「スープジャーが欲しい!」 そう思っていざ探し始めると、200mlから750ml以上まで、たくさんのサイズがあって、「正直、どれが自分に合うのか分からない…」と悩んでしまった経験はありませんか?
小さい方が軽くて便利そうだけど、具だくさんのスープは入るのかな? 大きい方が安心だけど、毎日の持ち運びには重すぎるかも…?
ご安心ください。この記事は、そんなあなたのための「スープジャー選びの完全ガイド」です。
これまで全てのサイズのスープジャーを徹底的に比較解説してきた私たちが、あなたの「やりたいこと」から逆引きで、最適なサイズを診断。さらに、購入後に後悔しないための重要なポイントから、キャンプで役立つ応用テクニック、そして皆さんが抱くであろう全ての疑問にQ&A形式でお答えします。
この記事を読めば、あなたはもうスープジャー選びで迷うことはありません。最高のパートナーを見つけて、温かい食事のある豊かな毎日と週末を手に入れましょう!
なぜ今スープジャーなのか?キャンプと日常が劇的に変わる3つの理由

スープジャーは単なるお弁当箱ではありません。それは、あなたのライフスタイルをより豊かで、より「楽(らく)」にしてくれる最高の投資です。
この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
おかげさまで、このブログは月間3.2万人を超える読者の皆様にご覧いただけるまでになりました。
「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。
- 調理の時間を、”遊ぶ時間”に変える
家で調理した温かい食事を持ち運べるので、キャンプ場での調理の手間が激減します。到着してすぐに「いただきます!」ができる手軽さは、特に小さなお子さんがいるファミリーキャンプでは、何物にも代えがたい価値があります。 - ランチの選択肢が無限に広がる
いつものお弁当に温かいお味噌汁を一杯添えるだけで、満足度は何倍にも膨れ上がります。カレーやリゾット、麺類まで持ち運べるようになれば、もう「ランチのマンネリ」に悩むことはありません。 - 節約と健康に、美味しく貢献する
外食やコンビニ弁当の回数が減ることで、食費を節約できるだけでなく、塩分や油分をコントロールした健康的な食事を、いつでも温かい状態で楽しむことができます。
【利用シーンで診断】あなたに最適なスープジャーサイズの選び方


スープジャー選びで最も大切なのは、「何を入れたいか」「誰と使いたいか」をイメージすること。あなたの使い方にぴったりのサイズを、3つのケースから診断してみましょう。
Case1:いつものお弁当に「温かい一杯」をプラスしたいあなたへ


おにぎりやサンドイッチといった主食は別にあり、そこに「プラス一品」として温かい汁物を添えたい、という使い方に最適なのがこのコンパクトサイズです。
お茶碗一杯分ほどの容量なので、毎日の持ち運びも全く苦になりません。いつものランチに温かいお味噌汁やスープが加わるだけで、満足度は劇的にアップしますよ。赤ちゃんの離乳食の持ち運びにも、このサイズが最適解です。
このサイズなら、まずこの一台!【300ml代表】
象印 ステンレススープジャー (SW-KA32)
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項目 詳細 容量 320ml 保温効力 61℃以上(6時間) 重量 約250g 特徴 シームレスせん
(パッキン一体型)このサイズのスープジャーで最も重要なのは、毎日の「洗い物」が苦にならないこと。象印独自の「シームレスせん」は、フタの栓とパッキンが一体化した画期的な構造で、パーツはたったの2つ。パッキンを失くしたり、付け忘れたりする心配がなく、日々の片付けが本当にストレスフリーになります。「手軽さ」を最優先するなら、これ以上ない選択です。
▼他のモデルとも比較したい!より詳しい解説はこちら!
→【200ml記事へ】小さいけど超万能!離乳食やソース入れにも最適な究極の2択


→【300ml記事へ】ランチにもアウトドアにも!“ちょい足し”に最適な人気モデル10選


Case2:スープジャーを「ランチの主役」にしたいあなたへ


「スープジャーだけで、お腹いっぱい満足できるランチにしたい!」というあなたには、この王道サイズがぴったりです。
これ一つで食事が完結する「主役」として、食べるスープやカレー、リゾット、さらにはうどんなどの麺類まで楽しめます。最も人気があり、各メーカーが最も力を入れているサイズ帯なので、機能やデザインの選択肢が豊富なのも魅力です。
このサイズなら、まずこの一台!【400ml代表】
サーモス 真空断熱スープジャー (JEF-400)
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項目 詳細 容量 400ml 保温効力 60℃以上(6時間) 重量 約300g 特徴 ・まる洗ユニット
・全パーツ食洗機対応スープジャーの王道サイズで迷ったら、最も進化している最新モデルを選ぶのが正解です。サーモスの最新JEFシリーズは、ついに全パーツが食洗機対応に。さらに、パッキン一体型のフタ「まる洗ユニット」で、手洗いでも驚くほど簡単。保温力、使いやすさ、そして究極の手軽さ。全てを高次元で満たす、まさに“王者の風格”漂う一台です。
▼他のモデルとも比較したい!より詳しい解説はこちら!
→【400ml記事へ】買って後悔しない!“王道”サイズの人気おすすめ7選


→【500ml記事へ】たっぷり派も大満足!洗いやすい人気ブランド徹底比較


Case3:ファミリーキャンプで「みんな」で楽しみたいあなたへ


ソロや日常使いというよりは、「ファミリーやグループでのアウトドア」で真価を発揮するのがこの大容量サイズです。
3〜4人分のスープやカレーを一つにまとめて持ち運べるので、荷物を減らし、調理の手間を省く「賢い時短ギア」として大活躍します。キャンプ場に到着してすぐに、みんなで温かい食事をシェアする時間は、最高の思い出になりますよ。
このサイズなら、まずこの一台!【750ml代表】
タイガー 真空断熱フードジャー (MKL-W075)
リンク
項目 詳細 容量 750ml 保温効力 73℃以上(6時間) 重量 約410g 特徴 ・らくらくキャップ
・全パーツ食洗機対応大容量モデルで重要なのは、重くなりがちな本体の「洗いやすさ」。タイガーのこのモデルは、パッキン一体型の「らくらくキャップ」に加え、なんと本体もフタも食洗機に丸ごと対応。キャンプで疲れて帰った後、これを食洗機に入れるだけで済む手軽さは、他のモデルにはない大きな魅力です。410gという軽さも、ファミリーキャンパーの強い味方です。
▼もう一つの選択肢とも比較したい!より詳しい解説はこちら!


【全サイズ共通】後悔しないためのスープジャー選び3つの鉄則


最適なサイズが見つかったら、次に、どのモデルを選ぶか、ですよね。ここでは、どのサイズを選ぶ上でも共通する、後悔しないための3つの鉄則をご紹介します。
鉄則1:「洗いやすさ」こそが、毎日使い続けられるかの分かれ道


どんなに高性能なスープジャーでも、洗うのが面倒だと、いつしか戸棚の奥に眠ってしまいます。お手入れの手軽さは、保温力と同じくらい重要な性能です。
象印の「シームレスせん」(栓とパッキンが一体)や、サーモスの「食洗機対応」モデルなど、最近は「洗いやすさ」を追求した製品が人気です。自分のライフスタイルに合った、ストレスなく使い続けられるモデルを選びましょう。
鉄則2:保温力は「6時間後に60℃」を基準に選ぶ
「保温力が高い」と言われても、どれくらいが目安なのか分かりにくいですよね。一つの基準として、「6時間後に60℃以上をキープできるか」をチェックするのがおすすめです。
一般的に、人がスープを「温かくて美味しい」と感じる温度は57℃〜とされています。朝7時にお弁当を準備して、お昼の13時に食べることを考えると、この基準をクリアしていれば、ランチタイムに満足のいく温かい食事が楽しめます。主要メーカーのほとんどのモデルはこの基準を満たしており、これを目安に選べば大きな失敗はありません。
鉄則3:「ONもOFFも使える」お気に入りのデザインを見つける


スープジャーの魅力は、平日のランチ(ON)だけでなく、休日のアウトドア(OFF)でもシームレスに使えること。だからこそ、自分が本当に気に入ったデザインの物を選ぶのがおすすめです。
愛着のある一品は、あなたをオフィスから、素晴らしい自然の中へと連れ出してくれるきっかけになるかもしれませんよ。
【らくキャン流】スープジャーでキャンプ飯をもっと楽しくするアイデア集


ここでは、私たち「らくキャンSAGAMIHARA」が数々のキャンプで実践してたどり着いた、スープジャーのポテンシャルを最大限に引き出す、とっておきのアイデアを3つご紹介します。
アイデア1:入れるだけ!火を使わず「放置調理」でできる、もう一品
スープジャーの高い保温力を使えば、火を使わずに「放置調理」が可能です。これは、調理の時間を“遊ぶ時間”に変える、まさに「らくキャン」の真骨頂。朝、仕込んでおくだけで、お昼にもう一品が完成していますよ。
- とろとろ温泉たまご: 予熱したジャーに熱湯と生卵を入れ、10〜15分待つだけ!
- もちもちスープパスタ: 早ゆでパスタと粉末スープ、熱湯を入れておけば、ランチには食べ頃に。
アイデア2:食後が劇的に楽になる!「お湯専用ジャー」という新発想
特に秋冬キャンプで絶大な効果を発揮するのが、小さなスープジャーを「食器洗い用のお湯入れ」として使う方法です。
- 油汚れにさよなら: 油でギトギトの食器も、このジャーのお湯をかければ汚れが驚くほど浮き上がります。洗い物が劇的に楽になりますよ。
- 自分専用の「手洗い場」に: 寒い中、炊事場まで行かなくても、テントのそばで温かいお湯で手を洗えます。ファミリーには特におすすめです。
アイデア3:いつものキャンプ飯を格上げする「温かい魔法のトッピング」
200mlクラスのミニスープジャーは、最高の「味変ブースト」になります。
- とろ〜りチーズフォンデュ: 焼いたソーセージやパンを、温かいチーズソースにディップ!
- あったかチョコソース: 焚き火で焼いたマシュマロやバナナにかければ、最高のデザートに。
▶︎【200ml記事へ】小さいけど超万能!ソース入れにも最適な究極の2択


スープジャーのよくある質問(FAQ)
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ここでは、スープジャーに関するあらゆる疑問を、Q&A形式で一挙に解決します。
Q1. 結局、最初の一個はどのサイズが一番おすすめですか?
A1. 迷ったら、最も汎用性の高い「400mL」サイズが最高の選択です。
「お弁当にプラスする具だくさんスープ」としても、「これ一つで完結する軽めの主食」としても使える、まさに王道サイズ。ここを基準に、ご自身の使い方に合わせて小さいサイズや大きいサイズを検討するのが、失敗しない最短ルートです。
Q2. 温かいものを入れる前に「予熱」は本当に必要ですか?
A2. はい、必須です。
この一手間で、6時間後の温度が5〜10℃も変わることがあります。ジャーの中に熱湯を注ぎ1〜2分待つだけで、保温力が格段にアップします。保冷の場合は、同様に冷水で「予冷」すると効果的です。
Q3. パッキンのニオイや着色汚れ、どうにかならない?
A3. 酸素系漂白剤を使えば、かなりリセットできますよ。
カレーやキムチのニオイ・色がついてしまった場合は、フタのパーツを分解し、40℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かして30分ほどつけ置きしてみてください。その後、よくすすいで乾かせば、驚くほどスッキリします。
Q4. 量が少ないと冷めやすいって本当?
A4. はい、その通りです。 スープジャーは、中身とフタの間の空気の層が少ないほど保温力が高まります。保温力を最大限に活かすなら、フチの下1〜2cmまで、できるだけたっぷり入れるのが美味しく食べるコツです。
Q5. フタが固くて開かなくなってしまいました!
A5. 慌てずに試せる対処法があります。
熱いものを入れると内部の圧力が下がって、フタが開けにくくなることがあります。そんな時は、この2つを試してみてください。
- フタの周りを40〜50℃のお湯で温める
- ゴム手袋など滑り止めを使って回す
Q6. 金属製なのに電子レンジで使えるスープジャーはありますか?
A6. いいえ、原則としてありません。
金属製の真空断熱ジャーを電子レンジに入れると、火花が出て故障や火災の原因となり大変危険です。ただし、サーモスから出ている「スープランチセット」のように、「真空断熱の保温容器」と「電子レンジ対応の容器」がセットになった製品はあります。
Q7. 逆に入れてはいけないものはありますか?
A7. はい、いくつか注意が必要なものがあります。
特に危険なのが、ドライアイスや炭酸飲料です。内部の圧力が上がり、フタが飛んだり破損したりする原因になります。また、牛乳や乳製品、生の食品など、腐敗しやすいものを長時間保温するのも避けてください。
▶︎炭酸飲料を持ち運びたい時は「炭酸専用水筒」を使用してください


もし、この記事に掲載されていないモデルについて知りたい、ご自身のに最適なスープジャー選びでさらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者の経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。
まとめ:最高の“最小スープジャー”を見つけよう


あなたにぴったりのスープジャーは見つかりましたか?
スープジャー選びで最も大切なのは、流行りやランキングだけでなく、ご自身のライフスタイルに合った「サイズ」を正しく見つけることです。
最後に、各サイズの特徴と、どんな方に最適なのかをもう一度まとめました。気になったサイズの詳細記事をチェックして、最高のパートナーを見つけてくださいね!
- 「200mlクラス」はこんなあなたへ → 離乳食や味噌汁一杯など、“専門的な少量”を運びたい方
▶︎【詳細記事】小さいけど超万能!究極の2択を徹底比較 - 「300mlクラス」はこんなあなたへ → いつものお弁当に“プラス一品”を添えたい方
▶︎【詳細記事】ランチにもアウトドアにも!人気おすすめ10選 - 「400mlクラス」はこんなあなたへ → 迷ったらコレ!“最初の一つ”に最適な王道サイズが欲しい方
▶︎【詳細記事】買って後悔しない!人気おすすめ7選 - 「500mlクラス」はこんなあなたへ → うどんなどの麺類も楽しみたい、“ランチの主役”を求める方
▶︎【詳細記事】たっぷり派も大満足!洗いやすい人気ブランド徹底比較 - 「750mlクラス」はこんなあなたへ → “ファミリーキャンプ”でみんなの分を一つにまとめたい方
▶︎【詳細記事】キャンプ最強モデルはこの2択!タイガーvsアトラス徹底比較



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