家族みんなで楽しむ連泊キャンプや、仲間と盛り上がる大人数のBBQ。 最高の思い出を作りたいのに、「食材は大丈夫?」「飲み物は最後まで冷えてる?」と、クーラーボックスのことで頭を悩ませていませんか?
60Lクラスの大型クーラーは、そんな不安を解消してくれる“最強の相棒”です。とはいえ、高価な買い物だからこそ絶対に後悔はしたくないもの。種類が多すぎて、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。
ご安心ください!この記事が、あなたのクーラーボックス選びの終着点になります。
数ある製品の中から、キャンプのプロが「保冷力」「使いやすさ」を基準に忖度なしで厳選した8モデルを、ひと目でわかる比較表とともに徹底解説。さらに、保冷力を最大限に引き出す上級テクまで、すべてを網羅しました。
この記事を読み終える頃には、次のキャンプで主役になる“一生モノ”のクーラーボックスがきっと見つかりますよ!
60L大型クーラーボックス おすすめ8選 比較一覧表

ファミリーでの連泊キャンプや大人数のBBQに最適な60Lクラスのクーラーボックス。ここでは、本記事で紹介するおすすめの8モデルをスペックごとに比較します。
この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
おかげさまで、このブログは月間3.0万人を超える読者の皆様にご覧いただけるまでになりました。
「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。
まずはこの表で、ご自身の使い方(保冷力重視?持ち運びやすさ?コスパ?)に合ったモデルの候補を見つけてみてください。
商品名 | 一言特徴 | 容量(L) | 保冷日数(目安) | 重量(kg) | キャスター | 価格帯 |
FIELDOOR ノーザンクーラー | 機能・価格・デザインの三冠王! | 66.2 | 約5日 | 14.0 | ✅ | 3万円台 |
YETI タンドラ65 | 全てのキャンパーが憧れる最強ブランド | 61.5 | 約7日 | 13.2 | ― | 7万円台 |
キャプテンスタッグ グランドフリーズ | 国産ブランドの安心感と高い保冷力 | 66.0 | 約5日 | 12.7 | ― | 4万円台 |
キャプテンスタッグ リガード | 圧倒的コスパ!BBQやイベントに最適 | 60.0 | 約2〜3日 | 6.7 | ✅ | 1万円台 |
アイリスオーヤマ 真空断熱 | 家電技術を応用した異次元の保冷力 | 60.0 | 約10日以上 | 15.5 | ✅ | 6万円台 |
イグルー ラティチュード | 米国No.1シェア!軽くて扱いやすい | 57.0 | 約3〜4日 | 5.8 | ✅ | 1万円台 |
ダイワ トランクマスターHD II | 釣りのノウハウが詰まった高機能モデル | 60.0 | 約5.5日 | 10.6 | ✅ | 5万円台〜 |
シマノ スペーザホエール | 横長大容量!保冷力と使い勝手を両立 | 65.0 | 約3.7日 | 10.3 | ✅ | 5万円台〜 |
注:保冷日数はメーカー公表値や断熱材のスペックを基にした目安です。入れる氷の量や外気温、開閉回数によって変動します。
後悔しない!60L大型クーラーボックス 3つの最重要ポイント


60Lクラスのクーラーボックスは、決して安い買い物ではありません。だからこそ「買ってから後悔した…」なんてことは絶対に避けたいですよね。
安心してください。以下の3つのポイントを順番にチェックするだけで、あなたのキャンプスタイルに本当に合った、最高の相棒を見つけることができます。
ポイント①:まずは「保冷日数」で絞り込む!あなたのキャンプは何泊?


クーラーボックス選びで最も重要なのが「保冷力」、つまり「何日間、中のものを冷たく保てるか」です。特に2泊、3日と続く連泊キャンプの成否は、クーラーボックスの保冷力で決まると言っても過言ではありません。
ご自身の主な利用シーンに合わせて、必要な保冷日数の目安をチェックしましょう。
- 日帰りBBQ・デイキャンプがメインなら
- → 保冷日数「2〜3日」程度のモデルで十分。価格も手頃なものが多いです。
- 週末に1泊2日のキャンプがメインなら
- → 保冷日数「3〜5日」のモデルが安心。夏の暑い日でも2日目の朝まで氷がしっかり残ります。
- 2泊3日以上の連泊キャンプをしたいなら
- → 保冷日数「5日以上」は必須!ハイエンドモデルが視野に入ります。
先ほどの比較表で、気になるモデルの「保冷日数」をもう一度確認してみてください。これで候補がグッと絞れたはずです。
ポイント②:「持ち運びやすさ」をチェック!重量とキャスターの有無


見落としがちですが、非常に重要なのが「持ち運びやすさ」です。
食材や飲み物で満タンになった60Lクーラーの総重量は、なんと50kgを超えることも。大人の男性2人がかりで運ぶレベルです。これをどうやって車からキャンプサイトまで運ぶか、具体的に想像してみましょう。
✅ キャスター付きのメリット
- 駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場では、その効果は絶大。一人でも楽に運べます。
→ オートキャンプ場や整備された区画サイトがメインの人におすすめ。
キャスター無しのメリット
- 本体がその分軽く、構造がシンプルなため壊れにくい。
- 車載時にデッドスペースが生まれにくい。
→ サイトのすぐ横に車を停められる人、砂利道や段差が多い場所で活動する人におすすめ。
▶︎キャスター付きのおすすめを紹介しています


ポイント③:予算と性能の決め手!「断熱材」を知る


「保冷日数」に大きく関わるのが、側面、底面、そして蓋の中に入っている「断熱材」です。難しい話は抜きにして、主に2種類あると覚えておけばOKです。
王者「真空断熱パネル」
- 特徴: 圧倒的な断熱性能。クーラーボックスの断熱材としては最強です。
- メリット: とにかく保冷力が高い。同じ保冷力なら壁を薄くできるため、内寸が広く取れます。
- デメリット: 技術的に高度なため、製品価格が非常に高価になります。
→ アイリスオーヤマや、ダイワ・シマノの最上位モデルに採用。最高の性能を求める人向け。
優等生「発泡ウレタン」
- 特徴: 価格と性能のバランスが非常に良い、最も一般的な断熱材です。
- メリット: 十分な保冷力を持ちながら、比較的手頃な価格で手に入ります。
- デメリット: 真空パネルには保冷力で劣ります。
→ YETIやFIELDOORなど、本記事で紹介する多くの高性能クーラーが採用。ほとんどのキャンパーはこれで大満足できます。
▶︎もう少し小さい容量50Lハードクーラーのおすすめが知りたい人はこちら


▶︎もう少し大きい容量70Lハードクーラーのおすすめが知りたい人はこちら


キャンプで使いたい60L大型ハードクーラーボックスおすすめ8選


さあ、ここからが本番です。 あなたのキャンプを“最高”の体験に変える、一生モノの相棒探しをはじめましょう。
決して安くはない買い物だからこそ、後悔はしてほしくない。 その想いから、数ある製品の中から筆者が「保冷力」「使いやすさ」「所有する満足感」を基準に本気で選び抜いた、“間違いのない8モデル”だけを厳選しました。
FIELDOOR(フィールドア) ノーザンクーラーボックス(66.2L)
「本格的なハードクーラーが欲しいけど、いきなり高級ブランドは手が出しづらい…」そんなあなたに真っ先におすすめしたいのが、このFIELDOORのノーザンクーラーです。ハイブランドに匹敵する保冷力と、かゆい所に手が届く便利機能を備えながら、価格は3万円台という驚異のコストパフォーマンスを誇ります。ファミリーキャンプの「最初の相棒」として、これ以上ない一台です。
【スペック】
- 容量: 66.2L
- 保冷日数目安: 約5日間
- 重量: 14.0kg
- キャスター: ✅有り
【ここがポイント!👍】
- 圧倒的なコストパフォーマンス: YETIなどの半額以下で、同等クラスの保冷力と頑丈さを実現。
- 持ち運びが楽な大型キャスター: 重い状態でも、駐車場からサイトまでスムーズに移動できます。
- 便利な標準装備: 天板のドリンクホルダーや、栓抜きとしても使えるロック部など、キャンプで役立つ機能が満載です。
【ちょっと注意…💦】
- 本体の重さ: 空の状態でも14kgあり、車への積み降ろしは少し力が必要です。
ファミリーキャンパー「ママ」のリアルな一言
「いろいろ迷って、最終的に我が家のメインクーラーになったのがコレ!YETIも憧れたけど、この価格でこの保冷力とデザインなら大満足です。特にキャスターが本当に優秀で、駐車場からサイトまで私が一人で運べるのが何より助かります。天板のドリンクホルダーも、子供たちの定位置になっていますよ。」
【こんな人におすすめ!💡】
- 細かい機能や使い勝手にもこだわりたい人
- 初めて本格的なハードクーラーを購入する人
- 性能と価格のバランスを最も重視するファミリーキャンパー
YETI(イエティ) タンドラ65QT (61.5L)
その圧倒的な性能と、所有欲を満たす無骨なデザインで、世界中のアウトドアマンから絶大な支持を集めるYETI。タンドラ65は、ファミリーキャンプに最適なフラッグシップモデルです。価格は決して安くありませんが、一度手にすれば「一生モノ」として、あなたのキャンプライフを何ランクも上に引き上げてくれる、まさに”投資価値”のある逸品です。
【スペック】
- 容量: 61.5L
- 保冷日数目安: 約7日間
- 重量: 13.2kg
- キャスター: ― 無し
【ここがポイント!👍】
- プロが認める圧倒的な保冷力: 継ぎ目のない「ローテーションモールド製法」と極厚の断熱材で、真夏でも氷を長期間キープします。
- “熊でも壊せない”ほどの堅牢性: 非常に頑丈な作りで、椅子やテーブルとしても安心して使えます。
- 唯一無二のブランド力: キャンプサイトで一目置かれる、その存在感はまさに別格です。
【ちょっと注意…💦】
- 価格の高さ: 他の追随を許さない性能の分、価格もトップクラスです。
- キャスターが無い: 頑丈さとのトレードオフでキャスターは非搭載。持ち運びには工夫が必要です。
ファミリーキャンパー「パパ」のリアルな一言
「キャンプ仲間の“YETI先輩”が使っているんですが、やっぱりサイトにあるだけで存在感が違いますね。この前、BBQでビールを冷やすのに使わせてもらったんですが、ただ冷えてるだけじゃない『安心感』がすごい。まさに“キング・オブ・クーラー”。いつかは手に入れたい、僕の永遠の憧れです。」
【こんな人におすすめ!💡】
- キャンプサイトで他の人と差をつけたい人
- とにかく最高の保冷力とギアを求める本格派キャンパー
- 「良いものを長く使いたい」という価値観を持つ人
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) グランドフリーズクーラー (66L)
日本のアウトドアシーンを牽引してきた「キャプテンスタッグ」が、そのプライドをかけて作り上げたハイエンドクーラー。ブランド史上最高の保冷力を誇り、YETIやFIELDOORといった人気モデルにも引けを取りません。「海外ブランドもいいけど、やっぱり信頼できる日本のメーカーがいい」という方に、自信を持っておすすめできる一台です。
【スペック】
- 容量: 66.0L
- 保冷日数目安: 約5日間
- 重量: 12.7kg
- キャスター: ― 無し
【ここがポイント!👍】
- 国産ブランドの安心感: 長年愛されるキャプテンスタッグ製という信頼性は、何よりの魅力です。
- ブランド史上最高の保冷力: 分厚いウレタンフォームを充填し、連泊キャンプにも対応できる高い性能を誇ります。
- 便利な天板カップホルダー: クーラーボックスをテーブルとして使う際に、地味ながら非常に役立ちます。
【ちょっと注意…💦】
- キャスターが無い: 12.7kgの本体に食材を入れるとかなりの重量に。サイト横付けできないキャンプ場では2人で運ぶのが基本です。
ファミリーキャンパー「パパ」のリアルな一言
「次のクーラー候補として、アウトドアショップでじっくり触ってきました。海外ブランドに負けないくらい作りがしっかりしていて、蓋の密閉感もさすが。派手さはないけど、こういう実直なギアを長く使いたいキャンパーにはたまらないでしょうね。まさに“鹿番長”のプライドを感じる一品でした。」
【こんな人におすすめ!💡】
- シンプルで堅実な作りのクーラーボックスを求める人
- 国産アウトドアブランドにこだわりと信頼を置いている人
- キャプテンスタッグの他のギアとデザインを統一したい人
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) リガードホイールクーラー (60L)
「連泊するほどのキャンプはしないけど、大人数で使える大型クーラーが欲しい」そんなニーズに完璧に応えるのがこのモデル。1万円台という驚きの価格ながら、60Lの大容量とキャスターを備えています。夏のBBQや子供のスポーツイベント、地域の集まりなどで大活躍すること間違いなし。一家に一台あると、レジャーの幅がぐっと広がります。
【スペック】
- 容量: 60.0L
- 保冷日数目安: 約2〜3日間
- 重量: 6.7kg
- キャスター: ✅有り
【ここがポイント!👍】
- 圧倒的なコストパフォーマンス: 大型クーラーとしては破格の1万円台。気軽に購入できます。
- 軽量ボディとキャスター: 本体が6.7kgと軽く、キャスター付きなので女性でも楽に扱えます。
- キャンプ以外の用途でも大活躍: BBQ、運動会、お花見など、あらゆるシーンで使える汎用性の高さが魅力です。
【ちょっと注意…💦】
- 保冷力は価格相応: 真夏の連泊キャンプなど、シビアな環境での使用には向きません。
ファミリーキャンパー「ママ」のリアルな一言
「グルキャンに行くと、必ずと言っていいほど誰かが使っているのを見かけますね。この前、隣のサイトのファミリーが子供のサッカーの試合でも使っていると話していて、『これ一台でレジャー全般カバーできるから元は取れるわよ』って(笑)。納得の汎用性ですね。」
【こんな人におすすめ!💡】
- サブのクーラーボックスを探している人
- とにかく安く大容量のクーラーボックスを手に入れたい人
- 用途がBBQやデイキャンプ、イベント利用がメインの人
アイリスオーヤマ 真空断熱クーラーボックス (60L)
「冷蔵庫の技術を、アウトドアへ」。家電メーカーの雄、アイリスオーヤマが本気で開発した、まさに”オーバースペック”なクーラーボックス。壁の6面すべてに最強の断熱材「真空断熱パネル」を搭載し、他の追随を許さない圧倒的な保冷力を実現しました。その性能は、災害時の非常用冷蔵庫としても頼りになるレベルです。
【スペック】
- 容量: 60.0L
- 保冷日数目安: 約10日以上
- 重量: 15.5kg
- キャスター: ✅有り
【ここがポイント!👍】
- 最強の6面真空パネル: 理論上、最高クラスの保冷性能。氷が溶ける気がしません。
- 家電メーカーならではの堅実な作り: 金属製のバックルや頑丈なボディなど、細部の作り込みが光ります。
- 大型ホイールで移動も安心: 15.5kgのヘビー級ボディですが、大型のキャスターでスムーズに運べます。
【ちょっと注意…💦】
- 最重量級の重さと価格: 最高の性能と引き換えに、本体の重さと価格はトップクラスです。
ファミリーキャンパー「パパ」のリアルな一言
「これはもう、キャンパー界隈で話題の“ロマン砲”ですよね(笑)。SNSでも『真夏に氷を放置しても全然溶けない』っていう驚きのレビューをよく見かけます。正直、僕たちの使い方にはオーバースペックかもしれませんが、一度はその実力を自分の目で確かめてみたいギアNo.1です。」
【こんな人におすすめ!💡】
- キャンプギアとしてだけでなく、防災用品としての役割も期待する人
- 何よりも保冷力を最優先し、一切の妥協をしたくない人
- 猛暑の中での長期キャンプや、釣りでの利用を考えている人
イグルー(IGLOO) ラティチュード (57L)
クーラーボックスの本場アメリカで、圧倒的なシェアを誇る「IGLOO」。このラティチュードは、手頃な価格と扱いやすさ、そしてアメリカンなデザインで人気のモデルです。5.8kgという軽さにキャスターと伸縮ハンドルが付き、女性でも楽々。BBQやピクニックに持ち出せば、サイトがパッと華やぎます。
【スペック】
- 容量: 57.0L
- 保冷日数目安: 約3〜4日間
- 重量: 5.8kg
- キャスター: ✅有り
【ここがポイント!👍】
- 軽さと扱いやすさ: 60Lクラスでは最軽量級。気軽に持ち出せます。
- 優れたコストパフォーマンス: 全米No.1ブランドの製品が1万円台から手に入ります。
- スマートな運搬機能: 伸縮式のハンドルは、スーツケースのように楽に引くことができます。
【ちょっと注意…💦】
- 容量がやや小さめ: 60Lクラスの中では57Lと少しコンパクト。大人数の連泊には物足りない場合も。
ファミリーキャンパー「ママ」のリアルな一言
「ママ友がピクニックで使っているのを見て、あまりの軽さに『え、それクーラーボックスなの!?』って思わず声が出ちゃいました。デザインもおしゃれだし、スーツケースみたいに引けるから、子供と公園に行くときなんかにサッと持っていくのに最高だなと思いました。」
【こんな人におすすめ!💡】
- コスパだけでなく、デザインやブランドイメージも重視したい人
- ギアの軽量性を重視する人
- ピクニックやデイキャンプでおしゃれなクーラーを使いたい人
ダイワ(DAIWA) トランクマスターHD II (60L)
釣りの世界で絶大な信頼を得る「DAIWA」。そのノウハウが凝縮されたトランクマスターは、キャンプシーンでもその実力を遺憾無く発揮します。「魚を新鮮に保つための保冷技術」は、肉や野菜の鮮度維持にも最適。特に、内寸85cmの横長ボディは、ブロック肉や長いネギ、2Lペットボトルを寝かせて入れるのに驚くほど便利です。
【スペック】
- 容量: 60.0L
- 保冷日数目安: 約5.5日間
- 重量: 10.6kg
- キャスター: ✅有り
【ここがポイント!👍】
- 信頼の「ダイワ」ブランド: 過酷な環境で培われた釣具メーカーならではの高い保冷力と堅牢性。
- キャンプで便利な横長設計: 食材の整理がしやすく、デッドスペースが生まれにくい実用的な形状です。
- 両開き&取り外し可能なフタ: どちらからでも開けられ、丸洗いする際には完全に取り外せるため、非常に衛生的。
【ちょっと注意…💦】
- 独特の形状: 横長のため、車載時にスペースの工夫が必要な場合があります。
ファミリーキャンパー「パパ」のリアルな一言
「これは僕が“釣り専用”で愛用している相棒です。釣りの過酷な環境で鍛えられた保冷力は伊達じゃありません。キャンプで使うなら、この横長ボディが秀逸。コストコで買う大きなブロック肉も、買ったままのトレーで入れられるので、調理の手間が省けて本当に便利ですよ。」
【こんな人におすすめ!💡】
- 釣りもキャンプも楽しむ、アクティブなアウトドアズマン
- 保冷力だけでなく、中の整理のしやすさや手入れのしやすさも重視する人
- 他の人とは違う、実用性に裏打ちされたクーラーを探している人
シマノ(SHIMANO) スペーザ ホエール (65L)
世界に誇る日本の技術メーカー「SHIMANO」。自転車パーツで培った精密な技術は、クーラーボックスにも活かされています。ダイワと並ぶ釣具界の雄であり、その保冷力は折り紙付き。特に、クーラーを引く際に足に当たりにくいように設計された「ダブルグリップハンドル」など、ユーザーの使い勝手を徹底的に考え抜いた細部の作り込みは、まさに”技術のシマノ”の真骨頂です。
【スペック】
- 容量: 65.0L
- 保冷日数目安: 約3.7日間〜(※上位モデルは真空パネル採用でさらに強力)
- 重量: 10.3kg
- キャスター: ✅有り
【ここがポイント!👍】
- 用途で選べる保冷力: 発泡ウレタンのベーシックモデルから、6面真空パネルの最強モデルまで、予算と用途に応じて選べます。
- 考え抜かれたハンドル設計: 持ちやすく、運びやすい「ダブルグリップハンドル」はシマノならでは。
- 堅牢ボディと大型水栓: 椅子としても使える頑丈さと、軽い力で開閉できる水栓は、一度使うと手放せません。
【ちょっと注意…💦】
- モデルの選択が複雑: 保冷力別に多くのグレードがあるため、購入時にしっかり確認が必要です。
ファミリーキャンパー「ママ」のリアルな一言
「うちのパパがダイワ派なので、ライバルのシマノはどうなのか、お店で念入りにチェックしちゃいました(笑)。一番驚いたのはハンドルの持ちやすさ!これなら女性でもクーラーを引くのが楽そう。蓋が取り外せて隅々まで洗えるのも、主婦としては見逃せないポイントでした。」
【こんな人におすすめ!💡】
- ダイワと並び、保冷力と信頼性を最優先する人
- 細かいハンドルの握り心地や、作りの良さにまでこだわりたいベテランキャンパー
- 自分の用途にピッタリ合ったグレードを選びたい人
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クーラーボックスって、保冷力や容量だけじゃなくて、実は“見た目”でも楽しむことができます。
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【関連ギア】60Lクーラーボックスとセットで揃えたい最強の相棒たち


クーラーボックスの性能を最大限に引き出し、キャンプをさらに快適にするための「名脇役」たちを紹介します。
① 最強保冷剤「ロゴス 氷点下パック」でクーラー内をキンキンに!
クーラーボックスに入れる保冷剤に迷ったら、ロゴスの「氷点下パック」シリーズを選べば間違いありません。-16℃という驚異の冷却力で、食材や飲み物をキンキンに冷やし続けます。特に凍結時間が従来品の半分になった「倍速凍結」タイプは、急なキャンプでも安心です。
ロゴス(LOGOS) 倍速凍結・氷点下パックXL
倍速凍結・氷点下パックとは?(引用:ロゴス公式HP)
強力保冷剤「氷点下パック®️」の倍速凍結タイプ。事前準備の凍結時間が従来品の約半分で普段使いしやすく、マイナス温度も長時間持続する優れもの。
性能/特長:
・保冷能力約8倍!スピード凍結タイプ。
・魚も凍る!ロゴスの強力保冷剤、氷点下パックシリーズ
・一般保冷剤と併用すれば一般保冷剤がより長持ちします。
・冷凍庫に常備で急な停電も安心!いざという時にも庫内の冷たさを保ってくれます。
・植物性天然高分子の使用で安心
・使いやすい半透明容器!凍結状態が一目瞭然
ロゴス(LOGOS) 氷点下パックGT-16℃・ハード1200g
氷点下パックGT-16℃とは?(引用:ロゴス公式HP)
一般保冷剤に比べて保冷能力約8倍(当社実験)と驚異の冷却能力を実現。釣ったばかりの魚をその場で凍らせて鮮度を保つ、おしぼりを凍らせて夏場に使用するなど用途は様々。
性能/特長:
・保冷力約8倍! 冷却力約8倍!
・-16℃の超強力保冷剤!
・保冷能力8倍(一般保冷剤に比べ)
・魚も凍る!ロゴスの強力保冷剤、氷点下パックシリーズ。
・一般保冷剤と併用すれば一般保冷剤がより長持ちします。
・冷凍庫に常備で急な停電も安心!いざという時にも庫内の冷たさを保ってくれます。
・植物性天然高分子の使用で安心
・使いやすい半透明容器!凍結状態が一目瞭然
▶︎クーラーボックスと併せて使いたいキャンプにおすすめのハードタイプ保冷剤を紹介


② 必須アイテム「クーラースタンド」で地熱をシャットアウト!


クーラーボックスを地面に直接置くのは、熱いアスファルトの上に氷を置くようなもの。クーラースタンドを使うことで地面からの熱を完全にシャットアウトし、保冷力を飛躍的に向上させます。また、腰をかがめずに中身を取り出せるようになるため、体への負担も軽減される、まさに一石二鳥の必須ギアです。



60Lクーラーでも安心して使えるおすすめクーラースタンドを2つ紹介します!
フィールドア (FIELDOOR) 木製クーラースタンド
他とは被らないおしゃれなクーラースタンドが欲しいという人におすすめが、フィールドアの「木製クーラースタンド」。天然木のブナを使用しており、木目がキャンプサイドに映えるデザインです。機能面でも、木製でもしっかり置ける耐荷重150kgと安心の設計で大型クーラーでも使用できます。足キャップや収納バックなどその他スペックも申し分なしです。
スペックはこちらから
重量 | (約)2.5kg |
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サイズ | (約)50.5cm×38cm×41.5cm |
収納サイズ | (約)58cm×12cm×11cm |
耐荷重 | 150kg |
主素材 | 天然木(ブナ材)他 |
コールマン(Coleman) クーラースタンド
コールマンの「クーラースタンド」は、幅を30~60cm(3段階)に調整が可能なため様々なサイズのクーラーボックスに対応できる優れもの。小型から大型まで複数のクーラーボックスを使い分けている人には特におすすめです。耐荷重も最大170kgと大容量クーラーでも安心して使えます。機能性は1番でこれを買っておけば間違いないと言える一品です。
スペックはこちらから
重量 | 約2kg |
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サイズ | 約44.5×50×33(h)cm(一番低状態) 約31.5×50.5×45(h)cm(一番高状態) |
収納サイズ | 約14×13×57(h)cm |
耐荷重 | 1段時(一番高い状態)及び2段時 約100kg 3段時(一番低い状態)約170kg |
主素材 | アルミニウム |
▶︎上記2つ以外にもおすすめのクーラースタンドを紹介しています


③【上級テク】「クーラー・イン・クーラー」で保冷力と整理術を極める!
クーラーボックスの保冷力をさらに引き出し、ごちゃごちゃになりがちな庫内の整理整頓まで一挙に解決する究極のテクニック、それが「クーラー・イン・クーラー」です。
これは、クーラーボックスの中に、小型のソフトクーラー(インナークーラー)を入れてしまうという、シンプルながら非常に効果的な方法です。


このテクニックには、主に3つの大きなメリットがあります。
- メリット①:二重の壁で、保冷力が飛躍的にアップ! 特にキンキンに冷やしておきたい飲み物や、傷みやすい生鮮食品をインナークーラーに入れれば、外側のクーラーと合わせて二重に保冷。通常よりも格段に保冷力が高まります。
- メリット②:庫内がスッキリ!劇的に整理しやすくなる 「あれ、どこに入れたっけ?」とクーラー内を探し回るストレスがなくなります。どこに何があるか一目瞭然になり、食材をスマートに取り出せます。
- メリット③:開閉回数を減らし、冷気を逃さない 頻繁に出し入れする飲み物だけをインナークーラーに入れておけば、その都度メインクーラーの大きな蓋を開ける必要がありません。冷気の流出を最小限に抑え、全体の保冷力維持に大きく貢献します。
✅ こんな人に特におすすめ!
- 頻繁に飲み物を取り出す人
- 生肉や魚を他の食材と衛生的に分けたい人
- 凍らせたくない野菜や果物を、強力な保冷剤から守りたい人
60Lクーラーに最適なインナークーラー例:サーモス(THERMOS) 保冷ロールトップバッグ 5L
インナークーラーとして特におすすめなのが、サーモスのような信頼できるブランドの小型保冷バッグです。
5Lというサイズは60Lクラスのクーラーにすっぽり収まりやすく、中身の量に合わせて高さを調整できるロールトップ式は、庫内のスペースを無駄にしないため非常に便利です。独自の断熱構造「アイソテック」による高い保冷力も魅力です。
▶︎さらに多くのインナークーラーを比較検討したい方は、こちらの特集記事もぜひご覧ください。


【保冷力UPの秘訣】連泊キャンプでクーラーボックスを最強にする使い方


最新の高性能クーラーボックスも、使い方次第でその性能は天と地ほど変わります。「高いクーラーを買ったのに、思ったより氷が持たなかった…」なんて悲劇を避けるため、保冷力を120%引き出すプロの技を伝授します!
最強にする使い方①【最重要】出発前に「予冷」する
キャンプ前夜から、凍らせたペットボトルや余っている保冷剤をクーラー内に入れて冷やしておきましょう。クーラーボックス本体の熱を事前に取っておくだけで、本番用の氷の持ちが劇的に変わります。
最強にする使い方②「ブロック氷」が主役、「バラ氷」は脇役
コンビニの板氷や2Lペットボトルを凍らせた「ブロック氷」は、溶けにくく保冷の主役になります。これを底に敷き詰め、食材の間に「バラ氷」を詰めて隙間をなくすのが最強の布陣です。
最強にする使い方③ 入れる順番が超重要!
冷たい空気は下に溜まります。溶けても濡れたくない食材(野菜など)は上に、飲み物や凍らせた肉などは下に配置するのが鉄則です。
最強にする使い方④ 隙間は保冷力の最大の敵
クーラーボックス内の空いたスペースは、保冷力を下げる原因になります。タオルや新聞紙、エア緩衝材などで隙間をきっちり埋めましょう。
最強にする使い方⑤ 置き場所は「日陰」&「スタンドの上」で決まり
直射日光は絶対に避けてください。タープ下などの日陰に置き、さらにクーラースタンドを使って地面からの熱を遮断するのが基本中の基本です。これだけで保冷力が格段に長持ちします。


【Q&A】60L大型クーラーボックスのよくある質問


購入前に解消しておきたい、細かい疑問や不安にQ&A形式でお答えします。
Q1. 60Lって、具体的にどれくらい入るの?
A1. 目安として、2Lのペットボトルなら約17本、350ml缶なら約80本が入るサイズ感です。大人4人のファミリーキャンプで、2泊3日分の食材と飲み物が余裕を持って収納できると考えてよいでしょう。
Q2. 重いのが心配…。女性一人でも扱えますか?
A2. 正直に言うと、食材や飲み物で満タンにした状態(総重量30~50kg)を女性一人で持ち運ぶのはかなり大変です。ただ、キャスター付きのモデルを選べば、平坦な場所なら楽に移動できます。車への積み降ろしなど、持ち上げる時だけご家族やパートナーに手伝ってもらう、という運用が現実的です。
Q3. 使い終わった後のお手入れ方法は?
A3. 簡単な3ステップでOKです。
- 【洗う】 使用後は食器用の中性洗剤と柔らかいスポンジで内部を洗い、よくすすぎます。
- 【乾かす】 水気を拭き取り、蓋を開けたまま風通しの良い日陰で完全に乾燥させます。湿気が残っているとカビや臭いの原因になります。
- 【保管】 直射日光を避け、保管時も蓋のロックはせず、少しだけ開けておくと臭いがこもりません。
もし、この記事に掲載されていないモデルについて知りたい、ご自身のキャンプスタイルに最適なクーラーボックス選びでさらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者のキャンプ経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。
60L大型ハードクーラーボックス持って相模原にキャンプ(BBQ)へ行こう!


あなたにぴったりの一台は見つかりましたか? 60Lの大型ハードクーラーボックスは、決して安い買い物ではありません。だからこそ、この記事で紹介した3つの選び方のポイントをもう一度思い出してみてください。
- あなたのキャンプは何泊? →「保冷日数」で選ぶ
- どうやって運ぶ? →「重量とキャスター」で選ぶ
- 予算と性能は? →「断熱材」で選ぶ
もし、どうしても一台に絞りきれない…と迷っているなら、機能、価格、デザインのあらゆる面でバランスが最も優れた「FIELDOOR ノーザンクーラーボックス」を検討してみてください。きっとあなたのキャンプライフを、より豊かにしてくれるはずです。
最高の相棒となるクーラーボックスを手に入れて、家族や仲間と忘れられない素晴らしい時間をお過ごしください!



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