【2026年最新】インナーシュラフおすすめ8選|今ある寝袋が「+5℃」暖かくなる、冬キャンプ最強の裏ワザ

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【2026年最新】インナーシュラフおすすめ8選|今ある寝袋が「+5℃」暖かくなる、冬キャンプ最強の裏ワザ

「冬キャンプに挑戦したいけど、高価な冬用シュラフを買うのはハードルが高い…」

「今持っている3シーズンシュラフで、なんとか快適に眠れないかな?」

その悩み、痛いほどわかります。私も、5万円以上する冬用シュラフを前に「年に数回のために…」と悩んだ経験があります。ご安心ください。その悩みを、わずか数千円の投資で解決してくれる魔法のようなアイテムがあります。

それが「インナーシュラフ(インナーシーツ)」です。

この記事では、「今持っているシュラフ」の性能を劇的にブーストし、冬キャンプの夜を快適に変える、インナーシュラフの賢い選び方と、私が自信を持っておすすめするモデルを徹底解説します!

目次

第1章:なぜ「インナーシュラフ」が冬キャンプの必需品なのか?

出典:ロゴス公式HP

インナーシュラフと聞くと、夏に単体で使うもの、というイメージがありませんか?実は、冬キャンプにこそ必要な、2つの大きなメリットがあります。

この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
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「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

第1章:なぜ「インナーシュラフ」が冬キャンプの必需品なのか?

1. 圧倒的な「保温性(暖かさ)」の向上

これが最大のメリットです。シュラフの中にもう一枚レイヤー(層)を作ることで、シュラフ本体との間に空気の層が生まれ、体温を逃さず、外からの冷気を遮断します。

  • シュラフ内の温度が「+5℃」以上あがる(※製品によります)
  • シュラフに入った瞬間の「ヒヤッと感」がなくなる

私の経験上、特にフリース素材のものは、入った瞬間から暖かさを感じられ、睡眠の質が劇的に変わります。高価なシュラフを買い足す前に、まず試すべき一手です。

2. シュラフを守る「衛生面(清潔さ)」

高価なシュラフ、特にダウンシュラフは、自宅で頻繁に洗うことができません。

インナーシュラフは、シュラフ本体が皮脂や汗で汚れるのを防ぐ「シーツ」の役割を果たします。

  • インナーシュラフは洗濯機で丸洗いOK(※一部シルクなどを除く)
  • シュラフ本体の汚れやニオイを防ぎ、寿命を延ばす
断熱マット

このように、インナーシュラフは空気の層を作って保温性を高める最強のアイテムです。

ただし、1つだけ注意点があります。 いくらシュラフを強化しても、地面からの「底冷え」は防げません。 もし、今使っているマットが薄いなら、インナーシュラフを買う前にまずマットを見直すべきです。

▼ 「背中が寒い」と眠れません。冬マットの正解はこちら

第2章:「らくキャン」流・失敗しないインナーシュラフの選び方

第2章:「らくキャン」流・失敗しないインナーシュラフの選び方

選び方の核心は「素材」と「形状」です。あなたの目的によって、選ぶべきものは決まります。

ポイント1:「素材」で選ぶ(暖かさ vs 肌触り vs 携帯性)

スクロールできます
素材保温力携帯性肌触りこんな人におすすめ
フリース
(最強クラス)
×
(かさばる)

(暖かい)
暖かさ最優先。
車載に余裕がある人。
メリノウール
(高保温)

(ややコンパクト)

(最高)
暖かさと快適性
を両立したい人。
シルク
(そこそこ)

(超コンパクト)

(最高)
肌触りと携帯性
を最優先する人。
コットン
ポリエステル

(低い)

(普通)

(シーツ)
清潔さ(衛生面)だけ
が目的の人。

冬キャンプの「暖かさ(保温ブースト)」を目的とするなら、選ぶべきは「フリース」か「メリノウール」の2択です。

車で荷物量に余裕がある「らくキャン」なら、安価で肌触りも暖かい「フリース素材」が、最もコストパフォーマンスが高いと私は考えています。

ポイント2:「形状」で選ぶ(寝心地と互換性)

インナーシュラフにも「マミー型」と「封筒型(レクタングラー)」があります。

  • 基本
    あなたが持っているアウターシュラフと「同じ形」を選んでください。マミー型シュラフに封筒型インナーを入れると、中で生地がダブついてしまい、非常に寝心地が悪くなります。
  • 【らくキャン流の裏ワザ】
    「どっちにも使いたい!」という方は、「ストレッチ(伸縮)素材」のインナーシュラフを選びましょう。伸縮性があるため、マミー型の窮屈感を和らげつつ、封筒型に入れてもフィットしてくれます。

第3章:「+何度」暖かくなる?主要ブランドの「加算温度」を比較

第3章:「+何度」暖かくなる?主要ブランドの「加算温度」を比較

「結局、どれくらい暖かくなるの?」という疑問に、主要ブランドが公表しているデータでお答えします。

  • SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)
    • サーモライトリアクター フリース:最大+18℃
    • サーモライトリアクター エクストリーム:最大+15℃
  • COCOON(コクーン)
    • トラベルシーツ メリノウール:+7.0℃
    • トラベルシーツ コットンフランネル:+6.7℃
  • 一般的なフリース素材
    • 目安として「+5℃」程度

「最大+18℃」というのは驚異的ですが、これはあくまで理想的な環境での数値です。私の体感では、「今持っているシュラフの快適温度が、5℃は下がる(=暖かくなる)」と考えるのが、妥当かと思います。

「熱源(加温アイテム)」

あくまで理想的な数値なので、過信は禁物です。 もし「氷点下5度以下」のような極寒キャンプに挑むなら、インナーシュラフだけでなく、物理的に熱を発する「熱源」もプラスして、万全の体制を整えましょう。
▼ 湯たんぽ・電気毛布…「熱源」があれば朝まで爆睡です

第4章:「らくキャン」目線で厳選!インナーシュラフおすすめ8選

お待たせしました!「暖かさ」「肌触り」「コスパ(らくキャン度)」の3つの視点で、私が自信を持っておすすめする8モデルを厳選しました。

カテゴリ1:【暖かさ最強】冬キャンプの主役「フリース・ウール」モデル(4選)

カテゴリ1:【暖かさ最強】冬キャンプの主役「フリース・ウール」モデル(4選)

+5℃以上の保温力。今あるシュラフを『冬用』に変身させる。

1. SEA TO SUMMIT|サーモライトリアクター フリースライナー

  • 素材: サーモライトフリース
  • 保温向上: 最大+18℃

「今あるシュラフを、一発で冬用に変える」なら、この最強モデルです。公称+18℃は伊達ではなく、その保温力は別格。肌触りも非常に柔らかく、シュラフに入る瞬間の「ヒヤッ」とした感覚が一切なくなります。価格は高いですが、高価な冬用シュラフを1つ買うことを考えれば、最高の投資です。

2. COCOON(コクーン)|トラベルシーツ メリノウール

  • 素材: メリノウール100%
  • 保温向上: +7.0℃

「暖かさ」と「快適性」を最高レベルで両立したいなら、メリノウールを選びましょう。天然素材ならではの抜群の肌触りと、汗をかいても冷えない「調湿機能」が魅力。フリースほどかさばらず、コンパクトさも欲しいという欲張りなキャンパーに最適です。

3. LOGOS|抗菌防臭シルキーインナーシュラフ

  • 素材: シルキーモイスクロス(ポリエステル系)
  • 保温向上: 約+5℃(筆者体感)

LOGOS独自のシルキーモイスクロス素材が、驚くほどなめらかな肌触りを実現しています。フリースとは違う、サラサラ・スベスベ感が好きな人にはたまりません。抗菌防臭加工で清潔に使え、丸洗いOK。暖かさも十分で、「らくキャン」的に非常にバランスの取れた一枚です。

4. Snugpak(スナグパック)|フリースライナー

  • 素材: フリース
  • 保温向上: 約+5℃(筆者体感)

軍用シュラフも手掛ける「スナグパック」製の、信頼できるフリースライナー。「とにかく暖かさ重視、コスパも重視」という方に最適です。毛足が長く、非常に暖かい。シンプルな作りで価格も手頃なので、インナーシュラフ入門として、まずこれを試してみるのも賢い選択です。


カテゴリ2:【携帯性・肌触り重視】「シルク・コットン」モデル(4選)

カテゴリ2:【携帯性・肌触り重視】「シルク・コットン」モデル(4選)

夏は涼しく、冬は肌触り向上。一年中使える『賢い』相棒。

5. SEA TO SUMMIT|シルクライナー

  • 素材: シルク100%
  • 保温向上: わずか(清潔さ・肌触り重視)

「とにかく荷物を小さくしたい」「最高の肌触りで眠りたい」という方向け。シルクは、夏は涼しく、冬は暖かいという天然の万能素材。驚くほど軽量コンパクト(約130g)になり、肌が弱い方でも安心。暖かさの「ブースト」というより、「睡眠の質」を極限まで高めるための一枚です。

6. COCOON(コクーン)|トラベルシーツ シルク

  • 素材: シルク100%
  • 保温向上: +5.3℃

インナーシュラフの老舗「コクーン」のシルクモデル。SEA TO SUMMITよりわずかに保温力が高い(公称+5.3℃)のが特徴です。シルクならではの軽量コンパクトさと肌触りは、一度体験すると戻れない快適さ。夏のシュラフ代わりから冬のインナーまで、一年中活躍します。

7. イスカ(ISUKA)|シュラフシーツ SZ

  • 素材: コットン100%
  • 保温向上: ほぼなし(清潔さ重視)

信頼の日本ブランド「イスカ」製のコットンシーツ。保温力は期待できませんが、「シュラフの汚れ防止」という衛生面のメリットに特化しています。コットンの自然な肌触りが好きな方や、夏場に汗をかく時期のシュラフ保護として最適。非常に安価なのも魅力です。

8. コールマン|スリーピングバッグコットンインナー

  • 素材: コットン100%
  • 保温向上: ほぼなし(清潔さ重視)

アウトドアの王様「コールマン」製のコットンインナー。大手ブランドならではの安心感と、ゆったりとした封筒型設計が魅力です。保温力はありませんが、コットンの自然な肌触りが好きな方、シュラフのジッパーが肌に当たる不快感をなくしたい方に最適。洗濯機で丸洗いできるので、シュラフを清潔に保つための「シーツ」として、まさに「らくキャン」にぴったりの一枚です。

第5章:インナーシュラフに関するQ&A

第5章:インナーシュラフに関するQ&A

購入前に気になる、細かい疑問についてお答えします。

Q1. 「マミー型」と「封筒型」、形が違うとダメですか?

A. はい、寝心地が最悪になる可能性があります。

マミー型のシュラフに、ゆったりした封筒型のインナーを入れると、中で生地がダブついてしまい、非常に寝心地が悪くなります。シュラフ本体とインナーの形は、必ず合わせるのが鉄則です。

もし「どっちにも使いたい」なら、伸縮性のある「ストレッチ素材」のモデルを選びましょう。

Q2. ぶっちゃけ、安いフリースでも暖かくなりますか?

A. なります。100均のフリースブランケットをシュラフの中に入れるだけでも、暖かさの違いは実感できるはずです。

ただ、キャンプ専用品は「肌触り」「伸縮性」「速乾性」が段違いです。「寝汗でベタついて冷たい…」という最悪の事態を避けるためにも、最初からアウトドアブランドのポリエステル系フリースを選ぶのが「らくキャン」流の正解だと私は思います。

Q3. メリノウールやシルクって、洗濯が面倒じゃないですか?

A. 「シルク」は正直、面倒です。

シルク100%のモデルは、基本的に「手洗い」か「ドライクリーニング」推奨です。

手軽さを追求するなら、洗濯機でガシガシ洗える「フリース」や「ポリエステル」が最強です。

もし肌触りも妥協したくないなら、SEA TO SUMMITなどの「シルク/コットン混紡」で「洗濯機OK」を謳うモデルを探すのが賢い選択です。

Q4. 肌が弱くてチクチクするのが嫌です。おすすめの素材は?

A. 迷わず「シルク」を選んでください。

シルクは人の肌に近いタンパク質でできており、最も肌に優しい天然繊維です。次点で、上質な「メリノウール」や、LOGOSの「シルキーモイスクロス」のような、なめらかなポリエステル素材もおすすめです。

Q5. 寝汗をかきやすい(汗っかき)のですが…

A. それなら「メリノウール」か「速乾ポリエステル」が最適です。

フリースは暖かすぎて逆に汗だくになる可能性があります。メリノウールは汗をかいても冷たくならない「吸湿速乾性」と「防臭性」を兼ね備えた最強の素材です。

もし、この記事に掲載されていないモデルについて知りたい、ご自身のに最適なシュラフ選びでさらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者の経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。

まとめ:あなたのシュラフを「+5℃」アップグレードしよう

さがみはらチアリングバートナー

インナーシュラフが、高価な冬用シュラフを買い足す前に試すべき、最も賢く(らくに)シュラフを強化できる「最強の裏ワザ」であることがお分かりいただけたかと思います。

この記事で、あなたのスタイルに合った一枚が見つかったなら幸いです。

気になるモデルが見つかったら、ぜひ各商品リンクから詳細を確認してみてください。

今持っているシュラフに、たった一枚「+α」するだけで、あなたの冬キャンプの夜は劇的に快適になりますよ!

▼ 「土台」の準備はOK?最強の「断熱マット」はこちら

シュラフ(保温)を強化したら、次は地面からの「底冷え」を防ぐ「断熱マット」も万全ですか?

「R値」で選ぶ、冬キャンプ最強のマット選びはこちらの記事で解説しています!

▼ 「熱源」もプラスして完璧な夜を

インナーシュラフとマットを揃えてもまだ寒い時は、「加温」アイテムをプラスしましょう。

相模原市では、自治体をあげてキャンプ を観光の軸にしようとしている市の一つです。そんな相模原市には道志川沿いをはじめ数多くのキャンプ 場が存在します。本ブログは「相模原×キャンプ=∞」をテーマに記事を書いています。

都心から1時間とアクセスが良く、緑豊かで自然を感じられる相模原は家族でキャンプ、デイキャンプにもってこいです!

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相模原にはキャンプ場以外にも無料でキャンプ、BBQができる河川敷もあります

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この記事を書いた人

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。

「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。

趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。

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