こんにちは!ファミリーキャンプを「もっと手軽に、もっと楽しく」をモットーに、実際に試した経験に基づいて情報をお届けするブログ「らくキャンSAGAMIHARA」です。
キャンプの夜、焚き火を眺めながら食べるカレーは、なぜあんなに美味しいのでしょうか。 でも、いざ作るとなると「野菜を切って、炒めて、煮込んで…」と、正直ちょっと面倒に感じてしまうこと、ありませんか?
ご安心ください。その悩み、驚くほど美味しく進化した「レトルトカレー」がすべて解決してくれます。
この記事では、私たちが数々のキャンプで実際に食べて「これは!」と感動した、本当におすすめのレトルトカレーを厳選してご紹介。さらに、キャンプという特殊な環境で「どう温め」「どう食べれば最高に美味しいか」という、経験に基づいた実践的なテクニックまで、余すところなくお伝えします。
この記事を読めば、あなたの次のキャンプ飯は、もっと手軽に、もっと美味しく、もっと楽しくなること間違いなしです!
なぜ今、キャンプ飯に「レトルトカレー」が最強なのか?

ただの手抜き、なんて思っていたら大間違い。今のレトルトカレーは、キャンプというシーンにおいて、手作りカレーをも凌駕するほどの魅力を秘めています。
この記事を書いた人:らくキャンSAGAMIHARA 運営者 (詳細はクリック)

神奈川県相模原市在住、キャンプ歴7年のアラフォー夫婦です。夫、妻、子供2人(10歳、8歳)の4人家族で、週末はほぼアウトドアの虜になっています。
おかげさまで、このブログは月間3.2万人を超える読者の皆様にご覧いただけるまでになりました。
「もっと手軽に、もっと快適に、そしてもっと感動できるアウトドア体験を!」をモットーに、ファミリーキャンプを楽しむための情報を発信中。キャンプのスタイルや目的に合わせて様々なアウトドアギアを使いこなし、その機能性や使い勝手を実体験に基づいてマニアックに研究しています。初心者の方にも分かりやすく、そして経験者の方にも共感していただけるような、リアルで熱い情報をお届けできるよう心がけています。
趣味は、相模原の豊かな自然の中、お気に入りのキャンプギアに囲まれて飲むコーヒーと、子どもたちと本気で遊ぶこと!このブログが、皆さまのアウトドアライフをより豊かにするきっかけになれば幸いです。
- 圧倒的な手軽さと時短
最大の魅力は、なんといっても調理の手間がほぼゼロであること。貴重なキャンプの時間を、料理ではなく、焚き火や家族との会話など、本当に楽しみたいことにもっと使えます。 - 常温保存でパッキングが楽
クーラーボックスの貴重なスペースを圧迫せず、ザックの隙間にポンと詰め込める手軽さは、荷物が多くなりがちなキャンパーにとって大きなメリットです。 - 驚くほど本格的な味の進化
家ではなかなか作れないような、スパイスの効いた専門店の味や、世界各国の本格的なカレーを手軽に楽しめるのが、現代のレトルトカレーのすごいところ。もはや「ご馳走」レベルです。
キャンプ用レトルトカレーの選び方


たくさんの種類がありますが、キャンプで使うなら、以下のポイントで選ぶと失敗しません。
- 温め方で選ぶ:「湯煎対応パウチ」が基本
キャンプでは、袋のままお湯に入れられる「湯煎対応」が最も手軽で確実です。電子レンジ専用のものは避けましょう。 - 辛さや具材で選ぶ:ファミリーなら「子供向け甘口」も忘れずに
大人向けのスパイシーなカレーと、お子さんでも安心して食べられる甘口カレーを両方持っていくと、みんながハッピーになれます。 - 人気ストアで選ぶ:「無印良品」「カルディ」には名品が眠る
いつものスーパーも良いですが、少し足を伸ばして「無印良品」や「カルディ」を覗いてみると、キャンプが何倍も楽しくなる、個性的で美味しいカレーに出会えます。
【シーン別】キャンプにおすすめのレトルトカレー12選


それでは、私たちが実際にキャンプで食べて「これはリピート確定!」と感じた、珠玉の12品をご紹介します。
まずはコレ!スーパーで買える王道のおすすめカレー
いつでも手軽に買えるのに、味は本格派。まずは押さえておきたい王道の3品です。
ハウス「選ばれし人気店 濃厚バターチキンカレー」
レトルトと侮るなかれ。口に入れた瞬間に広がるトマトの酸味とバターの濃厚なコクは、まさにお店の味。辛さもマイルドなので、家族みんなで楽しめます。焚き火で軽く炙ったナンと一緒に食べれば、そこはもうインド料理店です。
新宿中村屋「インドカリー スパイシーチキン」
「日本のインドカレーの草分け」が作る本格派。袋を開けた瞬間に、キャンプ場の澄んだ空気にまで広がる芳醇なスパイスの香りがたまりません。ゴロッと入った骨付き鶏肉も柔らかく、白米が無限に進む一品です。
明治「銀座カリー 中辛」
どこか懐かしいのに、一口食べると「やっぱりこれだ」と唸る、洋食屋さんのカレーの最高峰。じっくり炒めた玉ねぎの甘みとビーフの旨味が溶け込んだ「二段仕込みブイヨン」の深いコクは、冷えた体をじんわりと温めてくれます。
無印良品に行ったら絶対買うべき!本格派カレー
キャンプ好きの間でもはや定番!無印良品のカレーは、その種類の豊富さと本格的な味わいで、選ぶ時間も楽しませてくれます。
【不動の人気No.1】素材を生かしたカレー バターチキン
数あるバターチキンの中でも、無印のこれは別格。3種のトマトを使い分け、ギーとカシューナッツで仕上げた濃厚な味わいは、もはやレトルトの域を超えています。キャンプで食べるバターチキンは、なぜか家で食べるより何倍も美味しく感じます。
【大人の辛さ】素材を生かしたカレー グリーン
青唐辛子のキレのある辛さと、ココナッツミルクのまろやかさが最高のコンビネーション。ひんやりとした夜の空気の中、焚き火にあたりながらハフハフと食べるグリーンカレーは、忘れられないキャンプの思い出になります。
【肉好きも大満足】牛ばら肉の大盛りカレー
「キャンプでは、やっぱり肉をガッツリ食べたい!」という時のための、食べ応え抜群の欧風カレー。赤ワインとフォン・ド・ヴォーで煮込まれた大きな牛ばら肉がゴロゴロ。300gという大盛りサイズが、アクティブに過ごした一日の空腹を完璧に満たしてくれます。
カルディ・にしきやで探す!個性派&絶品カレー
「いつものカレーじゃ物足りない!」そんなあなたに、食のセレクトショップならではの、個性的で美味しいカレーをご紹介します。
カルディ(ロイタイ)「マッサマンカレー」
世界で最も美味しい料理に選ばれたこともある、タイのマッサマンカレー。ココナッツミルクの甘さとコクの中に、タマリンドのほのかな酸味が効いた本格派。鶏肉とじゃがいもとの相性が最高です。
にしきや「レモンクリームチキンカレー」
レトルトカレー専門メーカー「にしきや」の傑作。クリーミーなチキンカレーに、爽やかなレモンの風味が驚くほどマッチします。キャンプの朝、爽やかな空気の中で食べたくなるような、新しい味わいです。
カルディ(ロイタイ)「グリーンカレー」
こちらは具材が入っていない「カレースープ」の素ですが、キャンプではこれが大活躍。焚き火で焼いた鶏肉やナス、パプリカなどをこのスープで軽く煮込むだけで、一瞬で本格的なタイカレーが完成します。
ファミリーキャンプの救世主!子供が喜ぶ甘口カレー
パパママ必見!お子さんが「美味しい!」と笑顔になる、間違いない甘口カレーです。
ハウス「バーモントカレー <甘口> レトルト」
りんごとハチミツの優しい甘さは、子供たちにとって最高の「安心する味」。家で食べるおなじみの味を、キャンプという特別な場所で楽しめるのは、最高の思い出になります。
S&B「カレーの王子さま レトルト」
アレルギー特定原材料等28品目不使用、化学調味料も無添加。小さなお子さんにも安心して食べさせられるという点で、パパママからの絶大な信頼を得ている一品です。
無印良品 「素材を生かした 辛くない 国産りんごと野菜のカレー」
国産のりんごと野菜の甘みを活かした、非常に優しい味わいのカレーです。スパイスの刺激が苦手なお子さんはもちろん、「辛くないけど、美味しいカレーが食べたい」という大人も大満足のクオリティです。
【らくキャン流】キャンプでの美味しい温め方&食べ方


ここからは、私たちが実践している、レトルトカレーを最高に美味しく食べるためのテクニックをご紹介します。
温め方のコツ
- 【基本】湯煎: 最も手軽で確実。ケトルやクッカーで沸かしたお湯に袋のまま入れて、5〜7分温めるだけ。
- 【焚き火:】 直火はパウチが溶ける危険があるのでNG。熾火(おきび)の上に網を置き、その上で時々ひっくり返しながらじっくり温めましょう。
- 【究極の時短テク】メスティン炊飯: ご飯を炊く蒸気を利用して、メスティンのフタの上で同時に温めます。ご飯が炊き上がる頃には、カレーも熱々に!
【究極の時短】湯煎なしで温める方法
- フライパンやクッカーに直接出して温める: パウチから直接フライパンや深めのクッカーに出し、焦げ付かないようにかき混ぜながら温めます。洗い物は増えますが、温め時間が最短で済みます。
- パックご飯と一緒に温める: クッカーに少量の水を入れ、パックご飯を置きます。その上にレトルトパウチを乗せてフタをして火にかければ、一度に両方温まる究極の「らく」テクニックです。
絶品!「ちょい足し」アレンジ術
- とろけるチーズ: もはや説明不要の最強トッピング。バーナーで軽く炙ると、香ばしさが加わりさらに絶品に。
- 焚き火で焼いた野菜: 焚き火でじっくり焼いて甘みを引き出したパプリカやナス、ズッキーニなどを乗せるだけで、彩りも栄養価も格段にアップします。
- 温泉たまご: スープジャーで作っておいた温泉たまごを乗せれば、マイルドで濃厚な味わいに。
【上級テク】スープジャー活用で、レトルトカレーがさらに美味しく、楽になる!
レトルトカレーは、そのままでも十分に手軽で美味しいですが、スープジャーを組み合わせることで、その快適さと美味しさを次のレベルへと引き上げることができます。私たちが実践している、とっておきのテクニックを2つご紹介します。
作戦1:【現地調理ゼロ】作戦 – 究極の時短を求めるあなたへ
これは、キャンプ場に到着してからの調理を完全にゼロにする、まさに「らくキャン」の究極形です。
- 方法
- 出発前の朝、家でレトルトカレーを湯煎、または鍋で沸騰するまで温めます。
- しっかりと予熱した750mLクラスの大容量スープジャーに、熱々のカレーを移し替えます。
- キャンプ場に着いたら、炊きたてのご飯にかけるだけ!
- メリット
設営後で疲れている時や、雨が降ってしまった時でも、火を使わずに、すぐに温かい手作りレベルのカレーが食べられます。この安心感は、一度体験するとやめられません。
▼この作戦に最適な「大容量スープジャー」の選び方はこちら!
あわせて読みたい 【2025年】750mL大型スープジャーはこの2択!タイガーvsアトラス徹底比較|ファミリーキャンプ最強モデ… ファミリーキャンプ用の750mLスープジャー、種類が少なくて迷っていませんか?実は、自信を持っておすすめできるのはたった2つだけ。この記事でタイガーとアトラスを徹底比較。もう迷う必要はありません。
作戦2:【最後まで熱々】作戦 – 美味しさを絶対に妥協したくないあなたへ
肌寒い日のキャンプで、「カレーがすぐ冷めてしまう問題」を解決するテクニックです。
- 方法
- キャンプ場で、通常通りレトルトカレーを湯煎などで温めます。
- 平たいお皿ではなく、一人用のスープジャー(400mLや500mLが最適)を器代わりにして、カレーを注ぎます。
- メリット
真空断熱されたジャーが器になるので、外気温に左右されず、最後の一口までカレーが驚くほど熱々。焚き火にあたりながら、ゆっくり自分のペースで最高の状態のカレーを味わえます。
▶︎「最高のカレー鉢」になる、あなたにぴったりのスープジャーはどのサイズ?
あわせて読みたい 【2025年版】スープジャーのおすすめは?サイズの選び方からランチやキャンプでの使い方まで徹底解説 お弁当にも、キャンプにも。スープジャーのサイズ選び、もう迷わない【2025年】あなたの使い方から最適な容量を診断し、おすすめモデルを解説。毎日のランチがもっと豊かになる一台を見つけよう。
忘れてはいけない「ご飯」の準備


カレーの最高の相棒である「ご飯」の準備も、キャンプでは重要なポイントです。
- 【一番らく】パックご飯(サトウのごはん等) 湯煎でカレーと一緒に温められるので、最も手軽です。
- 【キャンプの醍醐味】メスティンで自動炊飯 固形燃料を使えば、火にかけて放っておくだけで絶品ごはんが炊き上がります。
- 【エコで手軽】無洗米を持参 とぎ汁が出ないので、環境にも優しく、炊事場の節水にも繋がります。
▶︎まとめて購入しておけば防災用にもなるので安心です
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【カレー以外も!】キャンプで食べたい、絶品レトルト丼&パスタソース


カレーも最高ですが、たまには違う味も楽しみたいですよね。そんなあなたのための、「カレーじゃないけど、最高に美味しい」レトルト食品を3つ厳選しました。これがあるだけで、キャンプ飯のバリエーションが無限に広がりますよ!
無印良品「ごはんにかける 牛すじとこんにゃくのぼっかけ」
「ぼっかけ」とは、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだ、神戸のソウルフード。無印良品の「ごはんにかける」シリーズは、そのローカルな逸品を驚くほど高いレベルで再現しています。トロトロに煮込まれた牛すじと、味がしっかり染み込んだこんにゃく。甘辛い醤油ベースの味付けは、焚き火の香りと驚くほどマッチし、食欲を掻き立てます。メスティンで炊いた熱々のご飯の上にかけるだけで、一瞬にしてキャンプ場が温かい人情味あふれる食堂に早変わり。刻みネギを少し加えるだけで、さらに本格的な味わいになりますよ。
S&B「予約でいっぱいの店のボロネーゼ」
「キャンプでパスタなんて、ちょっとおしゃれでハードルが高い…」と思っていませんか?その常識を、この一袋が覆します。言わずと知れた、銀座の名店「ラ・ベットラ」落合務シェフ監修のこのソースは、レトルトとは思えない本格派。赤ワインでじっくり煮込まれた牛肉の深い旨味と、香味野菜の豊かな香りが、あなたのキャンプサイトを優雅なレストランへと変えてくれます。茹でたパスタに和えるのはもちろん、焚き火で焼いたバゲットに浸して、最後の一滴まで味わい尽くしたい逸品です。
吉野家「冷凍牛丼の具」
これはもはや、ただの食事ではありません。一種のエンターテインメントです。仲間や家族が驚く顔を想像してみてください。自然の中で、あのおなじみの味が楽しめるという非日常体験は、忘れられない思い出になること間違いなし。クーラーボックスの中では保冷剤代わりにもなってくれるという、キャンパーにとって嬉しい二役をこなす優れもの。湯煎で温めてご飯に乗せるだけで、そこにはいつもの吉野家が。焚き火の香りが最高のスパイスになった「特製吉野家牛丼」を、ぜひ一度体験してみてください。
ちなみに、これらのメインディッシュに「温かい汁物を一品だけ添えたい…」と思ったことはありませんか?
そんな時に最強なのが、お湯を注ぐだけで本格的な味が楽しめる「フリーズドライ食品」です。レトルトよりもさらに軽く、コンパクト。そして、最近のフリーズドライは驚くほど具だくさんで美味しいんです。
以下の記事では、キャンプの朝食や、食事にもう一品加えたい時に最適な、おすすめのフリーズドライ食品を厳選して紹介しています。
▼“究極の軽さ”を求めるなら、この記事もチェック!
あわせて読みたい 【2025年版】キャンプ飯の常識が変わる!フリーズドライ食品おすすめ15選|選び方や活用術も解説 【実食】キャンプにおすすめのフリーズドライ食品15選!軽い・旨い・時短になる5つの理由から、失敗しない選び方まで徹底解説。アマノフーズや無印良品など人気商品を比較。本当に美味しい一品が見つかります。
【豆知識】キャンプ用レトルトは、最高の「防災食」にもなる


キャンプを楽しむ私たちが普段から何気なく使っているレトルト食品。実はこれ、災害時にその真価を発揮する、最高の「防災食(非常食)」になることをご存知ですか?
ここでは、なぜキャンプ用レトルトが防災に最適なのか、そして賢い備蓄方法について、私たちキャンパーならではの視点で解説します。
なぜ、ただの非常食ではなく「最高」なのか?
乾パンやアルファ米も大切ですが、レトルトカレーには、それらにはない大きなメリットがあります。
- メリット1:少ない水で、温かい食事ができる
災害時、水は非常に貴重です。レトルトカレーを湯煎で温める場合、使用するお湯は必ずしも飲めるほど綺麗である必要はありません。雨水や川の水をろ過したものでも十分。これは、調理に多くの飲用水を必要とする他の食事に比べて、圧倒的なアドバンテージです。 - メリット2:「美味しい」という、何よりの心の支えになる
災害時のストレス下において、「いつもの美味しい味」がもたらす安心感は計り知れません。特に、子供たちは慣れない避難生活で不安を感じやすいもの。そんな時、食べ慣れた美味しいカレーは、何よりの元気の源になります。 - メリット3:キャンプでの経験が、そのまま「防災訓練」になる
カセットコンロでお湯を沸かし、レトルトを温めて食べる。私たちキャンパーが普段から行っているこの行為は、電気やガスが止まった状況を想定した、最高の「防災シミュレーション」です。いざという時にも、慌てずに行動できる経験値が、私たちには自然と身についているのです。
賢い備蓄術「ローリングストック」を始めよう
防災食でよくある失敗が、「気づいたら賞味期限が切れていた…」というもの。それを防ぐのが「ローリングストック」という考え方です。
ローリングストックとは?
普段の生活で消費しながら、使った分だけ買い足していく備蓄方法のこと。
これをキャンプに応用するのは、とても簡単です。
- 【買う時】 次のキャンプで食べる分+1〜2食分多めにレトルトカレーを買う。
- 【キャンプで】 計画通りにレトルトカレーを楽しむ。
- 【帰宅後】 使わなかった1〜2食分を、家の「防災ボックス」に入れる。
- 【次のキャンプ前】 防災ボックスから、賞味期限が近いものを取り出してキャンプに持っていく。
このサイクルを繰り返すだけで、賞味期限・消費期限が切れることなく、食べ慣れた美味しい防災食が、自然と家庭に備蓄されていきます。
防災用として特におすすめなのは、「温めずにおいしい」と書かれたレトルトカレーです。これなら、お湯を沸かせないような極限状況でも、ご飯さえあればすぐに食べられますよ。
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キャンプという趣味は、ただ楽しいだけでなく、私たちの「生きる力」を育んでくれるものでもあります。ぜひ、次のキャンプから、楽しみながら賢い防災を始めてみてください。
キャンプのレトルトカレーに関するよくある質問(Q&A)
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ここでは、記事本文では触れきれなかった、皆さんが疑問に思うであろう点をQ&A形式でまとめました。
Q1. 家で作るカレーと、レトルトカレー、キャンプでは結局どっちがいいの?
A1. それぞれに良さがありますが、「手軽さ」と「特別な味」を求めるならレトルトがおすすめです。
手作りカレーは、家族みんなで作る楽しさや、自分たちの好みの味にできるのが魅力です。一方で、野菜の皮むきや煮込み時間、後片付けなど、手間がかかるのも事実。 レトルトカレーは、その全ての手間を省き、キャンプで本当に大切な「のんびりする時間」や「遊ぶ時間」を生み出してくれます。
また、無印良品のグリーンカレーのように、家庭では再現が難しい専門店の味を手軽に楽しめるのも、レトルトならではの大きなメリットです。
Q2. ご飯以外で、カレーに合うおすすめの主食はありますか?
A2. はい、いくつかあります!特に「ナン」と「フランスパン」がおすすめです。
- ナン: 今はスーパーで手軽に手に入ります。焚き火の網の上で軽く炙ると、外はカリッと、中はもちもちになって絶品です。バターチキンカレーとの相性は最高ですよ。
- フランスパン(バゲット): 少し硬くなったパンでも、焚き火で軽く焼いて、熱々のカレーソースにディップすれば、最高のキャンプ飯になります。欧風カレーやキーマカレーによく合います。
Q3. レトルトカレーが余ってしまったら、どうすればいい?
A3. 翌朝の「カレーうどん」や「カレースープ」にするのが定番です!
残ったカレーをクッカーに入れ、水とめんつゆを少し加えて伸ばし、冷凍うどんを投入すれば、最高の〆キャンプ飯「カレーうどん」が完成します。パンがあれば、カレースープとして楽しむのも良いでしょう。食材を無駄にしないのも、賢いキャンパーのテクニックです。
Q4. やっぱり家で作ったカレーをキャンプに持っていきたい!レトルトとどっちが良いですか?
A4. もちろんです!そして、その持ち運びには「大容量スープジャー」が最強の相棒になります。
手作りカレーの美味しさは格別ですよね。レトルトの手軽さも魅力ですが、「やっぱり家の味が一番!」という方も多いはず。問題は、鍋ごと持っていくのは大変だし、食中毒も心配…という点。
そこでおすすめなのが、出発前に家でカレーを沸騰するまで温め直し、750mLクラスの大容量スープジャーで持っていく方法です。
- メリット1:食中毒のリスクを大幅に減らせる
高性能なスープジャーなら、細菌が繁殖しにくい安全な温度帯(60℃以上)を長時間キープできます。 - メリット2:キャンプ場での調理がゼロに
レトルトの湯煎すら不要。到着したら、フタを開けるだけですぐに熱々の手作りカレーが食べられます。 - メリット3:鍋が一つ不要になり、荷物が減る
カレーが入った大きな鍋を持っていく必要がなくなり、パッキングが楽になります。
この方法なら、手作りカレーの美味しさと、レトルトに匹敵する手軽さを両立できます。
▶︎ファミリーキャンプに最適な大容量スープジャーについては、以下の記事で徹底比較しています。


Q5. 子供にレトルトカレーを食べさせる時、他に気をつけることは?
A5. 「アレルギー表示」の確認と、「火傷(やけど)」に注意しましょう。
子供向けと書かれていても、アレルギーをお持ちのお子さんの場合は、必ずパッケージ裏面の原材料表示を確認してください。また、レトルトカレーは非常に熱々になります。特に金属製のシェラカップなどに注ぐと器全体が熱くなるので、プラスチック製の子供用食器に取り分けて、しっかり冷ましてから食べさせてあげるようにしましょう。
もし、この記事に掲載されていないことについて知りたい、さらに具体的なアドバイスが欲しい、といった場合は、お気軽に「お問い合わせフォーム」からご質問をお寄せください。筆者の経験や知識を活かして、できる限りお答えさせていただきます。
手軽さと美味しさを!レトルトカレーで、あなたのキャンプはもっと自由になる


キャンプにおけるレトルトカレーの魅力、お分かりいただけたでしょうか?
「手軽さ」と「本格的な美味しさ」を両立できるレトルトカレーは、もはや手抜きではなく、キャンプの時間を豊かにするための賢い選択です。
この記事を参考に、ぜひあなたのお気に入りの一品を見つけて、次のキャンプに持っていってみてください。焚き火のそばで食べる最高のカレーが、きっと忘れられない思い出になるはずです。
▶︎気温の低いキャンプでは、最後の一口まで驚くほど熱々の美味しさが続くスープジャーを使うのが◎


そして、この「手軽で美味しい」というキャンプ飯の新しい常識を、さらに進化させてくれるのが「フリーズドライ食品」の存在です。
レトルトカレーが「主食」なら、フリーズドライは「汁物やスープ」の専門家。両方を賢く使い分けることで、あなたのキャンプ飯はもっと自由に、もっと豊かになりますよ。
▶︎“汁物”の専門家フリーズドライについて、もっと知りたい方はこちら!





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