【2025年最新】キャンプ用石油ストーブおすすめ10選|冬キャンプの主役!選び方から安全な使い方まで徹底解説

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キャンプ用石油ストーブおすすめ10選|冬キャンプの主役!選び方から安全な使い方まで徹底解説

吐く息が白くなる静かな冬の夜、テントの中心で赤々と燃えるストーブの炎。その圧倒的な暖かさと特別な雰囲気は、冬キャンプの醍醐味ですよね。

  • 「手軽なガスストーブでは物足りない…」
  • 「雰囲気のある薪ストーブは、まだ少しハードルが高い…」

そんな本格的な冬キャンプに挑むあなたが最終的に行き着くのが、暖かさの王様「石油ストーブ」です。

この記事では、石油ストーブがなぜ多くのベテランキャンパーに愛されるのかを徹底解剖。基本的な選び方から、キャンパーに人気のモデル、そして最も重要な灯油の安全な扱い方まで、この記事一本で全てがわかります。

目次

なぜ石油ストーブ?ガスや薪との徹底比較でわかる、その立ち位置

出典:アラジン公式HP

まず、他の暖房器具と何が違うのかを比較してみましょう。これを見れば、なぜ多くのキャンパーが最終的に石油ストーブを選ぶのかがわかります。

この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
おかげさまで、このブログは月間3.2万人を超える読者の皆様にご覧いただけるまでになりました。
「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

石油ストーブメリット
スクロールできます
比較項目石油ストーブカセット
ガスストーブ
薪ストーブ
暖房能力◎ 非常に高い△〜○(局所的)◎ 非常に高い
燃料コスト◎ 安い△ やや高い○〜△(薪による)
手軽さ◎ 非常に手軽△ 手間がかかる
携帯性△ 重く大きい◎ 非常にコンパクト× 最も大きく重い
調理性能◎ 非常に得意△(一部のみ)◎ 非常に得意
雰囲気○(炎が見える)◎ 最高

結論: 石油ストーブは、「圧倒的な暖かさ」と「優れた燃費」を両立し、「調理」も得意な、冬キャンプのベストバランスモデルと言えるでしょう。

もっと手軽さを求めるなら「カセットガスストーブ」もアリ!

石油ストーブのパワーは魅力的ですが、「灯油の運搬がやっぱり大変そう…」と感じていませんか?

ソロキャンプがメインの方や、とにかく手軽さを最優先するなら、燃料の入手も簡単な「カセットガスストーブ」が最適かもしれません。

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後悔しないための「選び方の基準」5つのポイント

石油ストーブ後悔しないための「選び方の基準」5つのポイント

石油ストーブ選びで失敗しないために、絶対に外せない5つの基準を解説します。

1. 【最重要】種類で選ぶ:「対流式」vs「反射式」

石油ストーブには大きく分けて2種類あり、これが使い勝手を大きく左右します。

  • 対流式: 360度全方向を暖めます。テントの中心に置いて、空間全体を効率よく暖めるのに最適です。大人数やファミリーキャンプに向いています。
  • 反射式: 前方一方向を集中的に暖めます。壁際に配置しやすく、ソロやデュオで自分のいるスペースだけをピンポイントで暖めたい場合におすすめです。

2. 暖房能力で選ぶ(対応畳数 / kW)

出典:アルパカ公式HP

「自分のテントにはどのくらいのパワーが必要?」という疑問に答えます。暖房能力はkW(キロワット)や対応畳数で示されます。

  • ソロ・デュオテント: 2.5kW前後(木造7畳程度)
  • 大型シェルター・2ルームテント: 5.0kW以上(木造13畳以上)

3. タンク容量で選ぶ(燃焼時間)

「2泊でキャンプに行く」「給油の手間は最小限に」といったニーズに応えるのがタンク容量です。容量が大きいほど燃焼時間は長くなりますが、本体も重くなります。一般的に4Lタンクで10〜15時間程度が目安です。

4. 安全性で選ぶ(対震自動消火装置)

出典:トヨトミ公式HP

キャンプ場の地面は平らではありません。命を守るため、「対震自動消火装置」は絶対に外せない必須機能です。今回紹介するモデルは、すべてこの機能を搭載しています。

対震自動消火装置とは?

“地震や強い衝撃があると自動で消火”

トヨトミの対震自動消火装置は石油ストーブが地震や強い衝撃を受けたときに自動消火する機能で、転倒などによる火災を防止するための保護にもなります。点火つまみを回す(またはレバーを下げる)だけで、自動でセットされる仕組みなので、もしもの時に「セットし忘れてた」なんて心配もなく、どんな時にも心強い機能です。

引用:トヨトミ公式HP

5. 携帯性で選ぶ(サイズ・重量)

石油ストーブ持ち運び
ALPACA+ (アルパカプラス)|ストーブ TS-77NC
出典:アルパカ公式HP

オートキャンプが前提ですが、それでも車への積み下ろしは楽な方がいいですよね。重量が10kg以下だと、比較的扱いやすいでしょう。持ち運びやすいハンドルが付いているかも重要なチェックポイントです。

キャンパーが選ぶ!おすすめ石油ストーブ10選

キャンパーが選ぶ!おすすめ石油ストーブ10選

お待たせしました!上記の選び方を踏まえ、私が自信を持っておすすめする石油ストーブを、3つのカテゴリに分けてご紹介します。

カテゴリ1:【王道・定番モデル】まず間違いない、キャンパー支持率No.1

石油ストーブ【王道・定番モデル】まず間違いない、キャンパー支持率No.1

1. トヨトミ|GEAR MISSION RR-GER25

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 2.5kW
  • 本体サイズ: 幅388×奥行388×高さ480mm
  • 重量: 5.9kg
  • タンク容量: 4.9L
  • 燃焼時間: 約20時間

「これぞキャンプ用ストーブ」というルックスと性能を両立した一台。赤熱式の炎は優しく周囲を照らし、暖房に特化しています。特筆すべきはその軽さ(5.9kg)と燃費の良さ。ソロからデュオキャンプなら、これ一台で十分すぎるほどの性能です。

2. コロナ|ポータブル石油ストーブ SL-6625

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 6.59kW
  • 本体サイズ: 幅460×奥行460×高さ598mm
  • 重量: 10.7kg
  • タンク容量: 7.0L
  • 燃焼時間: 約11時間

圧倒的なパワーで大型シェルターもこれ一台でポカポカに。遠赤外線効果で体の芯から暖まります。電源不要で防災グッズとしても評価が高く、その信頼性は折り紙付き。グループキャンプで頼れる主役を探しているなら、まず間違いない選択です。

3. トヨトミ|スタンダードタイプ KS-67H

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 6.66kW
  • 本体サイズ: 幅482×奥行482×高さ583mm
  • 重量: 11kg
  • タンク容量: 6.3L
  • 燃焼時間: 約10時間

長年愛され続ける、対流式の代名詞的存在。業界トップクラスの高火力と、芯を3段階で長く使える「でるでる芯」機能が魅力。「シンプルで壊れにくく、結局これに戻ってくる」と多くのベテランキャンパーが口を揃える、完成された一台です。

カテゴリ2:【デザイン・雰囲気重視】サイトの主役になる、美しい炎

石油ストーブ【デザイン・雰囲気重視】サイトの主役になる、美しい炎

4. アラジン|ブルーフレームヒーター BF3911

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 2.68kW
  • 本体サイズ: 幅388×奥行405×高さ551mm
  • 重量: 8.5kg
  • タンク容量: 4.1L
  • 燃焼時間: 約15時間

90年以上変わらない伝統のデザインと、美しく燃える青い炎はまさに芸術品。燃焼効率が良く、点火・消火時のニオイが少ないのも特徴です。サイトの雰囲気を格上げし、所有欲を満たしてくれる、キャンパーなら誰もが一度は憧れるストーブです。

5. トヨトミ|レインボーストーブ RB-25N

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 2.5kW
  • 本体サイズ: 幅388×奥行388×高さ474mm
  • 重量: 6.2kg
  • タンク容量: 4.9L
  • 燃焼時間: 約20時間

その名の通り、ガラスの火屋に映る炎が七色に輝く、見ていて飽きないストーブです。暖房能力だけではなく40Wの白熱電球ほどの明るさもあり、ランタンのようにサイトを優しく照らしてくれます。コンパクトで燃費が良く、特に女性キャンパーからの人気が高い一台です。

6. トヨトミ|GEAR MISSION RS-GE23

  • 方式: 反射式
  • 暖房出力: 2.25kW
  • 本体サイズ: 幅422×奥行330×高さ446mm
  • 重量: 6.6kg
  • タンク容量: 3.6L
  • 燃焼時間: 約16.4時間

反射式ならではのコンパクトさと、ミリタリーテイストの無骨なデザインが魅力。ソロやデュオで、自分のチェア周りを集中的に、かつ効率よく暖めたい時に最適です。灯油がこぼれにくい「こぼれま栓」機能も、キャンプでは非常に役立ちます。

カテゴリ3:【キャンパー溺愛】コンパクトで人気のモデル

石油ストーブ【キャンパー溺愛】コンパクトで人気のモデル

7. PASECO(パセコ) |石油ストーブ JKH-1S

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 3.0kW
  • 本体サイズ: 幅325×奥行325×高さ441mm
  • 重量: 5.3kg
  • タンク容量: 5.3L
  • 燃焼時間: 約18時間

韓国発の人気ブランド。軽量コンパクト(5.3kg)ながら、3.0kWと十分なパワーを両立した、まさにキャンプ向きのスペック。デザイン性、性能、価格のバランスが非常に良く、今最も勢いのあるストーブの一つと言えるでしょう。

8. アラジン|ブルーフレームクッカー BF4001

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 2.4kW
  • 本体サイズ: 幅426×奥行426×高さ477mm
  • 重量: 8.0kg
  • タンク容量: 4.1L
  • 燃焼時間: 約17.8時間

暖房と調理を一台でこなす「石油こんろ」。アラジン伝統の美しい青い炎で暖を取りながら、天板で煮る・焼く・炊くといった本格的な調理が可能です。重心が低く安定感のあるコンパクトな設計で、車にも積みやすいのが魅力。冬キャンプで温かい料理を楽しみたい方に最適な、まさに「調理もできるストーブ」です。

9. ALPACA+ (アルパカプラス)|ストーブ TS-77NC

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 3.0kW
  • 本体サイズ: 幅350×奥行350×高さ420mm
  • 重量: 6.6kg
  • タンク容量: 3.7L
  • 燃焼時間: 約10時間

パセコと並び、韓国ブランドとして人気の高いモデル。日本の安全基準であるJIA認証を取得しているため、海外製ながら安心して使えます。レトロモダンなデザインと、3.0kWのパワフルな暖房性能で、冬キャンプのメイン暖房として十分活躍します。

10. スノーピーク|タクード KH-002BK

  • 方式: 対流式
  • 暖房出力: 2.15kW
  • 本体サイズ: 幅380×奥行380×高さ340mm
  • 重量: 6.0kg
  • タンク容量: 3.1L
  • 燃焼時間: 約15時間

こちらは暖房だけでなく「煮炊き」に特化した石油こんろ。スノーピークのIGTテーブルにセットできる唯一無二の設計が魅力です。鍋料理などを楽しみながら、その熱で暖も取れるという、まさに冬キャンプにぴったりの一台です。

【必須知識】灯油の安全な持ち運び&給油マニュアル

ヒューナースドルフ
出典:ディテール公式HP

石油ストーブ初心者が最も不安に思う「燃料の扱い方」を3ステップで解説します。

  • ステップ1:運搬容器(携行缶)を用意する灯油は必ず消防法に適合した専用の携行缶で運びましょう。定番はドイツ製の「ヒューナースドルフ」社の燃料キャニスターです。
  • ステップ2:給油する給油は必ず屋外で、ストーブの火を消してから行います。定番の赤い手動ポンプ(シュポシュポ)を使えば、手を汚さずに給油できます。
  • ステップ3:車に積む万が一の漏れに備え、携行缶をビニール袋に入れたり、受け皿付きのケースに入れるのがおすすめです。走行中に倒れないよう、しっかりと固定しましょう。

テント内で安全に使うための「3つのルール」

石油ストーブをテント内で安全に使うための「3つのルール」

テント内での火器の使用は自己責任ですが、もし使用する場合は以下の3つのルールを絶対に守ってください。

  1. 一酸化炭素チェッカーの設置命を守る必須アイテムです。必ず品質の確かなものを、人の頭の高さあたりに設置しましょう。
  2. 2箇所以上の換気の徹底テントの出入り口のジッパーを上下10cmずつ開けるなど、常に空気の通り道を確保してください。
  3. 就寝時は必ず消火これは絶対です。寝るときの寒さ対策は、湯たんぽや高性能な寝袋で行いましょう。

キャンプ用石油ストーブに関する「よくある質問(Q&A)」

キャンプ用石油ストーブに関する「よくある質問(Q&A)」

Q. 芯のメンテナンスって、自分でもできる?難しい?

A. はい、できます。シーズン終わりに芯に残った灯油を燃やし切る「空焼き」をすれば、翌年も綺麗な炎で使えます。芯の交換も説明書を見ながら作業できるモデルがほとんどです。

Q. 去年の灯油は使える?「不良灯油」って何?

A. 昨シーズンから持ち越した灯油の使用は絶対にやめましょう。変質した「不良灯油」は、異常燃焼や火災の原因となり大変危険です。灯油は必ずそのシーズン中に使い切るか、余ったらガソリンスタンドで処分してもらってください。

Q. 一泊のキャンプで、灯油はどのくらい持っていけばいい?

A. ストーブの燃費や外気温によりますが、10Lの携行缶を1つ持っていけば、夕方から夜、翌朝まで使っても十分足りることが多いです。心配な方は、予備で5Lをもう一つ持っていくと万全です。

Q. シーズンオフの保管方法は?

A. 必ずタンク内の灯油をすべて抜き、空にしてから保管します。電池も抜いておきましょう。購入時の箱に入れておくとホコリを防げます。

まとめ:最高の相棒を見つけて、安全で快適な冬キャンプを!

さがみはらチアリングバートナー

今回は、冬キャンプの主役「石油ストーブ」について、選び方からおすすめモデル、安全な使い方まで詳しく解説しました。

が、きっと心に響いたはずです。

気になるモデルが見つかったら、ぜひ各商品リンクから、さらに詳しいスペックや実際のユーザーレビューをチェックしてみてください。人気モデルは冬が近づくと品薄になることもあります。冬本番を迎える前に、あなたにぴったりの一台を準備しておきましょう!

この記事で紹介したルールを必ず守り、安全に、そして最高に暖かい冬キャンプを楽しんでくださいね!

もっと手軽さを求めるなら「カセットガスストーブ」もアリ!
石油ストーブのパワーは魅力的ですが、「灯油の運搬がやっぱり大変そう…」と感じていませんか?

ソロキャンプがメインの方や、とにかく手軽さを最優先するなら、燃料の入手も簡単な「カセットガスストーブ」が最適かもしれません。

▼ サブ機としても優秀!詳しくはこちら

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この記事を書いた人

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。

「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。

趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

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