これにより、インナークーラーの中身は2重に保冷されることにより、通常使用時よりも保冷力を高めます。
インナークーラーのメリット① 保冷力が向上する
クーラーボックス内でインナークーラーを使用することで、冷気が外部に逃げるのを防ぎ保冷力が向上します。これにより、冷やしたい食材や飲み物が長時間新鮮なままで、特に長時間のキャンプやBBQで大いに役立ちます。
インナークーラーのメリット② 整理整頓ができる
インナークーラーを使用することで、食材や飲み物を整理しやすくなります。特に、大型クーラーボックス内のスペースを効率的に活用できます。これにより、必要なものをすぐに見つけることができ、取り出しやすくなるので、ストレスなく使えます。
インナークーラーのメリット③ 持ち運びを便利にできる
大型のクーラーボックスは持ち運びが大変ですが、インナークーラーは小型で軽量なので一部の食材や飲み物を持ち運ぶ際に便利です。例えば、キャンプサイトからアクティビティエリアに行く際に冷たい飲み物と軽食だけをインナークーラーに詰めて、保冷したまま持ち運ぶことができます。
保冷力を上げるインナークーラーの選び方
インナークーラーの選び方のポイント① サイズと形状
メインで使用しているクーラーボックスに適したサイズと形状のインナークーラーを選びましょう。クーラーボックスにぴったりフィットするインナークーラーを選ぶことで、無駄なスペースをなくし、効率的な保冷が可能になります。クーラーボックスは保冷剤を入れるスペースを確保しなくてはならないので、その辺りも考慮してサイズを決めてください。
インナークーラーの選び方のポイント② 素材と断熱性能
高品質な断熱素材を使用しているインナークーラーを選ぶと、保冷効果が高まります。これにより、長時間の保冷が可能となり、アウトドアの長時間の活動でも安心です。またクーラーボックスに匂いうつりが心配な食材等を入れる場合、インナークーラーに入れてからクーラーボックスに入れることもオススメです。その様な使用を考えている場合は、丸洗いできる素材のインナークーラーを選ぶと良いです。
インナークーラーの選び方のポイント③ 使い勝手
クーラーボックス内であっても、開閉がスムーズなインナークーラーが使いやすいです。さらに、メインのクーラーボックスから出して持ち歩くことも想定している場合は、取手の持ちやすさや防水性や耐久性も考慮することで、アウトドアでの使用がより快適になります。
保冷力を上げるインナークーラーのおすすめ6選
オレゴニアンキャンパー(Oregonian Camper) クーラーパック8 (7.6L)
底面と側面に断熱材がしっかり入っているので、ソフトクーラーでもしっかりとした保冷力があるオレゴニアキャンパーの保冷バック。「クーラー・イン・クーラー」という発想から生まれた、インナークーラーのためのソフトクーラー です。保冷力アップはもちろん、大型クーラーの中身を整理しながら保冷収納できます。サイズ感は350ml缶(6本)と保冷剤がちょうど入ります。また防水仕様、開閉はシンプルなロールダウン式でストレスなく使えます。
オレゴニアンキャンパー(Oregonian Camper) クーラーパック18 ( 17.1L)
上で紹介したオレゴニアンキャンパーの大きめサイズ。2Lのペットボトル(6本)と保冷剤をすっきり収納できるサイズ感です。大型のクーラーボックスのインナークーラーならこのぐらいのサイズがオススメです。開閉の多いクーラーボックスでも、生鮮食品などをインナークーラーに入れておけば、長時間の保冷を持続できます。
サーモス(THERMOS) 保冷ランチバッグ (7L)
サーモスのトートタイプのソフトクーラー。トートタイプでも7Lの容量があり、500mlペットボトルは縦に入ります。ちょうどいいサイズと開閉口が上部のファスナーなのでインナークーラーとしても使いやすいです。また持ち手もあり、クーラーボックスから出して単体での使用も使いやすく、チェアリングやピクニックにもおすすめです!丸洗いもできるので、衛生面も安心です。
VASTLAND(ヴィストランド) ソフトクーラートートバッグ (5L)
機能性と価格のバランスが良く、厚さ20mmの断熱材で小型ソフトクーラーの中でも保冷機能はとても高いです。ボックスタイプなので配置がしやすく、大型クーラーボックスでも内部を整理しながら使用できます。分厚い断熱剤がクッションとして機能するため、卵やケーキなど割れたり崩れやすいものをインナークーラーに入れてからクーラーボックスに入れる安心して持ち運ぶことができます。
ヤガイ(JAGUY)バックインクーラー
デザインが無骨でカッコいい、メスティン1つがジャストフィットする小型タイプのインナークーラー 。肉や魚など傷みやすい食材をこちらに入れてからソフトクーラーに入れのにちょうどいいサイズです。フタの上には、巾着袋がついており広げるとその中にも食材や食器などを入れて保管することができます。表生地は防水撥水コーティング、小型でも5層構造で高い保冷力があります。
ヤガイ(JAGUY)バックインクーラーL
上で紹介したヤガイのバックインクーラーの大きめサイズ。メスティン1つを入れてその周りにも食器や食材を追加で入れられるサイズ感です。使用用途や使っているメインのクーラーボックスの大きさにあわせて選んでください。
インナークーラーを使用したい中型〜大型ハードクーラーボックスおすすめ
インナークーラーをそのままクーラーボックスの中に入れるので、外側のクーラーボックスはある程度大きなサイズが必要です。筆者がオススメする中型から大型クーラーボックスを①30L、②40L、③54QT(約51L)、④キャスター付きの4種類に分けて、紹介しているので参考にしてください。
30Lハードクーラーボックス おすすめ8選
30Lのクーラーボックスは一般的なファミリーキャンプやBBQ最適なサイズです。実はハードタイプの30Lサイズはあまり多くありません。それはソフトタイプが小型、ハードタイプが大型が商品が多く、30Lはその中間に当たるので、ソフトとハードが混在する容量にだからです。保冷力を重視する場合は断然ハードタイプがおすすめ!
40Lハードクーラーボックス おすすめ8選
40Lのクーラーボックスは一般的な1泊2日のファミリーキャンプや大人数でのBBQ最適なサイズです。重さや収納面では大型クーラーボックスを買うことにはハードルはありますが、手にするとその保冷力と大容量が使いやすく気に入ってしまうことがほとんどです。
54QT(約51L)ステンレスクーラーボックス おすすめ6選
容量が54QT(51L)もあり、見た目もカッコいい大容量ステンレスクーラーは家族での宿泊キャンプや大人数でのグループキャンプ、BBQにオススメです。大型のハードクーラーボックスは多くの食材や飲み物を長い時間保冷することができるので、1つ持っているとグッとキャンプの快適さが向上します。
キャスター付きクーラーボックス おすすめ10選
クーラーボックスは大型になると、中に食材や飲み物をいっぱい入れた場合とても重く運ぶのが大変になります。そんな時に便利なのが、キャスター付きのクーラーボックスです。大型クーラーボックスは重さや収納面を考えると購入にはハードルはあります。しかしキャスターが付くことで重さ問題がクリアになります。収納は少し場所をとりますが、それ以上に手にするとその利便性に気に入ってしまうことがほとんどです。
クーラーボックスと併せて使いたいキャンプにおすすめのハードタイプ保冷剤を紹介↓
インナークーラーを持って相模原にキャンプ(BBQ)へ行こう!
インナークーラーを活用して、次のキャンプやアウトドアでの食材や飲み物をより長く冷たく保ち、快適な時間を過ごしましょう。その使い勝手と効果に満足すること間違いありません。
都心から1時間とアクセスが良く、緑豊かで自然を感じられる相模原は家族でキャンプ、BBQにもってこいです!